ウェーバー(Weber) 店舗・商品紹介!BBQトップブランドの人気の理由や秘密に迫ります
今回は「Weberストア青山店」からお届けします。
「グリルアカデミー」のブックマンさんに「Weberストア青山店」を紹介していただきつつ、商品の特性や選び方などをお聞きしますよ!
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目次
ウェーバー(Weber) のグリルの種類
ブックマンさん:そうですね。全種類置いてあります。
ブックマンさん:Weberのグリルは、3つに大きく分けてあります。
まずガスグリルの中でもこちらのQシリーズは、ちょっと小さめの丸っこい形をしています。
次にチャコールグリル。
そして最後に大きめなガスグリル2つ、こちらは蓋がもうちょっと四角っぽい角ばっているタイプです。この3つに大きく分かれています。
ウェーバー(Weber) :チャコールグリル
ブックマンさん:「Weberといえばこの形、この形といえばWeber」と考えていただけたらと思います。
この形ができたのも、一番最初Weberが生み出した形ですね。
ブックマンさん:1952年から、この形です。
ブックマンさん:海に浮かんでいる浮標(ブイ)ってあるじゃないですか。ぷかぷか丸い、ここだよって船とかに知らせる、あれから来ているんですね。
ブックマンさん:だから、こんな丸い球体型になっています。また丸いことに意味があるんですね。
このグリルの中に熱を閉じ込めて、食材に熱を反射すると、気流のようにぐるぐると循環させるようになっています。
ブックマンさん:そうですね!炭を使って焼くのがチャコールタイプで、ポータブルモデルなどもあります。
ブックマンさん:57cmモデルだと使用する炭の量も多くなるため、炭処理が47cmモデルのようなボウル状の簡易タイプから、より頑丈で取っ手のついたお鍋のようなタイプになります。
このタイプは調理中に突風が吹いても炭が飛散しないし、灰になった炭も捨てやすいという特徴があります。
ブックマンさん:そうですね!この焼き網の下に炭をいれます。
ブックマンさん:十分に熱してから焼き上げるんですね。
ブックマンさん:15分は必ず蓋を閉めて、庫内の温度とグリルの温度を暖めてあげることが大切です。
ブックマンさん:そうですね。時間が経つにつれて、炭が粉状になっていきます。その粉をグリル下部に設置された空気循環機能のプロペラを使って、落としていくことができます。
ブックマンさん:そうです。ただこちらのモデル(ジャンボジョー47cm)はグリルの下に穴が開いているだけで、空気循環装置などは付いていません。
さらに小さなモデル(スモーキージョープレミアム37cm)の場合、下にも穴がなく、上蓋に設置された開閉弁で空気の調整を行います。
これだけコンパクトになると何処にでも持ち運び可能です。
ブックマンさん:こちらのモデル(ゴーエニウェアチャコールグリル)は四角い形状でWeber感が薄れている感じがありますが、足部分を折り畳むことで上蓋を固定することができるため、持ち運びが便利なように作られています。
ウェーバー(Weber) :ブリケット(豆炭)
ブックマンさん:チャコールタイプを使用する際には、「ブリケット」というWeberのチャコールを使っていただくと、より美味しく調理ができます。
ブックマンさん:「豆炭」という言い方をします。木の屑やココナッツの皮を乾燥させたものを、圧縮してまとめた炭です。
ブリケットには木炭とは異なる特徴があります。
木炭は結構、急激に熱して急激に冷めていく感じですが、チャコールというのは、じっくりジワジワ焼いていくのに適しています。
ある一定温度まで上がったら、その温度が約2時間ほど続くという特徴があります。
ブックマンさん:そうですね。燃焼時間はブリケットの方が長いため、炭を使って長時間、じっくりと焼いていくようなブロック肉だったり、丸鶏などの調理に最適です。
ブックマンさん:5kg入りが一袋、1,590円です。
ブックマンさん:47cmのグリルだと、チムニースターターという器具に一杯スレスレぐらいの量になります。
ブックマンさん:5回までは流石に足りないと思いますが3~4回ぐらいは可能です。
ブックマンさん:長時間になる場合には、継ぎ足すこともあります。
ブックマンさん:そうですね。ただその際には、ブリケットをグリルに直接入れるのではなく、スターターで新しく炭を起こしてから付け加えるということをおすすめしています。
理由としては、ブリケットを熱している時の臭いが気になったり、温度が上がらなかったりと問題がでる可能性があります。
ブックマンさん:そうですね! 必須アイテムです!
ブックマンさん:もの凄い簡単です!
このチムニースターターさえあれば、Weber特有のほったらかし作業で火起こしをすることができます。
ヤシの実を砕いて固めたライターキューブを使いますが、こちらは接着剤などのケミカル類を一切使用していないオーガニック製品となり、いやな臭いがしないのが特徴です。
接着剤代わりとしてケミカルなものを使う会社さんが多いですが、お肉に薬品の臭いが付着することもあるため、ナチュラルなものを使っていただくと美味しくお肉が焼けます。
使い方は簡単で、火を点けたライターキューブをチムニースターターの底に設置し、その上にブリケットを入れておくだけ、約15分程で火起こしが完了です。
チムニースターターの底に空気流入口があり、煙突効果で下から上に火が昇っていくようになっています。
ブックマンさん:そうですね。オーガニックの場合ですと、CO2が少ないので臭いも少なく、低温で長持ちすることが特徴です。
木炭では燃焼温度が1,000℃に達することがあり、焼き鳥のような高火力を必要とする調理であれば良いのですが、蓋を閉めてじっくり中まで火を通すような料理の場合には、ブリケットの方が断然おすすめです。
ウェーバー(Weber) :Qシリーズ(ガスグリル)
ブックマンさん:Qシリーズはガスグリルで一番小型の1000シリーズ、2000シリーズ、最も大きな3000シリーズの3モデルになります。
モデル毎の相違点は1000、2000シリーズは火口が1つとなり、1000シリーズの「ブラック」が本日、発売されたばかりです。
ブックマンさん:しかもこの1000シリーズは、グリルやカートを折り畳んで持ち運べるポータブルタイプになります。
2000シリーズは据え置きタイプで、1000シリーズのグリル容量を大きくしたモデルになり、1000シリーズのカートに載せることできるため、ポータブルとの兼用が可能です。
ブックマンさん:私もそうなんですが、ベランダで調理をされる方は結構います。ただベランダで火を使って良いかは個々のマンションで異なりますので、決まりごとを確認される必要があります。
ブックマンさん:ほかのシリーズとの違いは、バーナーのダイヤルが2つあることです。グリル内部を見てもらうと分かりますが、バーナーの系統が2つに分かれており、調理に応じて火の調整が可能になっています。
中のグリル鉄板は、熱伝導性の高い鋳鉄で出来ていてホーロー加工されています。
分厚く重量もありますが、熱すると遠赤外線が放出されるため、ガスグリルでありながらチャコールグリルのように、美味しく中がふっくらした焼き加減に仕上がります。
ブックマンさん:そうです。
ブックマンさん:そこがWeberの気遣いと言いますか、プロ意識という感じで細部に渡って工夫がされています。
ブックマンさん:3000の場合、91,990円します。
ブックマンさん:そうですね。Weberのガスグリルは全て5年保障がついています。例えば取っ手が取れた、蓋の開け閉めが出来なくなったとか、どんなトラブルでもサポートセンターにご連絡をいただければ直ぐに対応致します。
ブックマンさん:チャコールグリルは倍の10年になります!
ブックマンさん:外でずっと雨晒しにしておくと流石に錆は出てきますが、定期的に手入れをしていただくと10年は軽くもちます。
ブックマンさん:我々メーカー側としても、自信を持って商品を提供していますので大丈夫です!
ウェーバー(Weber) :電気シリーズ
ブックマンさん:1000シリーズの1種なんですが電気グリルになります。
ブックマンさん:先ほどのガスグリル同様、焼き網に鋳鉄製の鉄板が使われており、遠赤外線で熱していくようになっています。
また美味しく焼き上げるには、庫内の温度を保つことが大切なため、蓋部分に反射板が設置してあり、熱を繰り返し反射して食材へ戻すという方法がとられています。
ブックマンさん:鋳鉄製の焼き網の下に電熱線が配置してあり、焼き網からこぼれた肉汁などが当たると「ジュッ」と湯気に代わり、それがまた庫内で循環されて食材に旨味を戻す工夫がされています。
またマンションのベランダやバルコニーで調理をしたい場合、火気厳禁の規約がある場所ではガスやチャコールは利用できません。
その点、電気グリルは火気とは見なさず、ホットプレートのような電気機器となるため、安心して使うことができます。
ちなみに、電気グリルは1000シリーズ以外にもあるのですか?
ブックマンさん:残念ながら電気グリルは1000シリーズだけのリリースとなります。
ブックマンさん:そうですね。先ほど、ご紹介した別売りのカート(脚)を購入していただければ取付けて使うことはできます。
またグリル本体に耐熱処理が施されていますので、ご自宅で使われているテーブルなどの上でも、問題なく使用することができます。
ウェーバー(Weber) :spirit2シリーズ(ガスグリル)
ブックマンさん:spirit 2と呼ばれるシリーズです。グリルアカデミーではバーナーが3つあるモデルを使用したと思います。
焼き網は鋳鉄製でホーロー加工がされており、別売りオプションの鉄板も取付けることができます。
2モデルの違いは、基本的にバーナーの数で内部には同じようにガスの火口が入っています。
ブックマンさん:そうです。3口バーナーの方が本体サイズが広いので8~10名様で利用するのに適しています。
ブックマンさん:やはり、火力もQシリーズに比べて、こちらの方が断然強いです。
ブックマンさん:spirit 2 はQシリーズと比べると、グリル内部の火口の数や火の出し方が違うので、ガスの噴射量に差が出ます。
Qシリーズの場合は、ゆっくりと安定して加熱していくという感じです。
ブックマンさん:Qシリーズでは1250番が一番の売れ筋で、日本ではダントツでこのモデルです。やはりガスタイプでポータブルというのが1番大きなポイントです。
ウェーバー(Weber) :GENESIS 2シリーズ(ガスグリル)
ブックマンさん:中にはダッチオーブンがあり、こちらも別売りオプションなんです。
ブックマンさん:お湯を沸かしたり、お肉を焼いている最中にソースを作ったり、寒い日にスープを作ったりできる家庭用と同じタイプのコンロがついています。
ブックマンさん:やはりWeberのガスグリルには、鋳鉄の製品をふんだんに使っていますので、そちらのノウハウを活かした素晴らしいダッチオーブンだと思います。
このGENESISシリーズを日本で持っている人は、結構いるもんですか?
ブックマンさん:こちらのモデルは人気商品の一つなので、そこそこいますね。庭や広いバルコニー、あとは別荘に置かれていたりとかですね。
ブックマンさん:そうですね。焼き網を持ち上げるインサートリフターや掃除に便利な三面ブラシなどがあります。
ブックマンさん:またWeberの商品全てに付いているものが蓋以外にもう一つあるんですが、それがフレーバーライザーバーといいます。
このバーの下に火口などの熱源があり、食材などが落ちて穴が詰まるのを防ぐのはもちろんですが、肉汁がこのバーに垂れたときに蒸発して、その蒸気が庫内を循環して、食材にうま味として浸透していく焼き方がでるようになっています。
ブックマンさん:Qシリーズの場合には、焼き網の形状が三角形になっていて、フレーバーライザーバーの役割をしています。
またチャコールグリルの場合には、炭に落ちた肉汁が瞬間的に蒸発するため、何もせずに同様の効果が得られます。
ウェーバー(Weber) のアクセサリー類
ブックマンさん:私が一番大事だと思うのは、グリルのメンテナンスです。
ウェーバー(Weber) :三面ブラシ
この三面ブラシは使い終わった後、焼き網の清掃をするのに最適です。
手順としては、グリル使用後に蓋を15分ほど閉めて、焼き網をしっかりと熱するとついていた食材などが炭状になっていますので簡単に落とすことができます。
使用後に、毎回洗剤で洗うのが大変だよっていわれるお客様がいるのですが、ご説明すると最初に教えて欲しかったといわれることが多いです。
ウェーバー(Weber) :トング、ヘラ
ブックマンさん:調理をする際、このセットがあると何にでも使え便利です。
ブックマンさん:大きなお肉を掴むときには、非常に便利です。また3点セットなどもありお買い得です。
ウェーバー(Weber) :温度計
ブックマンさん:グリルアカデミーでもご説明しましたが、3Tの中のひとつですね!
食材の中心温度を必ず測るというところで使うため、必需品中の必需品といってもいいくらいです。
ウェーバー(Weber) :カバー
ブックマンさん:あとは雨が降って錆びるのが怖いなと思う方は、グリル全体を覆うカバーですね。
ブックマンさん:そうですね。錆を考えると必需品にもなります。
ウェーバー(Weber) :グローブ
ブックマンさん:あと、必需品といっていいのはグローブですね。焼き網を持ったりする場合に非常に便利です。
ウェーバー(Weber) :鉄ヘラ
ブックマンさん:先ほどの三面ブラシに似ていますが、これはグリル内部を掃除するもので、焼き網をあげて底面に付いている油や焼きカスなどを落としていくものです。
毎回やらなくても大丈夫ですが、2回に1回くらいの割合でグリル内の清掃もしてあげればと思います。
メンテナンスについて
ブックマンさん:そうですね。中濃洗剤で洗うことは1年か半年に1回でも問題ありません。その他は、先ほどの三面ブラシで使い終わった後にゴシゴシやれば綺麗になります。
ブックマンさん:勿論、大丈夫です。逆に新たに何かを焼く前に、必ず一度、ブラッシングしてあげた方が衛生的にも良いと思います。
ウェーバー(Weber) :ウッドチップ
ブックマンさん:ウッドチップには、アップル、チェリー、メスキート、ヒッコリーの4種類があります。
特徴としてアップルとチェリーのフルーツの木のチップは、若干軽いまろやかなフレーバーがでますが、メスキートとヒッコリーはスモーキーさが前面に出てくる感じのフレーバーになります。
テキサスのバーベキューって、ものすごいスモークが使われていたり、バーベキューソースをドバドバかけてっていう作り方なんですが、そういう場合、例えばベイビーバックリブなんかはヒッコリーやメスキートが合います。
アップルやチェリーは、味にもう1ヒント欲しいかなっていう時に最適だと思います。
ブックマンさん:勿論です! オプションのスモーカーボックスにウッドチップを入れて、グリルの焼き網の上に置いて、蓋を閉めるだけで庫内で香りが循環してくれます。
燻製好きの方は、このスモーカーボックスの中に熱く熱したチャコールを入れて冷燻などをされる方もいらっしゃいます。
ウェーバー(Weber) :シダープランク
ブックマンさん:あとウッドチップに似た商品だとシダープランクになります。
水に30分ぐらい浸けておいてから、片面だけ焼いてサーモンや鶏肉などの好きな食材を載せておくという使い方ですね。
ブックマンさん:WOWって驚きがあるのもバーベキューの醍醐味でもあると思うので、WeberではWOWポイントって呼んでます!
おわりに:ウェーバー(Weber)製品の良さをぜひ知ってください
今回はWeberストア青山店から、店舗や商品についてご紹介いただきました!
Weber製品の良さに、1人でも多くの人に気づいてもらえたらと思います。
タナが一番、気になったオプションラインナップは、グリルアカデミーで使ったインフュージョンロースターでした!
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