【BBQのプロ直伝】誰でも簡単!美味しいステーキの焼き方とは🥩

シェフのブックマンさんにBBQ料理を教わります!
本日作る料理は本格ステーキ!
ブックマンさんの特製パウダーで作ったステーキの味は絶品です。

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目次
今回調理する豚の肩ロース
今回は豚の肩ロースをご用意しています。

もう少し大きいですね。500gくらいはあります。
豚肩ロースの美味しい焼き方
豚の肩ロースって2種類あって、脂身が綺麗についている面とそうでもない面があります。
全部脂身が綺麗についていない面の場合、けっこう淡泊な味になっちゃってちょっと硬く感じます。脂身が綺麗についていると脂が肉の中に浸透して、肉汁も外に出にくくなっていきます。だから、肉がジューシーで柔らかいまま保たれます。
脂身を切って削いでしまって、捨ててしまう方もいるんですが、もったいないんですよ。脂身がついたまま調理して、食べる直前に脂身を切ったほうが美味しくなります。

下味の準備 ケイジャンパウダー
それではまずこちらですね。

これはケイジャンパウダーといいます。アメリカのフィラデルフィア州発祥のパウダーなんですが、「ラブ」と言われることが多いんです。

英語で”揉む・撫でる”っていう意味なんですが、ケイジャンパウダーをお肉に馴染ませてあげるようなイメージです。

そうです!くっつけて味を浸透させていくような感じです。ではまずは塩・コショウを振ってください。

ブ粗びきは噛んだらたまにパリッっていくのが美味しいですね!では次にこのケイジャンパウダーをすべて投入してください。

ケイジャンパウダーってほとんどがパプリカとブラウンシュガーで出来ているので、そんなに辛くもしょっぱくもないんですよ。


いちおうチリパウダーがちょっと入っているんですが、ほとんどパプリカで消されちゃうような感じですね。それでこれをペタペタとラブして下さい。


この上に油を注ぎます。この油でお肉をコーティングしていくようなイメージですね。
これでまたペタペタとくっつけていくような感じですね。掛けたのはピュアオリーブオイルです。
皆さんエキストラバージンオリーブオイルを使ってしまう方が多いんですが、エキストラバージンは沸点が低いので煙がすぐに立ってしまったり、焦げ付いたりしてしまうので、ピュアオリーブオイルがオススメです。

ロースティングシールド:【Weber】ロースティングラック+シールドセット
こちら弊社の商品になるんですがWeberのロースティングシールドというものです。

なんでシールドっていう名前が付くかというと・・・

アルミホイル5枚分くらいの厚さですね。これで火が直接肉に触れるのを遮断してくれるんです。
今回の豚肩ロースみたいに肉の塊だと、火を直接通そうとしてしまうと下側だけ丸焦げになってしまいますが、ロースティングシールドを使うと火を遮断するので食材をじっくり焼くことができます。

そうですね。こちらの網でちょっとだけ高さをつけてあげます。これを一緒に利用することによってオーブン調理のようなことができます。

そうですね。真ん中にポンと。

バーベキュー調理開始!
そういえば火のつけ方まだでしたね。必ずグローブを付けて、スイッチをちょっと押していただいて、ダイヤルを雷マークまでセットします。


それでは先ほど用意した肩ロースを焼いていきましょう。

出来上がったものを置くお皿なんかをこちらに準備しておいて調理していくとすごい楽になります。ではコンロを開けていただいて・・

では真ん中にお肉を挿入していきましょう!

あとはコンロのフタを閉めていただいて。

あとは待ちます!

今少し温度が下がったんですが、庫内は200℃くらいをキープしています。遠火で焼く食材っていうのが大体180~200℃がベストな温度なんです。

じっくり火を通すことによって中もジューシーにふっくらと焼き上げることができます。だいたい1時間くらい待ちます。

1時間タイマーをセットして中を見ると「あれ、焼きすぎちゃったかな?」っていうことがオーブン調理でよくあるんですが、それをなくすために、まず50分くらいでセットします。

肉を焼くときに重要な3Tとは?
必ず庫内の温度をチェックするのとタイマーを使うことが大事です。Weberには3T(スリーティー)という言葉があります。

すべて頭文字がTなのですが、まず①Temperature(温度)
必ず出来上がった食材の中の温度を確認する。それが一つ目のTです。
それから②がTime(時間)。必ずストップウォッチで正確に測ること。あとは忘れないために(笑)
最後は③Technique(技術)です。
テクニックは難しそうに思えるんですが、実は一番簡単なことなんです。
一つ目のテクニックは今回のようにロースティングシールドを下に敷くことによって遠火を演出する。
二つ目のテクニックは直接コンロの上に置く直火です。この2パターンがテクニックです。
この3つさえ守っていれば必ず毎回同じようにお肉が焼けます。

指で触ってあとどれくらいだ、みたいなイメージが強いんですが、実際はすべて数字で表せます。

ちなみに、遠火でやるものは180-200℃っておっしゃっていたんですが、それの温度調整ってどこでやってるんですか?
先ほど回していただいたダイヤルが今は「小」になっています。

もう少し回すと「大」になります。

バーベキューコンロ:【Weber】

まず、こちらの赤のコンロは4-6名分です。
こちらの白いのは6-8名分。
奥の黒いコンロが3000シリーズになって、8-10名までです。
ちょっと休憩・・・




お肉完成!
50分後・・・
お肉の一番太いところに温度計を45度くらいでさしてください。

いま58℃、57℃・・少し下がってきていますね。豚肉は63℃です。10分追加しましょう。
10分後・・・

はい、目標は63℃ですね。

あと2分くらい焼きましょうか。

63℃っていうのが最低限の温度なんですよ。これ以下でやってしまうと・・

そうですね。そちらがいちばん怖いので。お肉って牛肉・豚肉・鶏肉の順番に菌が危なくなっていくんです。簡単に覚える方法があるんですけど、牛肉53℃(ミディアムレア)、豚肉63℃、鶏肉73℃。

そうですね。これがいちばん簡単な覚え方です。

牛肉は無菌って言われるくらい菌が少ないんです。切ったら包丁が届いたところに菌が回っていく感じです。なので、切ったらすぐに食べないと生食は危険です。


5分間ほど余熱調理します。

いざ、実食!
5分後・・
分厚いチャーシューのような切り方でいきましょう。

中がピンク色なんですが、真っ白まで焼きたいっていう方がけっこういるんですよ。でも、白くなっていると既に焼きすぎっていう意味なんですよ。豚はピンクがベストです。



ありがとうございます!

ケイジャンパウダーです。

ぎりぎりの温度というのが最大のポイントで、それ以下だと菌が残っていて怖いじゃないですか。それ以上だと焼きすぎて硬くなるんです。長時間とぎりぎりの間っていうのが一番硬くて。

なので基準の温度ぎりぎりを狙うように温度計が必要です。
本日使用したケイジャンパウダーは私のオリジナルなんですが、こちらも皆様にお渡ししているブックメニューに載っていますので、ぜひご覧ください。

はい。特製ケイジャンパウダーです(笑)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ブックマンさんも美味しいBBQ料理を教えていただきありがとうございました!

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