【冬に快適キャンプ】おすすめの寝袋10種、ナンガやColemanでマイナス気温でも快適に!
全世界のみなさん、こんにちは&こんばんは。チームタナのコウヘイと申します!
今回もタナに変わってコウヘイがお送りします!よろしくお願いいたします!
今回は冬のキャンプでとても重要なアイテム「寝袋」をまとめてご紹介いたします。
キャンパー取材で紹介した中から、おすすめの寝袋をメーカー別に9種類、タナ愛用の1種類の合計10種類のご紹介です!
寒い冬のキャンプを快適にするために、寝袋選びはすごく大切ですよね。
取材した中から選んでいるので、寝袋のチョイスに多少偏りがあるかもしれませんが、ご了承下さい。
「冬はどんな寝袋がいいのかな?」
「みんなどんな寝袋を使っているの?」
「寝袋選びで迷っている・・」
など、お悩みのみなさまの参考になれば嬉しいです!それでは冬の寝袋総集編、スタートです!
▼今回の記事を動画で見たい方は、こちらをどうぞ!
目次
冬の寝袋1:【Coleman】シルバートーン
【Coleman】シルバートーンを使うキャンパーさん①
コットスタイルです。
スタンダードインナーという別売りのアイテムです。標準付属のインナーテントは、フルメッシュなので冬は寒いんですよね。
KingCampのコットですね。その上にCAPTAIN STAGのマットとKingCampのインフレーターを敷いています。
寝袋はコストコでColemanを買いました。
地面のデコボコに左右されないので、いいですね。
【Coleman】シルバートーンを使うキャンパーさん②
はい、寒いのでコットを使います。
コットはKingCampで、寝袋はColemanです。コスパがいいのでこれを使っています。
【Coleman】シルバートーンの特長
- 使用温度の目安はマイナス17.8℃以上
- サイズは肩幅が約81.3cm、全長は208.3cm、重量は2.63kg
- 素材は、表地・裏地ともにポリエステル
タナの一言
一万円代でマイナス17.8℃に耐えられるスペックを実現できるのは、さすがColeman!コスパがいいですね。
シルバートーンはマミー型寝袋です。ご覧の通りミイラのような形をしているので、マミー型と呼ばれています。頭まですっぽり被ることができるので、暖かいことが特長です。
また、顔の部分についている紐をギュッと絞れば、寝袋の中の暖かい空気が逃げにくくなります。
使用しているキャンパーさんの感想を聞くと「快適で暖かい」「リーズナブルなのがいい」ということでした。
ポリエステル製なので、簡単に洗えて手入れも楽です。鮮やかなエメラルドグリーンで、テント内を明るく彩ってくれます!
冬の寝袋2:【Coleman】ハイブリッドスリーピングバッグ
【Coleman】ハイブリッドスリーピングバッグを使うキャンパーさん
銀マットの下に2cmくらいのマットが敷いてあります。その上に銀マットを置いて・・
一番上がCAPTAIN STAGのマットです。
これはマミー型と封筒型の間の子みたいな形状の寝袋です。
マミー型は首元が締まるから冬場は暖かいんですけど、足元に窮屈感があって使いにくいなと思っていたんですよ。
これは首元が締まるのに、足元にゆとりがあるので、マミー型と封筒型のいいところを取ったような寝袋ですね。
これはネットで7000~8000円くらいでしたかね。
マイナス2℃で使っても全然寒くなかったですね。
【Coleman】ハイブリッドスリーピングバッグの特長
- 使用温度の目安はマイナス1℃以上
- サイズは、肩幅が約84cm、全長は約216cm、重量は約2.3kg
- 素材は、裏地・表地ともにポリエステル
- 頭はマミー型、足元は動きが楽な封筒型のハイブリッド
タナの一言
このハイブリッド型のいいところは、マミー型のように頭をしっかりと覆ってくれて、足元は封筒型の造りなのでゆったりとしていることです。
Colemanのハイブリッドスリーピングバッグは、畳んだときに少し大きいかな、という感想もありました。その一方で「窮屈な寝袋では寝られない」「何度も寝返りをしたい」という人には最高とのことです。
コンパクト収納よりも、寝心地の良さを重視したい人におすすめです。
冬の寝袋3:【Coleman】マルチレイヤースリーピングバッグ
【Coleman】マルチレイヤースリーピングバッグを使うキャンパーさん
KingCampのコットです。
いえ、何も敷いていないです。Colemanの寝袋そのままですね。
この寝袋は中にもう一枚入っているんですよ。
そうです。春夏は中の2枚でやって、秋冬だと3枚になります。
【Coleman】マルチレイヤースリーピングバッグの特長
- 使用温度の目安は、マイナス11℃
- サイズは肩幅が約90cm、全長は約200cm、重量は約4.9kg
- 素材はポリエステル
- 一番内側がフリース、二番目がミッドレイヤー、三番目がアウトレイヤーの3層構造で季節に応じて対応可能
タナの一言
3枚使えばマイナス11℃まで対応なので、オールシーズン対応できますね。
全長は約200cmですが、マミー型と違い頭部を出して寝るので身長が高い人でも大丈夫です。肩幅も90cmとゆったりめ。
実際に使っているキャンパーさんからは「とっても便利だし、暖かい」「使いやすくて冬でも暖かいのにリーズナブル」「ミッドレイヤーの肌触りが気持ちいい」と好評です。
すべて重ねるとフカフカの布団のようになります。くるくる丸めて付属の収納バッグに入れると少し大きめなので、車でキャンプに行く人向けです。
収納時のコンパクトさよりも、安くて・気持ちよくて・オールシーズン使える便利さを優先する人にピッタリ。
冬の寝袋4:【モンベル】ダウンハガー800 #1
【モンベル】ダウンハガー800♯1を使うキャンパーさん①
今まではテントを中に入れるカンガルースタイルだったんですけど、今回は天気も悪いからコットにしました。
TARAS BOULBAっていう、スポーツオーソリティーのオリジナルブランドです。
14,000円です。
寝袋は旧型のダウンハガーです。
#(ナンバー)っていうんですけど、#1ですね。
まぁ一応・・・という感じですね。
これは寒かったら中に入れようかなと思っています。封筒型のインナーブランケットですね。
【モンベル】ダウンハガー800♯1を使うキャンパーさん②
そうですね。
あと、子ども用2つと・・
妻専用Colemanの寝袋もあります。
【モンベル】ダウンハガー800 #1の特長
- 使用温度の目安は、マイナス9℃まで
- サイズは適応身長183cm、重量は約918g
- 素材は表裏ともに、バリスティック・エアライトという抜群の強度と軽量さを兼ね備えているナイロン
タナの一言
モンベルのダウンハガーは、特許取得のスーパースパイラルストレッチという独自のシステムを採用した、伸びる寝袋として有名。
フィット感がありながらも、抜群のストレッチ性で簡単に寝返りをうてます。その中でも#1はかなりスペックが高い寝袋です。
ダウンの品質はフィルパワーという単位で表示されます。羽毛のかさ高を表現しており、数値が高くなるほど大きく膨らみます。一般的には550~700フィルパワーが良質ダウンといわれ、700以上は高品質ダウンとされています。
モンベルのダウンハガー800 #1は800フィルパワーなので、暖かさと軽さを両立した最高品質ダウンです。
冬の寝袋5:【モンベル】ダウンハガー800 #3
【モンベル】ダウンハガー800 #3を使うキャンパーさん①
コットの上に銀マットとブランケット、あと寝袋2枚。
ダウンハガーの#3くらいですかね。
#3の外に、どこかの4,000円くらいの寝袋です。
暖かいですけど、ちょっと身動きはしづらいですね。
そうですね。でも下はコットなので、意外と悪くないです。
【モンベル】ダウンハガー800 #3を使うキャンパーさん②
ダウンハガーの・・たしか#3だったかな。
マイナス4℃くらいまで大丈夫でね。
はい、最初はサーマレストと2つだったんですよ。
でも、下が岩場だと寝心地がよくなかったので、コットを取り入れたらすごい快適になりました。
便利ですよね!
【モンベル】ダウンハガー800 #3の特長
- 使用温度の目安は、マイナス1℃まで
- サイズは適応身長183cm、重量は約573g
- 素材は、表裏共にバリスティック・エアライトという、抜群の強度と軽量さを兼ね備えているナイロン
タナの一言
先ほどの#1よりスペック的に劣りますが、シンプル機能で#1よりリーズナブルです。
軽量・コンパクト・汎用性に優れ、夏の高山から冬の低山まで幅広く使えます。せっかく寝袋を使うなら、真冬だけでなく他の季節にも使いたいと思っている人にはピッタリです。
冬の寝袋6:【ナンガ】オーロラライト600DX
【ナンガ】オーロラライト600DXを使うキャンパーさん①
AURORA light 600 DXですね。
本当ですか!じゃあこの冬の夜も暖かく過ごせそうですね!
この寝袋はかなり奮発して買いました(笑)
これは55,000円でした。寝袋を妥協したら、冬は死にそうだなと思って(笑)
初めてなのですごく楽しみにして来ました!
【ナンガ】オーロラライト600DXを使うキャンパーさん②
ダウン入りのエアーマットを使います。
かなりいいですね!
快適温度がマイナス14℃くらいですね。
【ナンガ】オーロラライト600DXを使うキャンパーさん③
NANGAの寝袋です。
私のはだいぶ高い。
750と600ですね。男性って暑くなるじゃないですか。なので、僕はそんなにぶ厚いのいらないかと思っています。自分のは普通くらいの650という寝袋です。
【ナンガ】オーロラライト600DXの特長
- 使用温度の目安は、マイナス11℃まで
- サイズは、ショート・レギュラー・ロングの3種類
- レギュラーサイズで適応身長178cm、重量は約1.1kg
- 素材は、表地がオーロラテックス、裏地がリップトップナイロン
タナの一言
NANGAは日本のダウンシュラフメーカーとして有名です。
国内で丁寧に洗浄された上質の羽毛にこだわり、レベルの高い独自の縫製技術で暖かく軽いシュラフを作り上げています。ダウンシュラフのみ永久保証付きなのも、製品への自信の現れですね。
タナはオーロラライト450DXというモデルを使っています。ポリウレタン防水コーディング加工を施したオーロラテックスという高機能ナイロン素材で作られています。
このオーロラテックスとは、防水性を高めると蒸気透湿効果が下がってしまう問題を解決した素材です。シュラフカバー無しで、そのまま使えます。
以前、水ぶっかけテストをしたことがありますが、まったく濡れませんでした。冬の結露で寝袋が濡れて、身体が冷えることを防いでくれます。ただ、コンパクトですが寝袋内が狭く感じたり、寝相が悪い人には窮屈に感じるかもしれません。
冬の寝袋7:【ナンガ】オーロラライト750DX
【ナンガ】オーロラライト750DXを使うキャンパーさん①
これはNANGAの750DXですね。
そうですね。冬場でも十分に対応できます。
【ナンガ】オーロラライト750DXを使うキャンパーさん②
これはモンベルの寝袋です。ダウンハガー#3なので、マイナス5℃くらいまでいけるモデルですね。
もう一つの寝袋はもっとスペックが高いやつですね。
こちらはNANGAですね。マイナス20℃くらいまでいける750DXです。
やはり、値段が高いということもあって、NANGAの方が暖かいですね。
NANGAは外人仕様という感じで広々ですね。私が入っても余裕があります。
【ナンガ】オーロラライト750DXの特長
- 使用温度の目安は、マイナス16℃まで
- サイズは、レギュラーサイズで適応身長178cm、重量は約1.2kg
- 素材は、表地がオーロラテックス、裏地がリップトップナイロン
タナの一言
先ほどの600DXよりスペックが高いモデルです。
750フィルパワーのダウンを使用し、国内のほとんどの厳冬期環境で使用できる高性能モデルのシュラフです。
熱が逃げにくく、保温力が高いボックス型のキルト構造。YKKの噛み込み軽減パーツを使用したファスナーなどの機能性、外気温がマイナス20℃でもスウェットの上下で十分眠れるほど暖かいので、冬の雪山やキャンプに最適です。
冬の寝袋8:【イスカ】スーパースノー1500トレック
【イスカ】スーパースノー1500トレックを使うキャンパーさん
これはイスカの寝袋です。
これは焚き火とかではなく、家で寝てみようと思って使ったら、電球が触れて・・・
あまり覚えていないんですけど・・マイナス10℃くらいまではいけたと思います。だから冬はずっとこの寝袋を使っています。
【イスカ】スーパースノー1500トレックの特長
- 使用温度の目安は、マイナス15℃まで
- サイズは、全長が220cm、肩幅が85cm。重量は約2.8kg。
- 素材は、表地がナイロン、裏地がポリエステル
タナの一言
シュラフを作り続けて45年以上、日本の老舗シュラフメーカーのイスカ。シュラフ専門メーカーだからできる高品質な素材にこだわり、プロの登山家にも評価されています。
スーパースノートレック1500は、中綿を1500g使い保温性を重視した寝袋です。ネックウォーマーには暖かい起毛素材を使ったり、寒さを感じやすい足元にはフリース素材を縫い付けたりするなど、いろいろな工夫がされています。
足元からジッパーで開けることができるため、靴を履いたままでも着脱が可能。車のシートに座ったままでも使える寝袋です。
冬の寝袋9:【スナグパック】ベースキャンプシリーズ
【スナグパック】ベースキャンプシリーズを使うキャンパーさん
右がNANGAで、左がスナグパックです。
NANGAはダウンが900g入っているので、マイナス10℃くらいまでいけます。
スナグパックは化学繊維なんですけど、マイナス5℃くらいまでいけます。
【スナグパック】ベースキャンプシリーズの特長
- 使用温度の目安は、マイナス17℃まで
- サイズは、全長が220㎝、肩幅が80cm。重量は約2.6kg。
- 素材は、表地・裏地ともにポリエステル
タナの一言
スナグパックはイギリス北部に製造工場を持つアウトドアブランドです。コンセプトは「本当に強い寝袋」で、世界各地の軍隊が正式採用しています。無骨なソロキャンパーがよく使っている印象ですね。
撥水性に優れたポリエステルを採用し、高い耐久性・快適性・通気性を持っています。吸水性や速乾性にも優れているので、濡れたり洗濯しても乾きが早いのが特徴です。
中綿はシリコン処理を施して空洞状になっているため、暖かい空気を逃がさない構造です。
快適使用温度はマイナス12℃で、秋冬シーズンにピッタリな日本限定モデルです。
冬の寝袋10:タナが愛用【モンベル】ダウンハガー800EXP
ダウンハガー800EXPの特長
- 使用可能限界温度は、マイナス40℃まで
- サイズは適応身長183cm、重量は約1.46kg
- 素材は、表地・裏地ともにバリスティック・エアライトナイロン
タナの一言
タナちゃんねるを見ていただいている方は知っていると思いますが、タナのキャンプ道具ベスト10に入るくらい愛用している寝袋です。
ストレッチ性が高く寝ていても窮屈ではないところ、いつまでも寝ていたいくらい肌触りがいいところがお気に入りポイントです。
ダウンは保管するときに収納袋にギュウギュウに詰めてしまうと、時間の経過とともに潰れてしまいます。タナはダウンハガー800EXP付属の、ストレージバッグという袋に入れて保管しています。
遠征隊などが使う、極寒地向けのモデルです。
感想・まとめ
今回は冬を快適に過ごせる寝袋を9種類と、タナの寝袋1種類をプラスして、10種類の寝袋を厳選してご紹介しました!
冬用に最高の寝袋といっても、冬山で使用する人は「ハイスペックで暖かいモデルがいい」でしょうし、キャンプ場で使用する人は「暖かさは普通でリーズナブルなモデルがいい」でしょう。寝袋にはいろいろな用途があります。
使用する状況、使用する気温の目安、値段などを考慮して自分の目的に合った寝袋を選んでください。
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