バーベキュー兼用OKな焚き火台おすすめ10選!ソロから大人数向けまでおすすめ商品を紹介!
豪快に肉や魚、野菜を焼いて食べるバーベキューは、キャンプの楽しみの一つですね。バーベキューにはバーベキューコンロを使うのも良いですが、焚き火台でバーベキューができれば荷物が減って身軽になります。
そこで今回はバーベキューも楽しめる、便利な焚き火台について詳しく紹介します。バーベキューできる焚き火台の選び方や多数販売しているブランド、さらにおすすめのバーベキューできる焚き火台も紹介!
「もっと身軽にバーベキューも焚き火も楽しみたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
バーベキューができる焚き火台を選ぶ際のポイント
バーベキューできる焚き火台を選ぶ際のポイントは、キャンプスタイルによって大きく違います。自分はどう使いたいかをしっかり押さえて、ピッタリの焚き火台を選びましょう。
選ぶ際の主なポイントは、以下の4点になります。
ポイント①焚き火台の形状
一言で焚き火台といっても、さまざまな形状の製品があります。それぞれ使い勝手がかなり違うので、特徴をしっかり押さえて、ピッタリの焚き火台を選ぶことが大切です。
火加減の調節が簡単な「浅型」タイプ
皿のような形状やメッシュ生地を張るスタイルの「浅型」タイプ。薪をくべたり、移動したりする「火いじり」がしやすいのがメリットです。
側面が空いている形状なので、市販の30~40cmの薪をそのまま入れられます。薪が燃える様子が良く見え、温かさがより伝わり、迫力ある焚き火を楽しめます。
しかしブリッジの上に五徳や焼き網を置く製品が多く、調理する際にやや安定性に欠けます。また風の影響を受けやすいので、調理中に火の粉や灰が飛んでしまう点もデメリットといえます。
浅型タイプのメリット
- 薪をくべたり移動したりしやすい
- 薪をカットする必要が無い
- 迫力ある焚き火を楽しめる
浅型タイプのデメリット
- 調理する際やや安定性に欠ける
- 灰や火の粉が飛びやすい
バーベキューとの兼用におすすめ「深型」タイプ
火床周りが全て囲われている「深型」タイプ。しっかりとした側面部分に五徳や焼き網を置けるので、安定したポジションで調理できます。安定性の高さは、バーベキューにも適しているといえるでしょう。
ただし側面が囲われているので、薪をくべたり移動させたりする際は、いちいちゴトクや焼き網を外す必要があります。サイズが小さい焚き火台は、市販の30~40cmの薪が中に入りきらないので、薪を短くカットするか炭を使う必要も出てきます。
深型タイプのメリット
- 安定したポジションで調理できる
- 灰や火の粉が飛びにくい
浅型タイプのデメリット
- 薪をくべたり移動させたりしにくい
- 小さいサイズの焚き火台は薪をカットする必要がある
- やや焚き火の迫力に欠ける
ポイント②サイズは使用人数で決める
焚き火台は、使用人数で適したサイズが違います。
「ソロ・デュオ」キャンプと「大人数」キャンプに分けて、バーベキューしやすい焚き火台のサイズを紹介します。
ソロ・デュオなら30cm程度の幅があるものがおすすめ
非常に小さいサイズも販売されている、ソロやデュオキャンプ用の焚き火台。バーベキューを楽しむなら30cm程度のものがおすすめです。
大人数なら40~50cm程度の幅があるとバーベキューを十分楽しめる
ファミリー・グループキャンプなどの大人数キャンプには、40~50cm程度のサイズのものがおすすめです。
これくらいのサイズがあれば、どんどん食材を焼くことができ、待たされるストレスことなくバーベキューを楽しめます。
ポイント③耐荷重をチェック!
バーベキューを楽しめる焚き火台を選ぶ際は、焚き火台の耐荷重もチェックしましょう。
「バーベキューだけ楽しめれば良い!」という場合は、それほど耐荷重は必要ありません。しかしダッチオーブンを使った調理も楽しみたいという場合は、ダッチオーブンにプラスして、食材の重さも考慮する必要があります。
ポイント④焼き網・五徳が付属しているものがおすすめ
焚き火台でバーベキューを楽しみたいなら、焼き網や五徳が付属しているかもチェックが必要です。バーベキューで使える焚き火台であっても、五徳や焼き網が別売りになっている場合もあります。
バーベキューと兼用できる焚き火台が販売されているブランド
各アウトドアブランドから、数多くの焚き火台が発売されています。中でもバーベキューに使える焚き火台を、多数展開しているブランドを紹介します。
ユニフレーム
1985年創業の、新潟県燕市のアウトドアメーカー「UNIFLAME(ユニフレーム)」。「ユニークな炎(フレーム)を創造する」という理念のもと、日本の風土や文化に合ったアウトドアギアを展開しています。
焚き火台「ファイアグリル」も定番となっている名品。高品質で高い耐久性ながら、価格はリーズナブルで多くのキャンパーに愛用されています。またファイアグリルの他にも、さまざまなキャンプスタイルに合った、焚き火台が多数展開されています。
スノーピーク
1958年創業の、新潟県三条市のアウトドアブランド「snow peak(スノーピーク)」。日本のアウトドアシーンをリードする、圧倒的な影響力を持つブランドです。日本だけでなく、世界中にスノーピーカーと呼ばれる愛用者が存在します。
自然保護の観点から焚き火台を初めて発売したのが、実はスノーピーク。
スノーピークの焚火台は、S~LLの豊富なサイズ展開。基本は焚火台本体のみの販売で、使い方によって焼き網や炭床など、オプションで追加していくスタイルです。
焚火台も含めて、耐久性の高さが魅力のスノーピーク製品。さらに永久無料保証制度があり、破損しても無料で修理してくれます。
ロゴス
1928年創業の、大阪のアウトドアブランド「LOGOS(ロゴス)」。「海辺5メートルから標高800メートル」のものづくりを掲げ、さまざまなアウトドアシーンで使えるアウトドアギアを販売しています。
カラフルでデザイン性の高いアウトドアギアやアパレルは、特に若者や女性に人気です。
定番となっている焚き火台「ピラミッドグリル」シリーズは、非常にバリエーション豊富に展開されています。周辺アイテムも多数揃っており、自分好みに焚き火台周辺を作り上げていくのもおすすめです。
キャプテンスタッグ
大地に悠然と立つ雄鹿がトレードマークの、CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)。新潟県三条市で1976年に創業されました。
キャプテンスタッグでは、さまざまなスタイルの焚き火台を展開しています。そのバリエーションの豊富さに目移りしてしまうほど。きっと自分のキャンプスタイルにピッタリな焚き火台が、見つかるはずです。
中でも定番人気となっているのが「ヘキサステンレス」シリーズ。バーベキューにおすすめのシリーズです。
バーベキューができる焚き火台おすすめ5選【ソロ・デュオ用】
ソロキャンプの一番の楽しみといえば食事ではないでしょうか。好きなものを好きなだけ、のんびり楽しむのは至福の時間です。
【LOGOS】ピラミッドグリル・コンパクト
LOGOS(ロゴス)の定番焚き火台「ピラミッドグリル」シリーズ。2002年の初代発売から、根強い人気を誇っています。
特徴的な逆四角錐のデザインは、コンパクト収納と焼き網部分の広さに繋がっています。また、直方体の焚き火台に比べて、より多くの食材を一度に焼けます。
非常にコンパクトに収納できるので、バックパックにスッポリ収まってしまいます。キャンプだけでなく、ピクニックにも気軽に連れていきたい焚き火台です。
- 参考価格:3,980円 ※2022年9月現在Amazon価格
- 組立サイズ:19×19×高さ15cm
- 収納サイズ:24×18.5×3.5cm
- 重量:1kg
- 素材:ステンレス、スチール
- 付属品:収納ポーチ
【BANDOK】焚き火台 LOTUS
飾り気の無いデザインのアウトドアギアが、武骨系キャンパーの支持を集める「BANDOK(バンドック)」。バンドックの「焚き火台ロータス」は、4枚のパネルを組み合わせる、他に無いデザインが魅力の焚き火台です。
側面が囲まれていない浅型タイプなので、薪の補充がしやすくなっています。
組立サイズは幅37cmで、ソロキャンプだけでなく、少人数ならグループキャンプにも充分使えるサイズです。
- メーカー参考価格:7.700円(税込)
- 組立サイズ:37×37×高さ31cm
- 収納サイズ:33×24×3cm
- 重量:1kg
- 素材:ステンレス鋼
- 付属品:収納ケース、焼き網
【DOD】秘密のグリルちゃん
ユニークなネーミングとアイデアのアウトドアギアで、いつもアッと言わせてくれるアウトドアブランド「DOD(ディーオーディー)」。
「秘密のグリルちゃん」は、驚くほど軽量でコンパクトに収納でき、バーベキューも楽しめる焚き火台です。
軽量さが魅力のメッシュタイプの焚き火台は、通常、焚き火のみを楽しむものが大半です。しかし「秘密のグリルちゃん」は、ブリッジが立ち上がっており、バーベキューも楽しめる焚き火台です。
- メーカー参考価格:4,400円(税込)
- 組立サイズ:34×34.5×高さ19.5cm
- 収納サイズ:30×7×5cm
- 重量:610g
- 耐荷重:焼き網/5kg、焚き火網/2kg
- 素材:ステンレス
- 付属品:キャリーバッグ
【UCO 】ミニフラットパックポータブルグリル&ファイヤーピット
キャンドルランタンやLEDランタンなど、キャンプに関する灯りを中心に商品展開するアメリカのブランド「UCO(ユーコ)」。ユーコの「ミニフラットパックポータブルグリル&ファイヤーピット」は、サイドがハート形になった個性的なルックスが特徴的な焚き火台です。
組み立ては非常に簡単で、脚部分と本体を広げるだけ。軽量でコンパクトに収納できる面も魅力です。
- 参考価格:5,762円(税込)※2022年9月現在Amazon価格
- 組立サイズ:24.1×17.8×高さ20.3cm
- 収納サイズ:27×18×3cm
- 重量:832g
- 耐荷重:6.8kg
- 素材:ステンレス
- 付属品:バーベキューグリル、収納ケース、網用ハンドル
【笑’s】笑’s コンパクト焚き火グリル 「B-GO」
アウトドア愛好家の板金屋さんが作ったブランド「笑’s」。焚き火台や薪ストーブを中心に、使いやすいアウトドアギアが人気となっています。
グリル型焚き火台の定番となっている「コンパクト焚き火グリルB-GO」。小さいけれど、調理に大活躍する焚き火台です。
耐荷重は何と10㎏。ダッチオーブンやケトルなども使用できます。
- メーカー参考価格:7,700円(税込)
- 組立サイズ:30.3×17.6×高さ24cm
- 収納サイズ:25.6×17.6×2cm
- 重量:1.15kg
- 耐荷重:10kg
- 素材:ステンレス
バーベキューができる焚き火台おすすめ5選【大人数用】
みんなでワイワイ楽しむグループキャンプの定番料理といえば、やはりバーベキューです。ここではバーベキューはもちろん、さまざまな調理が楽しめる、おすすめ焚き火台をピックアップしました。
【snow peak】焚火台L
1996年に日本で初めて焚き火台をリリースした、スノーピーク。当初は焚き火台の使用に戸惑いの声も多くありましたが、徐々に受け入れられ、今ではスノーピークのアイコン的製品となっています。
飽きの来ないシンプルなデザインと、長期間の使用に耐えうる頑丈さが魅力です。
別売りとなっていますが、焼き網やグリルブリッジなどの関連商品のバリエーションが豊富です。観賞用の焚き火台としての完成度が高い製品ですが、オプションを追加することで、調理用としても非常に使いやすい焚き火台となります。
- メーカー参考価格:17,600円(税込)
- 組立サイズ:45.5×45.5×高さ31.5cm
- 収納サイズ:56×64×3.2cm
- 重量:5.5kg
- 素材:ステンレス
- 付属品:収納ケース
【UNIFLAME】ファイアグリル
UNIFLAME(ユニフレーム)のベストセラー焚き火台「ファイアグリル」。発売後18年を経て、今なお多くのキャンパーから根強い支持を集めています。
大きな魅力となっているのが、耐久性の高さ。燕三条地区の金属加工の技術力の結晶といえるでしょう。
浅型タイプですが、しっかり壁が立ち上がっており、焼き網や調理器具の安定感は抜群です。焼き網を斜めにセットするので、隙間から薪や炭を調整しやすいメリットがあります。
これだけ優秀でも価格はリーズナブル。コストパフォーマンスの高い焚き火台です。
- メーカー参考価格:7,500円(税込)
- 組立サイズ:43×43×高さ33cm
- 収納サイズ:37.5×37.5×7cm
- 重量:2.7kg
- 耐荷重:20kg
- 素材:炉・ロストル/ステンレス鋼、スタンド・焼網/鉄
▼収納ケースとのセットならこちら
【LOGOS】LOGOS the ピラミッドTAKIBI XL ・コンプリートDX
大人数用にもおすすめなのが、ロゴスの「ピラミッドグリル」シリーズ。こちらは一番大きいXLサイズです。幅が50cm以上もあり、かなり大人数でのバーベキューにも充分対応できます。
コンプリートということで、さまざまな調理に使えるパーツが揃っています。ハーフサイズの焼き網2枚、炎から距離を取れるファイヤーラック、五徳が付属。組み合わせ次第で、さまざま調理を同時に行えます。
「キャンプではとにかく調理を楽しみたい!」という方におすすめの焚き火台です。
- 参考価格:31,800円 ※2022年9月現在Amazon価格
- 組立サイズ:53.5×52.5×高さ41cm
- 収納サイズ:53×35×高さ13cm
- 重量:10.8kg
- 素材:ステンレス、スチール、鋳鉄
- 付属品:たき火ゴトク(串焼きプレート付)、アイアンロストル、ファイヤーラック、チャコールデバイダー×2、極太ステンネット×2、収納バッグ
【CAPTAIN STAG】ヘキサ ステンレス ファイアグリル
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)の数ある焚き火台の中で、特に高い人気を誇っているのが「ヘキサステンレス ファイアグリル」シリーズです。こちらは一番大きいサイズになります。市販の30~40cmの薪でも、そのままくべられます。
組み立ては簡単で、スタンド部分と本体部分を広げて組み合わせれば完成します。収納サイズが厚さ6cm、重さが3.8㎏と扱いやすい点も魅力です。
実勢価格は5,000円前後と、かなりリーズナブル。コストパフォーマンスの良さが光ります。
- メーカー参考価格:13,200円(税込)
- 組立サイズ:47.5×41×高さ30cm
- 収納サイズ:57×47×6cm
- 重量:3.8kg
- 素材:本体/ステンレス鋼、バーキュー網・目皿・スタンド/鉄(クロムめっき)
- 付属品:収納バッグ
【Coleman】ステンレスファイアープレイスⅢ
井桁型のキャンプファイヤーのようなデザインが、印象的なColeman(コールマン)の「ステンレスファイアープレイスⅢ」。側面から垣間見える炎が、良い雰囲気を作ってくれます。
直方体のがっちりとした構造で、重いダッチオーブンでも安定したポジションで調理できます。焼き網も広いので、大人数でのバーベキューにも対応可能です。
- メーカー参考価格:23,800円(税込)
- 組立サイズ:41.5×46.5×高さ34.5cm
- 収納サイズ:41.5×30.5×15.5cm
- 重量:5.7kg
- 素材:ステンレススチール他
- 付属品:焼き網、収納ケース
【番外編】焚火台マクライト
私、タナがプロデュースするブランド「TOKYO CRAFTS(トーキョークラフト)」。数多くのキャンプギアを見てきたタナならではの厳しい目線で、アウトドアギアを創り出しています。
TOKYO CRAFTSの「焚火台マクライト」も、バーベキューを楽しめる焚き火台です。
横幅は40cmと比較的大きめで、グループキャンプにも適したサイズです。ですが1kg以下と非常に軽量でコンパクトに収納できるので、バックパック入れてソロキャンプのお供にも連れて行っていただきたい焚き火台です。
- メーカー参考価格:12,900円(税込)
- 組立サイズ:36×40×高さ32cm
- 収納サイズ:21×40×2.5cm
- 重量:929g
- 耐荷重:五徳/7kg、火床/15kg
- 素材:ステンレス
- 付属品:五徳、収納ケース
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バーベキュー兼用可能な焚き火台でキャンプを楽しもう!
今回はバーベキューも楽しめる焚き火台について、詳しく紹介しました。焚き火台でバーベキューができれば、キャンプにバーベキューコンロを持って行く必要がありません。
自分のキャンプスタイルにピッタリの、バーベキュー兼用焚き火台を見つけて、さらにキャンプ時間をのんびりと楽しめるものにしてくださいね。
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