Ujackの高機能・高コスパテントBellowsを徹底レビュー!雨・風に強くオールシーズン使えます【テントバカ】
今回ご紹介するテントは、ようやく手に入れたUjackのBellowsです!
テントの設営方法からたたみ方まで、細かく紹介していきますよ。永久保存版です!
▼今回の記事を動画で見たい方は、こちらをどうぞ!
ご紹介するのはこちらのテントです。
目次
【Ujack(ユージャック)】Bellows(ベローズ)のスペック
今回はこちらUjack Bellowsをレビューします。
テントのスペックはこの通りです。
メーカー | Ujack |
商品名 | Bellows |
価格 | 59,500円(税込) |
組立サイズ | 長さ600×幅380×高さ210cm |
インナーサイズ | 長さ230×幅315×高さ175cm |
リビングサイズ | 開口244×奥行270×高さ200cm |
収納サイズ | 長さ80×幅30×高さ35cm |
総重量 | 約17.2kg |
付属品の確認
グラウンドシートなどのオプションも、収納袋に収まります。
ガイロープは長いのが10本、短いのが8本入っています。
スチールペグは結構多くて23本。先端は尖っていません。
【Ujack(ユージャック)】Bellows(ベローズ)の設営開始!
まずはこのような形に、テント本体を広げます。
前室側から赤のスリーブに赤のポール。次が黒のスリーブに黒のポール、赤のスリーブに赤のポール、最後が白のスリーブに無色のポールの組み合わせです。
ポールはあらかじめ曲げてあるので、スリーブに挿入しやすいです。
ポールをスリーブに入れていきます。広い敷地がある場合は、ポールを全部伸ばしておくと差し込みやすいです。
今回は大きなテントなので、ポールを組み立てた状態で差し込むと、横にいるキャンパーさんの車にポールが当たってしまうことがあります。注意しながら、挿入してください。
すべてポールを差し込むと、このような状態になります。
次にポールの先端に、エンドピンを差し込んでいきます。
ポールをすべてエンドピンで固定すると、このようになります。
左側がテントの後部です。こちらに2ヵ所ペグダウンしたら、立ち上げていきます。
後部のバンドは、半分くらい引っ張った状態にして固定します。
テント後部をペグダウンしたら、立ち上げます。
立ち上がったら、フックをポールに掛けていきます。片側8か所なので、合計16か所です。
これで設営完了です。
各部の仕様確認
すごくスムーズに動きますし、重量感を感じますね。
シーム処理、縫製もめっちゃ丁寧ですね。
ベンチレーターは、前部に2ヵ所あります。固定や開閉はできないタイプですね。
常に開いたままなので、テント内からジップを開いて換気をします。
ペグダウンは前部2か所、後部2か所、両サイド4か所ずつの合計12か所です。
トップシートの取りつけ
トップシートが付属していますので、取りつけていきます!
広げてみると分かりますが、トップシートの大きさが左右で違うんですよね。
短いほうが後ろ側、長いほうが前室側ですね。
トップシートにリングが付いているので、フックに掛けていきます。
ベルクロテープも付いていますので、ポールに掛けてください。
片側の4か所に取り付けたら、トップシートを反対側に持っていきます。
そして同じように、ベルクロテープとリングを取り付けてください。
トップシートはロープつきです。
これは前側のポールにかかったトップシートを絞って、キレイに被せることができます。
ロープはリングに引っ掛けて、自在金具で絞りましょう。
反対側も同じようにロープで絞って、リングに引っ掛けてください。
このようにキレイに、トップシートを張ることができます。
注意点は、前後を間違えないようにすることですね。
あとはガイロープがあると取り付けにくいので、ガイロープをペグダウンする前に、トップシートを取り付けましょう。
トップシートを取り付けることにより以下の効果があります。
- 結露の軽減
- 遮熱、紫外線をカット
ガイロープの取り付け
ガイロープは上部に長いロープ、下部に短いロープを取り付けます。
ポールへ1回転させてから、引っ張ってペグダウンします。
ガイロープを張ると、このようになります。上が長くて、下が短いガイロープです。
ガイロープはクロスさせてペグダウンすると、耐風性が増します。
耐風性は劣るかもしれませんが、個人的には上下のガイロープを1か所にペグダウンするのが、かっこよくて好きですね。
【Ujack(ユージャック)】Bellows(ベローズ)の特長
このテントの売りは、やはりこのスカートです。
ペグダウンして固定すれば、風になびかなくなるので音がしなくなります。
コードストッパーで固定すれば巻き上げることもできるので、空気の流れを作り出せます。
下から空気が入って上から出ていきますので、結露を防止できますね。
そしてもう一つ、Bellowsの最大の特長はこのサイドウォールです!
リングが付いており、タープポールの先端を固定できるのでとても便利です。
サイドウォールが完成しました!
結構たるみがあります。
バックルが付いているので、コンプレッションするとタープのゆるみが解消されます!このバックルは雨だまり帽子ベルトですので、キャノピー上に雨がたまりにくくなります。
このようにサイドウォールを跳ね上がることができるので、かなりタープ部分が拡張されます。
サイドウォールの角度を変えると、影の量を増やすといった調整ができます。
このように完全に巻き上げることもできます。
テント後部でもキャノピーを作れますが、サイドウォールは付いていませんので注意してください。
フライシートの生地は75Dポリエステルタフタで、耐水圧は2,000mmです。
【Ujack(ユージャック)】Bellows(ベローズ)テント内部の仕様
テント内部中央にあるバンドはこのポケットに入れ込めます。
なぜこのバンドを外す必要があるかというと、足に引っかかって転倒する可能性があるからです。
窓の部分のシートはトグルで固定ではなくて、ポケットに入れ込む形です。
雑に丸めてしまうと、風が吹いたときなどに飛び出てしまうので、キレイに丸めてポケットに入れましょう。
フルメッシュにしました。
シートはUV加工されているので、紫外線を99%カットしてくれます。夏でも涼しく過ごせますね。
実寸の測定
横幅から実寸を測っていきます。
一番手前が270cm、その次が330cm、中央部分が370cm、その奥が340cm、一番奥が280cmですね。
奥行きは630cmあります。
高さは手前から170cm、180cm、190cm、150cmです。
インナーの取り付け
これからインナーを付けていきますが、その前にオプションのグラウンドシートを付けていきます。
グランドシートは、4ヵ所をリングにフックで固定します。
インナーテントは、ポケットが付いているほうが前側です。
まずはグランドシートを取り付けた4か所のリングに、インナーのフックを掛けます。
次に本体にリングが5つ付いているので、インナーのフックを引っ掛けていきます。
最後にコンプレッションして、インナーテントの形を整えます。
インナーの外側にポケットが4ヵ所付いていますので、小物などを入れることができます。
このインナーテントの特長は、生地がTC(テクニカルコットン)だという点。ポリエステル65%、コットンが35%です。
TCは結露しない、通気性が良い、夏は涼しく冬は暖かいというメリットがあります。
前後に付いているドアはフルクローズ、フルオープン、フルメッシュにできます。
ランタンフックは2ヵ所。
そして小物入れが2ヵ所。
ポケットが1か所に2つ付いているので、合計4つ付いています。
両サイドにベンチレーターがあります。クローズ、メッシュ、固定にできます。
すべてメッシュにすると、とても風通しが良くなりますね。
角にファスナーが付いているので、電源コードを引き込めます。電気毛布やカーペットなどが使えますね。
かなり広いので横になっても頭が当たりません。
インナーボトムの耐水圧は5,000mmです。非常に分厚いので、雨キャンプをしたときもまったく雨漏りはありませんでした。
インナーマットがオプションであるので、取り付けてみました。専用のマットなのでサイズがピッタリですね。
このテントの使用人数は4~6人です。
テント本体の両サイドのドアは、フルオープンにできます。かなり開放感がありますね。
前室にもランタンフックが付いています。
キャノピーにランタンフックは付いていませんが、トグルやバンドを代わりに使えます。
この前キャンプをしたときは、インナーテントを取り付けるフックにハンガーで服を掛けたりしました。
インナーテントのドアは縦が130cm、横が120cmですね。
ボトムの幅は手前から310cm、奥が260cm、真ん中が290cmです。
奥行きは中央が210cm、サイドが230cm。
高さは一番低い部分が140cm、高い部分が160cmです。
お座敷シートの取りつけ
お座敷シートもオプションでありますので、取り付けましょう。
このお座敷シートも、手前と奥で大きさが違うので注意してください。
合計8か所のフックを、リングに取り付けてコンプレッションします。
取り付けると、縁の部分が立ち上がります。
お座敷シートを寝室にすれば、インナーテントを外してキッチンにすることもできます。
換気時のプライバシー確保
キャンプをしているとプライバシーが気になりますよね。できれば換気の際も外から見えなくしたいものです。
このように下部だけシートを跳ね上げられるので、プライバシーを保護しながら換気ができます。
メッシュを降ろしておけば、虫の侵入も防ぐことができます。
こういう形で1か所だけ取り付けて、調整が可能です。
後部も同じようにプライバシーを確保しながら、換気ができます。
キャノピーの実寸測定
横幅は手前側が260cm、奥側が160cm。
高さは、手前も奥も170cmですね。
【Ujack(ユージャック)】Bellows(ベローズ)のメリット・デメリット
ここで、UjackのBellowsのメリットとデメリットをまとめてみます。
メリット
- 大きくゆとりがある
- スカートを巻き上げて固定可能
- 4シーズン使える
- サイドウォールで雨の吹込みが軽減される
- 雨にも風にも強い
- ファスナーがYKK
- 生地が75Dポリエステルタフタでシーム処理、縫製が綺麗
- インナーボトムの耐水圧が5,000mm、フライが2,000mm
- インナーテントがTC素材、夏は涼しく冬は暖かい
- インナーに電源コードを引き込める
- 設営がしやすい。ポール・スリーブが色分けされている
- オプションが豊富にある
- コストパフォーマンスが良い
要望
デメリットはありませんので、こちらは要望ですね。
- 本体後部にも窓が欲しかった
- 天井にポールを1本追加するなどして、強度を増して半自立型にする
- ガイロープの自在をアルミにする
【Ujack(ユージャック)】Bellows(ベローズ)の撤収
インナーテントの入り口を少し開けておくと、畳むときに空気を抜きやすくなります。
テント本体は、設営とは逆の手順で撤収します。
ポールの先端からエンドピンを抜くときは、ロープを足で踏むと簡単に抜けます。
真ん中に縫い目があるので、縫い目を中心に折っていきます。
撤収が完了したので、収納時の実寸を測定します。
長さが80cm、横が35cm、高さが30cmですね。重さは約16kgでした。
おわりに
今回は、Ujack Bellowsを徹底解剖しました
デメリットがないくらい、素晴らしいテントでしたね。みなさんもぜひ参考にしてください!!
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