CAPTAIN STAGトレッカーソロテントUVをレビュー!軽量・コンパクトで細やかなこだわりアリ【テントバカ】
今回はCAPTAIN STAGのトレッカーソロテントUVのご紹介です!
以前、スタンディングテープを視聴者様から提供していただきましたが、今回も同じ方が動画のお礼として提供して下さいました。
トレッカーソロテントUVは、かなり良いとの評判を聞きますので、とてもワクワクしています。
▼この記事を動画でご覧になりたい方はこちら!
今回ご紹介するのは、こちらのテントです。
目次
【キャプテンスタッグ】トレッカーソロテントUVの仕様
それでは、これから設営をしていきます。
まずはスペックの確認です。
- メーカー名:CAPTAIN STAG
- 商品名:トレッカーソロテントUV
- 価格:14,339円(記事作成時)
- 収納サイズ:39×18cm
- 重量:約2.16kg
【キャプテンスタッグ】トレッカーソロテントUV 付属品の確認
収納サイズは非常にコンパクトですね。
取扱説明書は収納袋に縫い付けてあるので、設営の時は確認しながら作業しましょう。
フライシート、インナーテント、ポール、アルミペグ×10本、リペアポール、ガイロープ×3本が入っています。
【キャプテンスタッグ】トレッカーソロテントUVの設営手順を細かく解説!
まずはインナーテントを広げて、ポールを取り付けます。
ポールは赤と黒で色分けされているので、インナーテントの四隅の色と同じにしてください。
ポールの先端を、バンドのハトメに色を合わせて差し込みます。
次はインナーフックをポールにはめ込みましょう。
天井部分のフックから取りつけて、次にサイドのフックを取りつけていくとスムーズです。
Aポールで風に強そうですね。
ソロテントはうお座型やクロスフレーム型が多いんですが、Aポールは珍しいです。
A型
引用元:CAPTAIN STAG公式サイトより
うお座型
引用元:CAPTAIN STAG公式サイトより
クロスフレーム型
引用元:CAPTAIN STAG公式サイトより
フライシートを取りつけました。四隅にロープがついているので、このように結んで固定します。
このフライシートは珍しいことに、ハトメがついています。
インナーのハトメと一緒にポールで固定して、バンドでコンプレッション。
これでペグダウンをして設営完了です。
ペグダウンは4隅と前室部分2ヵ所、後部に1か所の計7か所となります。
鹿番長のロゴもいい感じ。
アイテム名も入っています。
バンドはすごくしっかりとつくられています。
縫い目もかなり補強してあり、耐久性が高そう。
ベンチレーターは両サイドについており、開閉可能。
つっかえ棒もついています。
生地はポリエステル210タフタ。厚みがあり縫製も綺麗です。
シーム処理もていねいです!
入り口のジッパーの動きはとてもスムーズ。
ここまで大きく開くのは珍しい。
入り口の生地はポケットに入れて収納できます。結ばなくていいので時短になりますね。
ランタンフックあり。
小物入れは1か所。
このテントの特長は、インナーの両サイドにメッシュにできる窓がついていることです。
左右で窓の大きさが少し違います。面白い造りですね。
普通と違う構造になっていると、面白くてテンションが上がってきますね。
ノースイーグルのテントで天井にベンチレーターがついているものはありましたが、今回のようにサイドに付いているのは初めてです。
フライシートを留めるのも一般的なトグルとは違って、コードストッパー方式になっています。
インナーの生地は、ポリエステル185タフタ。
ボトム生地は、ポリエステルオックスフォード 150デニール。かなり生地がしっかりしていますね。丁寧な仕事をしています。
インナーの出入り口は3分の1がメッシュになります。
それでも、サイドの部分と合わせてメッシュが多いので、通気性がよさそうです。
インナーとフライのあいだはかなり隙間があり、密着しないようになっています。
前室はけっこう広いので、調理もできそう。
*テント内での火器使用は自己責任でお願いいたします。
ただ、フライ出入口のジッパーは上からは開けられないので、換気が難しいですね。
前室の幅は約60cmです。
このまま煮炊きをすると結露しやすいですね。シートを下記の画像のように少し上げれば、多少はよくなると思います。
全長は210cmあるので、寝転がるのはまったく問題なし。横のサイズもちょうどいいです。
キャノピー(ひさし)を作ってみました。ポールは付属していませんので注意してください。
今回は130cmのポールを使用しています。
130cmのポールだとキャノピーが本体側へ傾斜がついています。
これだと雨水が溜まってしまいます。
ポールの節を外して95cmにしたら、キャノピーが外側に傾斜したので雨水は流れやすくなります。
これはあくまで自己責任ですが、クランプを付けて雨の通り道を作るとさらに雨水が流れやすくなります。
ただしポールを短くしたので、出入りする際に少し不便になります。
このようにトレッキングポールを使って、キャノピーを作ることも可能。
トレッキングポールの地面に接する部分のキャップを外して、先端の尖った部分をハトメに差し込みます。
トレッキングポールだと長さの調整が可能です。
このように片方だけ短くすれば、雨水が流れていきます。出入りもそれほど不便にはならないでしょう。
自分のように人見知りが激しい場合は、迷彩ネットを目隠しに使ってもいいですね。
このネットのサイズは縦200×横100cmです。
上はポールに引っ掛けて、下はポールで踏んでいるだけなので取り付けも簡単。
これでもしっかり固定できます。
ホースで水をかけて【キャプテンスタッグ】トレッカーソロテントUVの耐水圧実験
それでは耐水圧実験をしていきましょう。
ホースでたっぷりと水をかけます。
フライシートはしっかりと撥水しています。
テント内部も問題なさそうです。漏れだしていません。
次にボトムの耐水圧実験です。四隅がシーム処理してあるので、このあたりで試してみます。
洗面器に浸けて、もみもみしていきます。
ボトムも全然漏れてないですね。
【キャプテンスタッグ】トレッカーソロテントUVのUV加工について
UV加工というと、「UPF50+」など等級の表示がありますが、トレッカーソロテントUVには等級の表示がありません。
ちなみに、UPF50+は紫外線を99%カットするという意味です。このテントは細かい記載がないので、どれくらいUVカットをしてくれるかわかりません。
今は少し日が照っていますが、少し暑いですね。
【キャプテンスタッグ】トレッカーソロテントUVのメリット・デメリットまとめ
ここで、メリットとデメリットをまとめてみましょう。
メリット
- コンパクト、軽量
- ポールが色分けしてある、吊り下げ式インナーで設営が簡単
- 生地に耐久性があり、縫製が綺麗でシーム処理もていねい
- インナーに開閉可能なベンチレーターがあり、換気調整しやすい
- インナーの出入り口がかなり大きく開く
- 出入口の生地をポケットに入れ込むだけで収納ができる
- キャノピーでさまざまなアレンジが可能
- テントが低く、フレームも頑丈なため耐風性がある
デメリット
- UVカットの表記が欲しかった
- 暑い時期はタープを併用したほうがいい
- インナー出入口のメッシュが少し小さい
【キャプテンスタッグ】トレッカーソロテントUVの撤収
一度使用したあとは、下記のようにスペックよりも少し大きくなりました。収納袋が少し小さいため、テントをしっかりたたまないと入れにいです。
重量はスペック通りの約2.1kg。
収納袋は撥水はしますが、縫い目にシーム処理はされていないため水漏れします。
さいごに
今回はCAPTAIN STAGのトレッカーソロテントUVを徹底レビューしました!
購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください!
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