ソロキャン!炭火を使ってイチから和牛ハンバーグを作ってみた
目次
さあ!ぼちぼち食事の支度を始めましょう!
さあ、なんといってもお楽しみは炭火で作る晩ご飯。美味しい料理を作るためには、丁寧な下ごしらえが大切です!
取り出したのはおなじみタナ料理長愛用のマイ包丁
マイ包丁を取り出します。タナ料理長愛用の、貝印の包丁「旬」です。貝印は明治41年に創業した老舗の刃物メーカーで、ここの包丁は海外の有名なシェフたちも愛用しているんですよ。包丁表面の、波紋のような模様が美しいでしょ。包丁を傾けてキラキラさせたり、カットボードをさ〜っと撫でてシャキ〜ンという音を楽しんだり……いつものように、しばし包丁と二人っきりの世界に入ります。大切な儀式です。(笑)焚き火のときに切れ味を試したホーグのナイフも使いますよ!
まずはジャガイモの下ごしらえをします
まずは、ジャガイモの下ごしらえです。新ジャガなので皮付きのままでOKです。さっと洗うか、タナのように濡れ手ぬぐいで拭くなどしてください。最初に半分に切ってから、少し厚めに輪切りにして拍子木型にカットします。そう!フライドポテトを作るんです。ファストフード店や冷凍など、いつでもどこでもフライドポテトって食べられますが、自分で作ると格別に美味しいんですよね。1本の大きさや厚さはできるだけ揃えたほうが、揚げるときに同じ速さで火が通ります。
和牛ハンバーグの下ごしらえをします
次に牛肉の下ごしらえをします。今回は和牛を使った贅沢ハンバーグを作っちゃいます!
1.まずは、ステーキ用の和牛を包丁で細切りにします
2.次にそれを細かくサイコロ型に切ります
3.さらに細かくなるよう、包丁で縦横に丹念に叩いてください
4.ず〜っと頑張って叩いていると粗めのひき肉状態になります
5.次に、ちょっとサシの多い部分の和牛も、同様に包丁で細切りにしてから、丹念に叩きます
手作りの和牛ひき肉の出来上がりです! 時間はちょっとかかりますが、手で叩くと適度に粗い感じになります。肉はまとめて木のボールに入れておきます
ちょっと大変だけど、この手間をかけた分、後でメチャメチャ美味しいハンバーグになってくれるのでワクワクなタナです!
タナ料理長秘伝のソースを大公開
だんだんと周囲は暗くなってきました。オレンジ色のランタンの光がいい雰囲気です。次に作るのは登場したのは、タナ料理長秘伝のソース! 2種類のスパイス、エルブ・ド・プロバンスとポワブルローゼを使います。
【タナ料理長の豆知識】
エルブ・ド・プロバンスは、南仏のプロバンス地方で使われているミックスハーブです。タイム・セージ・フェンネル・ローレル・ローズマリーなどを乾燥させてミックスしたもので、魚や肉の臭みを抑えて香り付けするのにぴったりな万能ミックスハーブになります。キャンプの時にも重宝するハーブです。そして、ポワブルローゼは、英語ではピンク・ペッパーと呼ばれるもので、コショウボクの赤色の実をフリーズドライ乾燥したものです。香りや辛味が弱めで、美しいバラ色は料理のアクセントになります。ステーキやマリネ、サラダ、ムニエルなど、こちらも万能選手です。
さあ、美味しいソースを作りましょう!
- まず、小さなお皿にポワブルローゼとエルブ・ド・プロバンスを取り出します。最初に、木のすり鉢にポワブルローゼを入れて木のすりこぎですり潰します。ふわ〜っといい香りが広がりますよ
- そこにマヨネーズを投入! よ〜く混ぜてください。
- 今回は「スカーリアさんのアンチョビ フィレ」を使います。イタリア・シチリア産のアンチョビです。ウサギのシェフが魚釣ってます(笑)
- アンチョビを2枚取り出して、ナイフで細かくなるまで叩きます
- これをマヨネーズに入れ、さらにエルブ・ド・プロバンスも入れよく混ぜてください
このアンチョビハーブマヨネーズソースは、フライドポテトにもお肉にもお魚にも合いますよ。また、野菜スティックとかクラッカーとかバゲットとかにつけて食べても美味しいので、キャンプのときちょっとお酒の肴が欲しいな〜なんていうときにも便利です!
【本日のタナの愛用品】
ちょっと小ぶりのナイフがあると、細かく食材を切ったりフォーク代わりに使ったりと、何かと重宝します。
- エムカスタ MCUSTA MC-0114BD 槌影
・重量:120g
・全長:195mm(刃渡り:85mm)
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さて、次のページからは実践! まずはフライドポテトから始めましょう! お腹の空いている人は注意してくださいね!