タンスのゲンのコット用テントを徹底レビュー!ハイ・ローどちらのコットも取付OKです【テントバカ】
今回ご紹介するのは、SNSでも話題の『タンスのゲン コット用テント』。
実際にコットも取りつけて、いろいろと試してみますよ!
▼今回の記事を動画で見たい方は、こちらをどうぞ!
目次
【タンスのゲン】コット用テントのスペック
収納袋の中身
収納袋の中には、インナーテント。
フライシート。
インナーテント用グラスファイバーポールが2本。
キャノピー用スチールポール2本。
スチールペグが14本と、キャノピー用外ローブが2本入っています。
ガイロープは、フライシートにあと4つ付属しています。
【タンスのゲン】コット用テントの設営
まずは、インナーテントを広げます。
次に、グラスファイバーポールを組み立てます。組み立てたら画像のように、ポールをX状に配置。
それぞれのポールの先端は、はと目に差し込んでください。全部で4カ所です。
ポールを画像のように立ち上げ、インナーテントのフック12個をポールに取り付けます。
天井のポールの交差部分は、トグルで固定します。
4ヵ所ペグダウンします。
フライシートを取り付けます。
フライシートの裏側にはヒモがついてるので、ポールを結びつけて固定してください。
足元にはバックルがありますので、インナーのバックルに取り付けます。
前室・後室のペグダウンをします。
これで、コットなしバージョンの立ち上げ終了です。
テントの機能
コットをつける前提で設計されているので、裾が長く、スカートも大きめですね。
天井部にベンチレーターが2ヵ所あり、開閉固定可能です。
【タンスのゲン】コット用テントの内部紹介
入り口はファスナー式で、スムーズに動きます。
出入り口のフライシートは、トグルで固定しておくことができます。
ちなみにフライシートの生地は、190Tポリエステル。耐水圧が2000mmある、結構すべすべした生地です。
インナーテントの中に入りました。
そして小物入れが、両サイドに2つずつついています。
出入り口は前後両方にあります。
テント内の過ごし心地は?
横幅はあまりないですが、長さはあります。実際に測ってみたところ、縦の長さは約190cm。
ほとんどの方が頭がつかず、快適に寝られるのではないでしょうか。
高さは95cmあり、頭はギリギリ当たらないです。
出入り口を閉めて、前室をつくるとこのようになります。それなりに広さはありますね。
ただフライの傾斜が強いので、前室での調理は微妙かもしれません。
キャノピー立ち上げ
それでは、キャノピー立ち上げにうつります。
キャノピー用ポールは、中のヒモでつながっています。それらを組み合わせて、1本にしましょう。
次に、はと目にポールの先端を差し込みます。
ポールを立てて、ガイロープを引っ張りテンションをかけましょう。
これでキャノピーの立ち上げは完了です。
【タンスのゲン】コット用テントへのコットの取りつけ
今度は、コットを取り付けた場合の立ち上げです。
ローコットバージョン
まずは、コットの上にインナーテントを乗せます。今回使うのは、『ヘリノックス ライトコット』です。
テントの裏に4カ所バンドがついてるので、それをコットの4隅にかけましょう。
次に、上からフライシートをかけます。
長さが合ってないので、ちょっとずれました。
ペグダウンは、ガイロープ4本、前室後室各2カ所の計8本のみでOKです。
インナーテントは浮いてるので、ペグダウンは不可です。
ローコットバージョンを実際につかってみた
地面からの冷気を感じることなく、横になれます。
ローコットバージョンでも、前室は有効活用できそうです。
ただし、巻き上げ固定はできません。
ローコットバージョンでも、キャノピーは作れます。
ハイコットバージョン
取り付ける要領は、ローコットバージョンと同じです。
ハイコットは長さ192cmなので、ピッタリはまってますね。ペグダウンのみガイロープの4カ所に減ります。
ハイコットバージョンを実際に使ってみた
ハイコットの方が、見た目はいいかもしれません。
ハイコットバージョンだとペグダウンが4カ所なので、フライシートがばたついて風が入ってきます。
インナーもフルメッシュなので、冬にこのスタイルは厳しいです。
ハイコットだと椅子のようにもつかえるので、こんな感じの使い方もできます。
【タンスのゲン】コット用テントの耐水圧実験
テントに、けっこうな量の雨を降らせてみました。
ちゃんと撥水してくれてますね!
中も濡れていません。
ちなみにボトムはコット使用前提なので、シーム処理はされていません。
【タンスのゲン】コット用テントのメリット・デメリットまとめ
それでは、使ってみてわかった「タンスのゲン」コット用テントのメリット・デメリットをまとめます。
メリット
①軽量かつコンパクト
ポールまで合わせて3kgと、持ち運びがラク。徒歩やバイクキャンパーさんにもおすすめです。
②値段が安い!
格安6,980円でテントが買えるのはいいですね。
③どちらのコットでも使用可能
ローコットでもハイコットでも、使用可能です。どちらでもキャノピーが作れます。
④シーム処理や縫製がていねい
ていねいな処理が施されてるので、雨漏りの心配もいりません。
デメリット
①インナーテントがフルメッシュ
フルメッシュなので、使える季節や環境を選びます。
②コットとテントのサイズが合わないとダメ
インナーテントとコットのサイズが合ってないと、ゴムバンドでしっかり固定ができません。185cmのコットでは厳しいですね。
4隅のゴムバンドではなく、横に2本バンドを使いバックルで固定した方が安定したと思います。
コットの種類の季節による使い分け
夏:ハイコット
夏にはハイコットがおすすめです。風が入ってくるので、とても涼しく過ごせます。
冬:ローコット
反対に、冬にはローコットがおすすめです。風の侵入を防げるので過ごしやすいと思います。
【タンスのゲン】コット用テントの撤収
最後に、「タンスのゲン」コット用テントの撤収です。
フライシートは半分に折った後、3等分にして折り曲げます。
インナーテントは縦に半分、もう1回半分に折ってフライシートの上に置きます。
ポールを置き、それに巻き付けるようにインナーとフライをまとめましょう。
バンドでとめて、収納袋にいれたら終了です。
おわりに
今回は、タンスのゲンのコット用テントを徹底解剖しました
とてもリーズナブルな万能テントです。みなさんも購入を検討してみてはいかがでしょうか?
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