焚き火台(折りたたみ式)のおすすめ10選!選び方のポイントを解説
キャンプで主に調理や焚き火の鑑賞などで活躍する焚き火台。
ただ焼くだけの調理から、付属品を使えば「煮る・蒸す・燻す」など凝った調理もできます。
夜には焚き火台を囲み、暖かい炎を見ながら、ゆったりとした贅沢な時間を過ごせるため、焚き火台は今や、キャンプで欠かせないアイテムです。
そこで今回は色々販売されている焚き火台の中でも、持ち運びや収納面に優れた、折りたたみ式焚き火台のご紹介です。
ソロ向けや、ファミリー向けなどキャンプスタイル別にご紹介していきます。
また選び方のポイントも詳しくお伝えしていくので、ぜひ折りたたみ式焚き火台を選ぶ時の参考にしてみてください。
目次
焚き火台(折りたたみ式)の選び方のポイント
焚き火台はキャンプに欠かせないアイテムのため、色々なメーカーから販売されており、何をポイントに選べばいいのか悩む方が多いと思います。
折りたたみ式焚き火台の選ぶポイントは以下の8つです。
この8つのポイントを押さえて自分にあった焚き火台を選んでいきましょう。
収納・組み立てしやすいものを選ぶ
折りたたみ式焚き火台の、収納や組み立ての仕方は、大きく2パターンに分かれます。
1つ目は、折りたたまれている焚き火台を広げれば完成、逆にたためば収納できる商品で、収納も組み立てもしやすいため、特にキャンプ初心者や焚き火初心者の方におすすめのタイプです。
2つ目は、折りたたまれている焚き火台のパーツを広げてから、他のパーツを指定の場所にはめ込んで組み立て、収納時は他のパーツを外してから折りたたむ商品で、収納や組み立てに少し手間取る場合があります。
パーツを外せる部分があるため、よりコンパクトに収納できる商品が多く、キャンプ道具の積載量を最小限にしたい方におすすめのタイプです。
薪が入れやすいサイズか確認する
薪の入れやすさも重要なポイントです。調理や鑑賞時、焚き火の炎を絶やさないためには、薪を焚べ続ける必要があります。
焚き火台が小さいと斧やナイフを使って、薪割りしなければ薪を焚べられない場合があり、予め使う薪の量を予測して、焚き火台に収まるサイズの薪を用意しなければなりません。
薪割りを楽しむキャンパーもいますが、できるだけスムーズに焚き火を楽しみたいという方は、薪(市販の薪は長さ30〜40cm程度)よりもひと回り大きい焚き火台を選びましょう。
どれくらいの耐荷重があるか確認する
焚き火台には耐荷重が定められていて、耐荷重をオーバーして焚き火台に負荷をかけてしまうと、焚き火台の破損、更には破損が原因で炎が周りに引火し、火災の原因にもなります。
焚き火の鑑賞だけを楽しむ場合は、そこまで重視するポイントではありませんが、色々な調理器具を使って、調理を楽しみたい方は必ず確認しておきたいポイントです。
キャンプで使用したい調理器具の重さを把握して、使用できる耐荷重の焚き火台を選びましょう。
ゴトクなどオプションを使用しやすいか確認する
焚き火調理を楽しみたい方は、焚き火台に付属しているゴトクや、別途購入して使用するオプション品などの使いやすさも確認しましょう。
付属・オプション品には、調理器具を乗せるためのゴトク、BBQするための網やプレート、鍋を吊るせるトライポッドなど、調理の幅を広げるアイテムが色々と販売されています。
基本的に焚き火台専用の付属・オプション品が使いやすくできていますが、焚き火台専用の付属・オプション品でも、バランスが取りにくかったり、焚き火台にフィットするがゆえに脱着がしにくかったりと、使用しづらい場合もあります。
なるべく焚き火台に固定できるものや、使用時に脱着しやすい付属・オプション品がある焚き火台を選びましょう。
耐久性のある素材か確認する
焚き火台に使われる素材は主に3種類に分かれます。
- チタン製
- ステンレス製
- 鉄製
それぞれの特徴をお伝えしていきます。
〈チタン製〉
耐久性があり、硬く錆びにくい上に軽量な素材です。しかし他のステンレスや鉄に比べて高価な商品が多く販売されています。
高価でも、軽量で耐久性がある焚き火台を探している方はチタン製がおすすめです。
〈ステンレス製〉
チタン製と同じく耐久性があり、硬く錆びにくいですが、チタン製に比べて重くなります。
ある程度重くても、耐久性がある焚き火台で、なるべく価格を抑えたいという方はステンレス製がおすすめです。
〈鉄製〉
チタンやステンレスに比べて錆びやすく、耐久性は劣ります。錆びやすいためメンテナンスに手間がかかりますが、独特な経年経過を楽しめるため、耐久性より経年経過を楽しみたいという方は鉄製がおすすめです。
キャンプスタイルに合う持ち運びしやすい重さを選ぶ
焚き火台はキャンプに持ち運んで使うため、持ち運びや設置・撤収のしやすい重さの焚き火台を選ぶのもポイントです。
1人でキャンプするソロスタイルは、持ち運びや設置・撤収を全て1人で行うため、軽量であればあるほど扱い安く、1kg前後かそれ以下の軽量な焚き火台がおすすめです。
またソロスタイルだけではなく、移動手段が徒歩やバイク・自転車の場合もなるべく軽量な焚き火台が持ち運びやすく積載量も減らせます。
一方、数人でキャンプするグループキャンプやファミリーキャンプでは、複数人で持ち運びや設置・撤収を行えるため、そこまで軽量にこだわらなくても問題ありません。
ただしキャンプ道具を持ち寄り、グループで使う場合は、家からの積載や片付けなど1人で行うこともあるため、なるべく軽量な焚き火台を購入しておけば、様々なシーンで使えるため便利です。
地面との距離が近過ぎないか確認する
調理や焚き火の鑑賞で焚き火を長時間する場合、焚き火台の底と地面の距離が近いと地面へのダメージが強くなり、地面が焦げ火災の原因にもなります。
また、焚き火の熱が地面に伝わらないように作られている「焚き火台シート」を一緒に使う事で、より安全に焚き火を楽しめるので焚き火台と一緒に揃えておくと良いでしょう。
調理・鑑賞など用途に応じた形を選び
焚き火台の形は、大きく「浅型」と「深型」の2種類に分かれます。
浅型は火加減の調節が簡単で、深さがないため薪を焚べやすく、火いじりもしやすいのが特徴です。焚火の炎も深型に比べ見やすいので鑑賞用に向いています。
また浅型の商品は、比較的シンプルな焚き火台が多く、設置や撤収がスムーズにできるため初心者の方にもおすすめです。
焚き火の際、風の影響を受けにくくするリフレクターを設置したり、周囲に燃えやすい道具がないか確認したりと、周囲に配慮して安全に使用しましょう。
一方、深型は火元が焚き火台に囲われているため、風に強く火の粉が舞いにくいのが特徴です。深さがあり、薪を重ねやすいため火力も出しやすく調理に向いています。
深型の焚き火台でも、薪の移動がしやすい長めの火ばさみがあると、火力調節がしやすくなります。
焚き火台の購入と一緒に、火ばさみも揃えておくと便利です。
焚き火台(折りたたみ式)の軽量・ソロ用おすすめ5選
ここからは軽量でソロ用におすすめな、折りたたみ式焚き火台5選のご紹介です。
軽量なだけでなく、選び方のポイントを押さえた特徴もお伝えしていきます。
※商品の価格表記は基本的に公式サイトの価格ですが、一部Amazonの価格を表記しています。
LOGOS theピラミッドTAKIBI M
有名なアウトドアメーカーのLOGOSが販売している、ゴトクと串焼きプレートが標準装備されている焚き火台です。
焚き火台のパーツは6個のみで、折りたたまれているパーツを広げ、その他のパーツをはめ込んでいきます。パーツを重ねて約10秒で組立てが可能なため、設置も撤収も簡単にできます。
焚き火台の構造は、地面に優しい灰受けを備えているため、焚き火台シートと併用すれば、地面にダメージを与えることなく安心して使用可能です。
焚き火台を購入すれば、ゴトクと串焼きプレートが標準装備されていますが、網や鍋を吊るせるトライポッドなど別売りのオプションが豊富に揃っていいるため、オプション品の購入で更に焚き火調理の幅が広がります。
また、耐荷重性能にすぐれたゴトクを標準装備しているので、ダッチオーブンの直置きができるのもうれしいポイントです。
組み立てが簡単で、初期装備からゴトクなど揃っているため調理を楽しみたい方や、ソロキャンプ初心者の方におすすめです。
【スペック】
- 価格:9,300円(税込)
- サイズ:(約)36×35×22cm
- 収納サイズ:(約)35×19.5×7cm
- 総重量:2.2kg
- 主素材:ステンレス
- 付属品:焚火ゴトク(串焼きプレート付)、ワイヤーロストル、収納バッグ
DODひみつのグリルちゃん
ネーミングセンスにインパクトのあるDODが販売している、ポケットに入れて持ち運べるほど超軽量でコンパクトな焚き火台です。
組み立ては、折りたたまれている本体の脚を開き、付属の焼き網を設置して簡単に完成。付属の焼き網は1本ずつ取り外せるため、パーツ1つ1つ丸洗いができ、きれいな状態で収納可能です。
調理中の薪入れは、焼き網と焚き火網の間に適度なスペースがあるため、焼き網をずらす事なく薪の追加が可能です。
また、本体の耐熱性メッシュには縁がないため、長い薪でも薪割りせず、そのまま焚べれます。
しかし、縁からはみ出した薪が落ちないよう、薪の置き方など注意する必要があります。安全に焚き火できるよう焚き火台シートを用意しておきましょう。
コンパクトで超軽量な特徴から、自転車やバイク、徒歩でのキャンプで積載量や重量を抑えたい方におすすめです。
【スペック】
- 価格:4,000円(税込)
- サイズ:(約)34×34.5×19.5cm
- 収納サイズ:(約)30×7×5cm
- 総重量:(約)0.61kg
- 耐荷重:5kg(焼き網)2kg(焚き火網)
- 主素材:ステンレス
- 付属品:キャリーバッグ
tokyo camp焚き火台
主に焚き火台関連の商品展開をしている、Tokyo campの5,000円以下で購入できるA4サイズの軽量・コンパクトな焚き火台です。
組み立ては簡単で、脚部分を組み立ててから、メインのプレートをはめるだけで完成します。
収納時は折りたたんで収納可能。折りたたむとA4サイズになり、持ち運びやすいサイズになります。
浅型の焚き火台なので薪は焚べやすく、市販の薪サイズであればそのまま使用でき、薪割りの手間が省けるのもうれしいポイントです。
華奢に見える焚き火台ですが、耐荷重10kgとダッチオーブンの使用も可能で、焚き火台と一緒にゴトク代わりにもなるスピットが初期装備されているため、調理にも向いています。
しかし、空気の流れをよくするため、薪を置くメインのパーツに空気を通す穴が、いくつか確保されていて、焚き火すると灰が穴から地面へ落ちやすくなっているので、使用時に焚き火台シートは必須です。
比較的低価格で調理も鑑賞も楽しめるため、焚き火台の予算を少しでも抑えたい方におすすめです。
【スペック】
- 価格:4,980円(税込)
- サイズ:(約)40cm × 22cm × 26cm
- 収納サイズ:(約)30cm × 22cm
- 総重量:(約)0.965kg
- 耐荷重:10kg
- 主素材:ステンレス
- 付属品:収納ケース、スピット
ten-mark 男前ファイアグリル
無骨なデザインで人気があるtent-Mark DRSIGNSが販売している、組み立てが簡単でゴトクが標準装備されている焚き火台です。
組み立てはなんと、折りたたまれている脚を開くだけで完成。使い終わったら灰を落として、折りたたんで収納できる「ワンタッチセッティング・収納」が可能な商品です。
オールチタンでできているため重さは500gと超軽量。軽量なため持ち運びもしやすく、チタン製なので耐久性もあり長く使用できる焚き火台です。
V字の縦長で折りたたみ構造をしているため大きな薪も焚べられる設計になっていますが、炉の高さが低く地面にダメージを与えやすいので、必ず焚き火台シートやプレートを用いて、使用するようにしましょう。
オールチタンで比較的高価ですが、無骨な見た目が好きな方にはおすすめしたい焚き火台です。
【スペック】
- 価格:9,900円(税込)
- サイズ:(約)25×20×15cm
- 収納サイズ:(約)31×16.5×1.5cm
- 総重量:(約)0.493kg(ゴトク/サポートバー/収納ケース含む)
- 耐荷重:4kg
- 主素材:純チタン
- 付属品:収納ケース、ゴトク
キャプテンスタッグ Vスマートグリル
キャンプグッズメーカーで有名なキャプテンスタッグが販売している、薄型収納でゴトク、BBQできるクリンプ網が標準装備されている焚き火台です。
組み立ては脚部分をクロスさせて、折り畳まれている本体を広げるだけで完成です。収納時はたたんで付属のバッグに収納できます。
薪割りしなくても、市販の薪を入れられる焚き火台サイズなので、設置してからスムーズに焚き火が可能です。また、ゴトクはスライドさせて位置を自由に変えられるため、薪や炭の継ぎ足しも簡単にできます。
しかし、耐荷重の公式記載はないためダッチオーブンなど重たい調理器具を使用する際はバランスを崩れないよう注意してください。
焚き火台使用時の大きさはソロでは贅沢使い、ファミリーでは小さいかな?というサイズ感なので、ソロで贅沢使いしたい方や、ソロでも使用しつつデュオでの使用も考えているという方におすすめの焚き火台です。
【スペック】
- 価格:11,000円(税込)
- サイズ:(約)35×26×28cm
- 収納サイズ:(約)47×35×4cm(バッグ収納時)
- 総重量:(約)2kg
- 耐荷重:−
- 主素材:ステンレス鋼
- 付属品:ゴトク、網、収納バッグ
焚き火台(折りたたみ式)のファミリー用おすすめ5選
続いて大人数で使用できる、ファミリー用におすすめする、折りたたみ式焚き火台5選のご紹介です。
大人数で焚き火や、焚き火調理を楽しめるラインナップになっているので、ファミリーキャンプでの焚き火台を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
※商品の価格表記は基本的に公式サイトの価格ですが、一部Amazonの価格を表記しています。
キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイアグリル
1台で焚き火鑑賞、BBQ、ダッチオーブンでの調理まで可能な焚き火台です。
組み立ては折りたたまれている脚(スタンド)と本体をセットするだけで完成です。
BBQができるバーベキュー網が標準装備されており、ゴトク代わりにもなるため、焚き火台のみの購入で調理もできます。
ファミリー用で焚き火台のサイズも大きいため、25cmのダッチオーブンがスッポリ入り大人数の調理もできます。
深型の焚き火台で、火力を出しやすく調理に向いていますが、焚き火台の深さがありすぎて、薪の量が少ないと炎や熱が食材に届かない場合もあるので、火加減をみながら薪入れをしましょう。
薪入れに関しては、市販の薪がそのまま入る焚き火台サイズなので、薪割りの手間が省けるのはうれしいポイントです。
組み立てや片付けが簡単で、調理もしやすく、大きさも十分あるので、ファミリーキャンプでの最初の1台として、とてもおすすめしたい焚き火台です。
【スペック】
- 価格:13,200円(税込)
- サイズ:(約)47.5×41×30cm
- 収納サイズ:(約)570×470×厚さ60mm
- 総重量:(約)3.8kg
- 耐荷重:−
- 主素材:ステンレス鋼
- 付属品:バーベキュー網、収納バッグ
【Mサイズ】
- 価格:9,900円(税込)
- サイズ:(約)30×26.5×22cm
- 収納サイズ:(約)35×33×5.5cm
- 総重量:(約)1.8kg
- 耐荷重:−
- 主素材:ステンレス鋼
- 付属品:バーベキュー網、収納バッグ
コールマン ステンレスファイアープレイス3
一風変わったデザインで人目を引く、焚き火や調理を楽しめる焚き火台です。
空気の流れを作りやすくするために「井」の字を重ねたような見た目の井ゲタ式の本体になっています。
組み立ては脚を広げ、折りたたまれている本体を広げれば完成します。
5.7kgと多少重さはありますが、折りたたんでコンパクトに収納でき、収納ケースも付属しているため、持ち運びやすさに配慮された商品です。
焼き網が標準装備されているため、焚き火台のみの購入でも調理を楽しめます。
シンプルな使い方はもちろん、オプション品の購入で一味違うキャンプを過ごせるため、1つの焚き火台で色々なキャンプを楽しみたい!という方におすすめの焚き火台です。
【スペック】
- 価格:23,800円(税込)
- サイズ:(約)41.5×46.5×34.5cm
- 収納サイズ:(約)41.5×30.5×15.5cm
- 総重量:(約)5.7kg
- 耐荷重:−
- 主素材:ステンレススチール
- 付属品:焼き網、収納ケース
ユニフレーム ファイアグリル
リーズナブルでオプション品が豊富なため、焚き火鑑賞も調理も楽しめる焚き火台です。
組み立ては折りたたまれている脚を開き、その上にパーツを載せていき固定して完成です。
しかし、収納時は薪を載せる部分に他のパーツをまとめて入れることができ、パーツの紛失を防げるのはうれしいポイントです。
薪を載せる部分が広い設計になっているため、市販の薪でもそのまま使用できます。
また四角いタイプの焼き網は、焚き火台とずらして配置する設計になっているため、開いた四隅の隙間から炭や薪の調節が可能です。
しっかりした作りで耐荷重は20kgあるので、重たいダッチオーブンやスキレットでも安心して調理が可能です。
オプション品にはグリルプレート、ポットハンガー、焚き火鍋など色々な種類が販売されているので、オプション品を購入することで色々な焚き火料理を楽しめます。
焚き火台の価格は比較的安価ですが、しっかりファミリー使いができる大きさなので、今はなるべく予算を抑えたいが、ゆくゆくは色々なオプション品を揃えて焚き火を楽しみたい!という方におすすめです。
【スペック】
- 価格:7,500円(税込)
- サイズ:(約)43×43×33cm
- 収納サイズ:(約)37.5×37.5×7cm
- 総重量:(約)2.7kg
- 耐荷重:20kg
- 主素材:ステンレス鋼
- 付属品:焼き網
snowpeak 焚き火台L
飽きのこない洗礼されたシンプルな見た目と、無駄のない設計で、購入したら「一生モノ」と言われるほど頑丈な焚き火台です。
組み立ては折りたたまれている本体を広げるだけで完成します。収納は灰を捨てて、本体を折りたたむだけのシンプルな設計です。
素材は頑丈なステンレスで作られているため使用後は焚き火台をゴシゴシと丸洗いできます。
深型で炉のサイズが広いため、市販の薪でもそのまま入れられます。
snowpeakの焚き火台本体にゴトクや網などの付属品が付いていないため、焚き火調理をする場合は別途オプション品の購入が必要です。
オプション品は焚き火台プレート・焼き網・火ばさみ・テーブルなど、焚き火調理や焚き火鑑賞を楽しむための商品が幅広く販売されているので、焚き火台本体と一緒に、自分のキャンプスタイルにあったオプション品を購入しておきましょう。
使用人数にもよりますが、ファミリーキャンプで人数分調理したり、ゆったりと焚き火鑑賞できるサイズはLサイズ以上のサイズからがおすすめです。
オプション品まで揃えると少し高価ですが、シンプルなデザインで長く使える焚き火台を探している方におすすめな焚き火台です。
【スペック】
- 価格:17,600円(税込)
- サイズ:(約)45.5×45.5×31.5cm
- 収納サイズ:(約)56×64×3.2cm
- 総重量:(約)5.5kg
- 耐荷重:−
- 主素材:ステンレス
- 付属品:収納ケース
【Sサイズ】
- 価格:9,900円(税込)
- サイズ:(約)28.5×28.5×20.5cm
- 収納サイズ:(約)35×41×2.5cm
- 総重量:(約)1.8kg
- 耐荷重:−
- 主素材:ステンレス
- 付属品:収納ケース
【Mサイズ】
- 価格:14,300円(税込)
- サイズ:(約)35×35×24.8cm
- 収納サイズ:(約)45×51.5×3.2cm
- 総重量:(約)3.5kg
- 耐荷重:−
- 主素材:ステンレス
- 付属品:収納ケース
【LLサイズ】
- 価格:36,300円(税込)
- サイズ:(約)63.3×63.3×44cm
- 収納サイズ:(約)81×88.2×4.1cm
- 総重量:(約)11kg
- 耐荷重:−
- 主素材:ステンレス
- 付属品:なし
テンマクデザイン フラット焚き火台L
シンプルなデザインで組み立てはワンタッチ開閉。わずか数秒で設置可能な焚き火台です。
脚部分と本体は分かれていますが、どちらもワンタッチで開き乗せるだけで完成します。
耐荷重が10kgあり、スキレットやダッチオーブンの焚き火調理が楽しめますが、ゴトクとなるロストルは別売りのオプション品になります。
その他、持ち運びしやすくなる収納ケースや、地面に負荷をかけない灰受けも別売りのオプション品になり、焚き火台購入のみでは焚き火調理や、安心して焚き火鑑賞などができません。
しかし、焚き火台本体は1万円を切る価格で、オプション品もそれぞれ
- ケース:1,760円(税込)
- ロストル:3,190円(税込)
- 灰受け:3,190円(税込)
と比較的安く、全て揃えても16,720円(税込)で購入可能です。オプション品も一緒に購入すればスムーズに焚き火鑑賞や調理を楽しめるので、焚き火台と一緒にオプション品も揃えて購入しておきましょう。
シンプルなデザインといえばsnowpeakの焚き火台になりがちで、他のキャンパーとかぶること必至です。
なので、他のキャンパーとかぶりたくないという方や、用途によって価格を抑えられるため(焚き火鑑賞であればロストル不要など)なるべく安く焚き火台を購入したいという方におすすめです。
【スペック】
- 価格:8,580円(税込)
- サイズ:(約)41.8×41.8×22.6cm
- 収納サイズ:(約)52.8×38.7×3.5(高)mm
- 総重量:(約)4.18kg
- 耐荷重:10kg
- 主素材:ステンレス
- 付属品:なし
【Sサイズ】
- 価格:3,828円(税込)
- サイズ:(約) 21.8×21.8×12.1cm
- 収納サイズ:(約)19.6×26×3cm
- 総重量:(約)1.15kg
- 耐荷重:8kg
- 主素材:ステンレス
- 付属品:なし
【Mサイズ】
- 価格:4,980円(税込)
- サイズ:約325×325×195(高)mm
- 収納サイズ:約500×260×35(高)mm
- 総重量:.約2.5kg
- 耐荷重:8kg
- 主素材:ステンレス
- 付属品:なし
【番外編】TOKYO CRAFTS(トーキョークラフト):マクライト
TOKYO CRAFTSから販売されている、折りたたみ式の焚き火台マクライトの紹介です。
組み立ては、メインのパーツ炉(薪を載せる部分)の部分を広げスタンドを立て、両サイドに脚となる防風をはめるだけで完成します。
ゴトクは炉のスタンドと、脚となる防風パーツ2箇所に設置でき、火床との距離を変えられます。
スタンドにゴトクを設置する遠火では、暖まりながら調理が可能です。一方、防風パーツにゴトクを設置すれば織火や炭でじっくり時間をかけた調理が楽しめます。
また、炉の広さも十分にあり、市販のサイズの薪はそのまま使用できます。
ただし、火床から地面までの距離があまり確保されていないため、焚き火する際は地面保護のため焚き火台シートやプレートを敷いて使用しましょう。
マクライトはソロでは贅沢使い、ファミリーキャンプでも問題なく使用できるサイズですが、重さは本体・ゴトク合わせても1kg程度、さらに収納ケースが付いているため持ち運びにも便利です。
マクライトの商品ページはこちら
【スペック】
- 価格:8,580円(税込)
- サイズ:(約)36×40×32cm
- 収納サイズ:(約)21×40×2.5cm
- 総重量:(約)0.794kg(本体)0.135kg(ゴトク)
- 耐荷重:ゴトク(スタンド設置):7kg、ゴトク(側面パネル設置):7kg、火床:15kg
- 主素材:ステンレス
- 付属品:ゴトク、収納ケース
関連記事
【焚き火台マクライトの口コミ・レビュー】使用感がわかるお声を集めました
【焚火台マクライトレビュー】旅×キャンプ系YouTuberのモロケンさんに使用いただきました
【予約殺到の焚火台マクライト】アウトドア系YouTuberちぬ子さんが詳しくレビュー!
持ち運びに便利な焚き火台で気軽にキャンプを楽しもう
折りたたみ式の焚き火台のソロキャンプ用、ファミリーキャンプ用それぞれおすすめを紹介するとともに、選び方のポイントもお伝えしてきました。
選び方8つのポイントを確認したら、後は自分のキャンプスタイルに合わせて、今回おすすめした焚き火台や、気になっているデザイン、ブランドをチェックしてみましょう。
いきなりオプション品や焚き火台セットに手を出しづらいという方は、まずは折りたたみ式焚き火台の本体だけ購入して、そこからスタイルに合ったオプションを揃えていきましょう。
すでに自分がしたい焚き火スタイルがある方は、この記事を参考に自分にあった折りたたみ式の焚き火台を見つけてみてください!
関連記事