焚き火台おすすめコスパ最強13選!選び方のポイントを解説
すっかりキャンプの楽しみとして定着している焚き火。「焚き火をするためにキャンプに行く!」という人も多いですよね。
見ていると気分が落ち着き、心と体を温めてくれる焚き火。仲間との話を弾ませる不思議な効果もあります。
空前の焚き火ブームの今、各ブランドから多くの焚き火台が販売中です。
さらにコスパ最強のおすすめの焚き火台13選も紹介します。「自分にピッタリの焚き火台が欲しい!」とお考えの方はぜひチェックしてみてください!
▼おすすめの焚き火台を動画で知りたい方はこちらをチェック
目次
焚き火台とは?特徴や魅力
ここ何年かでYouTubeなどの影響もあり、焚き火の魅力に気づいた人が急増!しかし現在ほとんどのキャンプ場は、自然保護や火災予防の観点から直火を禁止しています。
そこでキャンプ場のあちこちで、焚き火台を使って焚き火を楽しむ姿が見られるようになりました。
焚き火台を使用すると、大きく2つのメリットがあります。
- 後片付けが簡単にできる
- 焚き火で調理できる
それぞれ詳しく紹介します。
焚き火は体を温め、視覚的に気分を落ち着かせてくれます。焚き火台を使って日々の疲れを癒し、体も心も温めましょう。
後片付けが簡単にできる
焚き火台を使えば、面倒な後片付けが簡単にできます。
キャンプ場でBBQコンロを使った後、燃えカスや灰の片付けは一苦労です。
しかしコンロに比べてコンパクトな焚き火台なら、燃えカスを入れたまま捨てに行くのも簡単です。
また焚き火台はコンパクトな分、BBQコンロより洗いやすいのもメリットです。パーツが細かく分かれる焚き火台なら、さらに洗いやすいでしょう。
焚き火で調理できる
焚き火を楽しむだけでなく、調理もできる焚き火台の人気が高まっています。
食材を網で焼いたり、ケトルやダッチオーブン、メスティンなどを使ったりして、さまざまな調理が可能です。
たたんでしまえば調理道具としてはかなりコンパクトな焚き火台。荷物を少なくしたいライダーや公共交通機関利用のキャンパーの強い味方です。
焚き火台の種類
焚き火台は形状や使い方により、いくつかのタイプに分けられます。
- おしゃれに楽しむ!見た目重視タイプ
- 料理もできる!グリル調理タイプ
- 軽くてコンパクト!メッシュタイプ
自分はどんな使い方をしたいかを考えて、自分にあうタイプの焚き火台を選びましょう。
おしゃれに楽しむ!見た目重視タイプ
おしゃれに焚き火を楽しみたい人にぴったりなのが、見た目をトコトン重視したタイプ。多機能やコンパクトさを二の次にしても、焚き火の醍醐味を存分に味わえるタイプです。
車移動かつ調理に焚き火台を使わない人は、こちらのタイプで焚き火の楽しさをトコトン味わい尽くしてください。
料理もできる!グリル調理タイプ
網や五徳を置いて、調理もできるグリルタイプ。BBQコンロを持って行く必要がないので、身軽にキャンプできます。
焚き火と調理と2WAYで使えるグリルタイプの焚き火台なので、荷物を減らしたいライダーやキャンパーにはかなり使えるアイテムです。
軽くてコンパクト!メッシュタイプ
収納時のコンパクトさや軽さにこだわるなら、メッシュタイプがおすすめ。収納時がポケッタブルサイズの製品も出ています。
このタイプは支柱に不燃性メッシュの四隅を引っかけて使うスタイルが主流。薪を置くメッシュ部分がフラットなので、大きな薪でもカットせずに使えます。
焚き火台の選び方6つのポイント
どんなタイプを選ぶかが決まったら、6つのポイントを押さえながら焚き火台を選んでいきましょう。
焚き火台は人によって多様な使い方があり、各ブランドから多くの焚き火台が発売されているので、どれを選ぶべきか悩まれる方も多いはず。「自分はどんな使い方をするか」「何を重視するか」をしっかり押さえておくと、数ある商品の中から最も自分にピッタリの焚き火台を選びやすくなります。
ソロ・ファミリーなど使用人数に合わせたサイズにする
焚き火台を選ぶ時はサイズが重要です。
しかし何人かで使う時なら、コンパクトサイズでは物足りなく感じてしまいます。焚き火台と人の距離が離れてしまうので、暖を取るには心もとなく、焚き火の迫力も存分に味わえません。ファミリーやグループキャンプでは、大きめサイズを選びましょう。
ファミリーやグループキャンプで使う場合は、市販の薪をカットせずにくべられるサイズが良いでしょう。薪は一般的に35㎝~40㎝くらいで売られているので、組立サイズが40㎝以上ある焚き火台がおすすめです。
調理用に使用するかどうかを考える
焚き火台を調理に使うかどうかで選ぶタイプは絞られます。
焚き火台と別にBBQコンロを所持していて、かつ車移動の場合は焚き火に特化したタイプを選ぶのもアリです。
焚き火台では網で食材を焼いたり、ケトルやダッチオーブン、フライパンなどを使ったりして、さまざまな調理が楽しめます。ホットサンドメーカーを使ったホットサンドなども子供が喜ぶので、ぜひやってていただきたい料理です。
【関連記事】キャンプにおすすめのアウトドア調理道具をご紹介します!
持ち運びしやすいサイズ感を選ぶ
収納サイズによって持ち運びやすさは変わります。
サイズを選ぶ時はキャンプ場までの移動手段も考慮に入れてください。車移動の場合は収納サイズが大きく、重くてもさほど問題ありません。
公共交通機関を使う人は、コンパクトさにプラスして軽量さも重視しましょう。
組み立てしやすいか確認する
組み立てが面倒だと焚き火をするのが億劫になってしまうことも…。気軽に焚き火を楽しめるように、組み立てやすさも必ずチェックしましょう!
簡単なものは30秒もかからず、あっという間に組み立てが完了します。
薪のくべやすさを確認する
焚き火台は形状やサイズにより、くべられる薪の大きさが変わってきます。
グリルタイプは燃料を入れる場所が囲われているので、買った薪がそのまま入れられない場合も。そのまま入らない場合は薪ではなく炭を使ったり、薪を小さく切る鉈を準備したりする必要が出てきます。
対してメッシュタイプは薪を置くメッシュがフラットなので、大きな薪でもカットせずにくべられます。
洗いやすさをチェックする
焚き火台をきれいに保ちたい人は、洗いやすさもチェック!シンプルな構造の焚き火台の方が洗いやすくなっています。
またパーツをバラバラにできるものも、洗いやすいのでおすすめです。
焚き火台はコレがおすすめ!コスパ最強の13選
ここからはソロキャンプ用を中心に、コスパ最強の焚き火台を紹介していきます。
「見た目重視タイプ」「グリルタイプ」「メッシュタイプ」と各タイプから特におすすめの焚火台をピックアップ。有名ブランドの人気商品だけでなく、コストパフォーマンスがかなり高い商品も紹介します。
ブランド重視、機能重視、価格重視の人、それぞれにピッタリの焚き火台が見つかるはず!(価格表記は基本的に公式サイトより記載)
▼下記動画では実際に各焚き火台のセットから使用まで紹介しているので、合わせてご覧ください。
1.ピコグリル398
スイスのSTC社のピコグリルシリーズ。少ない燃料で効率よく燃焼でき、長期使用可能な環境に配慮したシリーズです。
収納時はなんと厚さ1㎝。焚き火台とは思えない薄さです。別売りのスピット(串)や網を使うと、グリルとしても使えます。
軽量で収納サイズはコンパクトですが、組立サイズは思ったよりも大きめです。ソロキャンプとグループキャンプのどちらも楽しみたい人におすすめです。
【スペック】
- 価格:11,600円(税込)
- 組立サイズ:約38×25×高さ24.5cm
- 収納サイズ:約33.5×23.5×厚さ1cm
- 重量:約 365g(本体)
- 付属品:収納ケース
2.ピコグリル239
同じくピコグリルシリーズの「ピコグリル239」。1~2人で使えて、重さは239gと超軽量です。
組み立ては非常に簡単で、筒形に開いて付属のスピットで固定するだけ。筒形構造から煙突効果が起き、強い火力を楽しめます。
【スペック】
- 価格:10,000円(税込)
- 組立サイズ:直径17.5cmx高さ18.5cm
- 収納サイズ:約33.5x19.5×厚さ0.4cm
- 重量:約290g(*付属品を含めた総重量)
- 付属品:収納ケース・スピット(串)1本・固定用五徳1本
3.ピコグリル85
こちらも同じくピコグリルシリーズ、超軽量な「ピコグリル85」。文庫本一冊の感覚でリュックに入れられます。
とにかく軽量な焚き火台が欲しい方におすすめです。
小さいながらも調理も楽しめるピコグリル85。棒状の五徳1本で支える超シンプル設計ながら、1.5Lクラスのクッカーも使えます。
【スペック】
- 価格:8,000円(税込)
- 組立時サイズ:直径12cmx高さ14cm
- 収納サイズ:25x16×厚さ0.4cm
- 重量:128g(*下記付属品を含めた総重量)
- 付属品:収納ケース・固定用五徳1本
4.スノーピーク焚火台
焚き火台の開拓者、スノーピークの「焚き火台」です。
まさに焚き火を楽しむためのシンプルデザイン。発売された1996年にはグッドデザイン賞を受賞しています。高いデザイン性と高品質にこだわるスノーピークの世界観に共感する人におすすめです。
グリルネット(別売り)などオプションが豊富なスノーピーク。オプション次第でさまざまな使い方ができます。
【スペック】
- 価格:9,460円(税込)
- 組立サイズ:サイズ28.5×28.5×高さ20.5㎝
- 収納サイズ:35×41×厚さ25㎝
- 重量:1.8㎏
- 付属品:収納ケース
5.キャプテンスタッグ ヘキサステンレス ファイアグリル
六角形が特徴的なキャプテンスタッグの「ヘキサステンレス ファイアグリル」。こちらは3~4人でも楽しめるMサイズです。
網を外せば25㎝サイズのダッチオーブンをすっぽり入れて使用可能。子供がいても、倒す心配なく煮込み料理が楽しめます。
【スペック】
- 価格:9,350円(税込)
- 組立サイズ:30×26.5×高さ22㎝
- 収納サイズ:35×33×厚さ5.5㎝
- 重量:1.8㎏
- 付属品:収納バッグ
6.ロゴス ピラミッドグリル
ソロキャンプにピッタリの超ミニサイズのロゴス「ピラミッドグリル コンパクト」。ミニテーブルに載せて使っても邪魔にならないサイズで、ベランピングにもぴったり!
小さいですが、がっちりしているのでダッチオーブンも置けます。
市販の薪はそのまま入らないので、小さめの炭や薪をカットして使うと良いでしょう。組み立ては難しそうに見えますが、なんと10秒で完了します。
【スペック】
- 価格:4,950円(税込)
- 組立サイズ:19×19×高さ15cm
- 収納サイズ:24×18.5×厚さ3.5cm
- 重量:1.0kg
- 付属品:収納ポーチ
7.kalili 焚火台 ファイアースタンド 三分割タイプ
メッシュタイプの焚き火台で、直径10㎝・長さ24㎝のポーチに収納可能。アウターのポケットに入れられるペンポーチサイズです。
収納はコンパクトですが、使う時にはメッシュの薪置きは42㎝もあるので、大きな薪でも置けます。
コスパ重視の人におすすめです。
【スペック】
- 価格:2,000円(税込:Amazonで2021年11月5日現在)
- 組立サイズ:42×42×高さ32㎝
- 収納サイズ:直径10×長さ24㎝
- 重量:690g
- 付属品:収納ポーチ
8.コールマン ファイアーディスク
滑らかな曲線が美しい、コールマン「ファイアーディスク」です。
3本脚を立てるだけで組み立てが3秒で完成します。
また皿のような形状は「水洗いがしやすい」という口コミが多く寄せられています。組み立てや手入れに時間をかけたくない人におすすめです。
【スペック】
- 価格:6,980円(税込)
- 組立サイズ:直径45×高さ23㎝
- 収納サイズ:直径46㎝×厚さ8.5㎝
- 重量:1.6㎏
- 付属品:収納ケース
9.中華製焚火台kalili バーベキューコンロ
kaliliの中国製グリルタイプ焚き火台で、ロゴスピラミッドグリルに近いイメージです。
口コミでは「お手頃価格だが機能は果たしている」などの声があり、コスパ重視の人におすすめの焚き火台です。
【スペック】
- 価格:2,116円(税込:Amazonで2021年11月5日現在)
- 組立サイズ:32×32×高さ22㎝
- 収納サイズ:記載なし
- 重量:2㎏
- 付属品:収納バッグ
10.笑’s -sho’s- B6君
キャンパーでもある板金屋さんが作ったブランド「SHO’S」。SHO‘Sの人気焚き火台が「B-6君」です。
名前の通り収納時はB-6サイズ、厚さ1.8㎝のコンパクトさが魅力。重さもグリルタイプとしてはかなり軽量な500gです。
作りにもこだわり、ネジを使っていないため頑丈です。
アニメ「ゆるキャン△」でリンちゃんが同じモデルを使用していたことで、さらに人気に火が付きました。ちなみにグリルプレートは別売りです。
【スペック】
- 価格:5,390円(税込)
- 組立サイズ:21.5×12.2×高さ16.5㎝
- 収納サイズ:18.1×12.2×厚さ1.8㎝
- 重量:500g
11.YOLER 折りたたみコンロ
YOLERのグリルタイプの焚き火台「折りたたみコンロ」。中国製です。
焚き火台やコンロとしての他に、風が強い日にガスコンロの風防板としても使えます。
収納サイズはかなりコンパクトで、しかも3WAY。荷物を減らしたいライダーや公共交通機関利用のキャンパーにとって使えるアイテムです。
【スペック】
- 価格:1,820円(税込※Amazon(2021年11月5日現在)
- 組立サイズ:20×15.5×高さ18㎝
- 収納サイズ:20×15.5×厚さ26㎝(バッグ収納時は厚さ4㎝)
- 重量:830g
- 付属品:収納バッグ
12.UCO グリル&ファイヤーピット
アウトドアの灯りをテーマにしたアメリカのブランド「UCO」。こちらはUCOの「フラットパック」のSサイズです。
逆三角形のシャープなデザインが適度に燃料の隙間を作り、燃焼効率を高めます。
コンパクトサイズの焚き火台にも、見た目のカッコよさを求める人におすすめです。
組立は簡単で30秒で完了。収納サイズもA4サイズ以下で厚さ3㎝と、バッグに入れてどこにでも連れていける焚き火台です。
【スペック】
- 価格:5,940円(税込)
- 組み立てサイズ:24.1×17.8×20.3㎝
- 収納サイズ:27×18×3㎝
- 重量:832g
- 付属品:網用ハンドル、収納袋
13.DOD 秘密のグリルちゃん
調理できない製品が多いメッシュタイプですが、DODの「秘密のグリルちゃん」は独創的なデザインで調理を可能にしています。
市販の薪がそのままくべられるので、迫力のある焚き火が楽しめます。
持ち運びしやすく、調理可能で、さらに焚き火の迫力まで実現した焚き火台。全部譲れない欲張りな人におすすめです。
しかも収納しやすくコンパクトになっています。
焼き網の耐荷重は5㎏なので、フライパンやダッチオーブンを使った調理も可能です。
【スペック】
- 価格:5,980円(税込)
- 組み立てサイズ:W34×D34.5×H19.5cm
- 収納サイズ:W30×D7×H5cm
- 重量:610g
- 付属品:収納袋
【番外編】TOKYO CRAFTS:焚火台マクライト
ソロ層からファミリー層まで活躍するTOKYO CRAFTSの焚火台マクライトは、軽量で持ち運びが簡単な焚き火台です。
この焚き火台の魅力はなんといっても軽量なことです。本体重量は、驚きの794g。五徳を入れても1kg以下ととても軽いです。
収納時はバックパックに入れることができるので、徒歩キャンパーやバイクキャンパーにもおすすめできる商品です。
灰を捨てる時は、片側の風防は外して捨てると簡単にできます。もちろん、撤収もすばやいです。
デザインにもこだわっており、軽量化&空気の通り道のために開けられたスリットは、間から炎の光が見えて眺めているだけで癒されるでしょう。
- 価格:12,980円(税込)
- 組み立てサイズ:36×40×高さ32cm
- 収納サイズ:21×40×2.5cm
- 重量:本体:794g / 五徳:135g
- 耐荷重:五徳(スタンド設置)・7kg、五徳(側面パネル設置)・7kg、火床・15kg
- 材質:本体・ステンレス
- 付属品:本体、五徳、収納ケース
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コスパ最強の焚き火台でキャンプがより楽しくなる
心も体も温めてくれる、焚き火ができる焚き火台。キャンプの楽しみ方によって選ぶべきタイプは異なるので、購入時には押さえるべき6つのポイントを確認して選びましょう。
「こんな風に使いたい」「こんな機能が欲しい」という目的が明確だと、より自分のキャンプスタイルにあった焚き火台を選べます。
多くのブランドからコスパ最強の魅力的な焚き火台が販売中なので、あなたにピッタリの焚き火台を選んでキャンプをより楽しいものにしてくださいね。
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