CAPTAIN STAG本社初潜入! 人気のキャンプ道具も紹介 – 第一弾
本日は新潟県三条市に来ています。
ご覧の通りCAPTAIN STAGの本社に突撃取材をします!
CAPTAIN STAGのロゴがいたるところにあってキャンプ好きにはたまりませんね。
この扉の奥がどうなっているのか、これからお見せしようと思います。
それでは行ってみましょう!
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目次
CAPTAIN STAGはどんなブランド?
鈴木:CAPTAIN STAGはアイテム数が日本最大のブランドです。ファミリーキャンプをする人でしたら、必ず一つはCAPTAIN STAGの商品を持っているといわれるくらい品揃えがあるブランドです。
吉田:あまりにも多すぎて把握しきれていないところはあるんですが、1万点はあると思います。
鈴木:キャンプ用品だけではなくスーツケース・カヌー・カヤック・自転車などもあるのでその分、品数が多くなっています。
鈴木:特定のジャンルというのはなくて、登山用品もありソロキャンプ用品もあり、ジャンルにこだわらないブランドです。
吉田:僕はウェブサイトの管理をやっています。ウェブサイトにどのような商品をどのように載せていくかを考えていくので、商品のことは把握しておかなくてはなりません。
吉田:正直なところ仕事でのキャンプが多いですね。
鈴木:正直だねぇ(笑)
吉田:イベントもそうですけど自社製品を使っての研修もあります。自分でキャンプをすると自社製品を持っていける量に限界があるので、研修のときに一通り使って試してみることが大切です。
鈴木:キャンプのチームを持っているので、その仲間たちとキャンプに行っています。
鈴木:いえ、会社とは関係なくキャンプ好きな仲間を集めて、そのチームで年に2回くらいキャンプをしています。個人的に登山が好きなので、富士山や尾瀬などに行って自分たちの商品を試しています。
鈴木:商品をわかっていないとお客様には伝わらないじゃないですか。自分で使ったり、お客さまからの声を吸収して商品を作っていくことがCAPTAIN STAGのよいところだと思います。
鈴木:答えにこまりますねぇ(笑)社割があるので自社商品は少し安く買う事ができます。
鈴木:アウトドアが好きで入社してくる社員もいるので、とても助かりますし嬉しいですね。
CAPTAIN STAGの商品を購入できる「WEST」とは
鈴木:CAPTAIN STAGというブランド自体では店舗は持っていないんですが、「WEST」という路面店があります。こちらが新潟市、三条市、上越市、長岡市の4店舗あります。
吉田:いえ、他メーカーのキャンプギアや釣り用品、アパレルなんかもあります。ここ数年お客さまからCAPTAIN STAGの商品はどこで買えるんですか?というお問い合わせが増えてきたので、WESTの一角をCAPTAIN STAGの旗艦店として三条店から展開していっています。
吉田:はい。こちらの長岡店がオープンしたのが2019年のゴールデンウィークの初日でした。来客数は1万7千人でした。
鈴木:すごかったんですよ。この行列ができて駐車場も全然たりない状態でした。
吉田:店内に併設されているカフェもすごい好調です。カフェというかレストランくらいの規模なので食事もできるんですよ。
鈴木:ステージもあるので、ミニライブとか結婚式の2次会もできるようになっています。
吉田:CAPTAIN STAGというと昔からキャンプをしている人にとっては、ホームセンターで購入できるブランドだなというイメージがあると思います。最近ではインスタなどのSNSでオシャレなキャンプを発信される方が多いので、若い人にもCAPTAIN STAGを知ってもらいたいのでカフェなども含めていろいろな施策をしています。
鈴木:はい、新潟の本社で吉田が広報を担当しています。私は東京で営業兼広報をさせていただいています。
オシャレなカフェも併設されたWEST。キャンプギアを見たりカフェで食事をしたり一日時間をつぶせそうですね。
キャンプ用品以外にも服などのアパレル・かばん・雑貨・キッズウェアなども取り扱っています。家族で行っても、カップルで行っても楽しめると思います。
近年のアウトドアブームと商品の売れ行き
吉田:業界でいわれている事ですが、1990年代にアウトドアブームがありファミリーキャンプをする人が増えました。そのときのキャンプ人口は1600万人いたそうです。それが2000年代になると下火になっていきました。2010年代になると盛り返してきて2019年の資料だとキャンプ人口は800万人になっています。
第一次キャンプブームのころと比べるとキャンプ人口は半分くらいですが、SNSの発展によって当時とはまた違った盛り上がりを感じています。
鈴木:SNSの流行に合わせてアウトドアのブームもきていると思います。あとはヒロシさんをはじめとしたキャンプ芸人の方たちが動画をアップロードしているのも理由の一つだと思います。
CAPTAIN STAGのヒット商品の紹介
カマド スマートグリルB6型(3段調節)
鈴木:2019年以前から販売している商品ですが、カマド スマートグリルB6型がヒットしてよく売れました。
鈴木:ポイントとしましては、とてもコンパクトに折りたためることです。収納袋に余裕を持たせていて小さい燃料やトングを入れることができるので、収納袋だけでバーベキューセットを持ち歩くことができます。
鈴木:この商品はおととしに発売したので、3年目くらいの商品です。最初は小ロットで製造したんですが、あるYouTuberさんから面白いアイディアをいただいてヒットにつながりました。
鈴木:そのYouTuberさんのお話を聞いて商品を改良してモデルチェンジをしました。
鈴木:2点あるんですが、1点目は火床の高さを調節できるようにしました。これによって火力の調整が出来ます。2点目は、以前のモデルだと折りたたみ式という構造上、後ろの面がパカパカ動いてしまいました。ツメをつけることで固定して動かなくなるようにしました。
鈴木:そうなんですよね。焚き火台自体が複雑な構造になっていると移動させるのが難しいのですが、スマートグリルB6型は簡潔にすむように考えられて作っています。
鈴木:小型のダッチオーブンであれば耐荷重は問題ありません。
鈴木:市場価格は3,980円ぐらいで売っています。*販売サイトによって異なります
鈴木:何万個という単位で売れています。当初は5000個の製造だったんですが、あっというまに売れ切れてしまったので、増産増産を重ねて何万個という販売数量になっています。
鈴木:かなりヒットした部類になります。あと面白いのが、YouTuberさんが横にトレイをつけると便利だという動画をあげていたんです。そこを真似させていただきましてサイドトレーを付けました。
鈴木:ただこれだけじゃもったいないので、前に差し込むことによって風防として使えます。また、横向きに取り付けると長い枝でもくべられるようになっています。
鈴木:これもYouTuberさんのアイディアなんですよ。
吉田:お客さまの声は取り入れていかないとならないと思っていて、最近ではアウトドアイベントで一般の方の直接の声を聞く機会は増えましたし、Amazonなどのレビューを見て意見を取り入れています。
鈴木:ちょっと詳しくはお見せできないんですけど、こちらの新商品の資料は60ページあります。1ページに10アイテム載っているので600アイテムほど2020年に発売する予定です。
シェラカップ調理器(クリアブラック)
吉田:2020年発売のアイテムなんですが、これは何に使うと思いますか?
吉田:調理用のアイテムなんですが、5通りの使い方ができる商品です。
こちらこのように分解できます。
吉田:そうです!他にもパルメザンチーズとかをおろすことができます。シェラカップを受け皿にすることもできます。反対向きに取り付ければエッグセパレータになります。この上にたまごを落として振れば黄身と白身を分離させることができます。
吉田:次はこちらなんですけども、ザラザラになっているので薬味おろしとして使えます。生姜とかワサビをおろすことができます。裏返すとスライサーになりネギとかミョウガをスライスして細かくできます。
吉田:最後の機能が、洗った野菜などをこちらに入れて振ると水切りができます。この商品はシェラカップにぴったりとくっつくのでこの状態で持ち運びができます。
シェラカップスプーン
吉田:こちらの2019年発売のスプーンはシェラカップ用として開発しました。シェラカップは万能でお皿にもなりますし、火にかけてお鍋として使うこともできます。食事をするときにシェラカップに適したスプーンがあったらいいなという発想から開発していきました。
吉田:これは耐熱の樹脂でできているので100℃以上の温度に耐えることができます。火にあたるとダメなんですが、熱い食事にも耐えられます。また、シェラカップは金属なのでスプーンも金属だと、金属同士が当たる音が苦手という方が多いです。
吉田:なので、樹脂で作ってあります。あと、食べやすさにもこだわっており、ちょうどいいスプーンの深さや形状になっています。
吉田:あと持ち手の部分に、指の形状に凹凸がついているので持ちやすくなっています。あと、立ちます。
吉田:それプラス、シェラカップの根元に取り付けることができます。先ほどの調理器もシェラカップに取り付けることができるので、一緒に持ち運ぶことができます。
吉田:いまご紹介した商品はすべて日本製です。燕市は金属加工が有名ですが、樹脂成型も得意なので、とても精巧にできています。
吉田:こういった金属製品は公差といって商品ごとにコンマ数ミリの個体差があるものなのですが、どれもぴったりハマります。それだけ精度が高く作られています。
鈴木:このスプーンはCAPTAIN STAGのシェラカップにはぴったりくっつくんですが、他のメーカーさんのシェラカップにも取り付けられるようになっています。
アルミローテーブル(コンパクト)
鈴木:こちらのアルミロールテーブルもメガヒット商品で、「SNSで鹿番長のアレ」と検索すると出てきます。アニメのゆるキャン△にも少し出てきます。
鈴木:組み立てが簡単で持ち運びも楽々です。来年、オリンピック観戦やチケット待ちでミニチェアーが売れるといわれています。ロールテーブルもあれば観戦などの待ち時間を楽しむことができます。
鈴木:こちらはショールームです。こちらにバイヤーの方にお越しいただき、商品を見てご購入していただく場所です。申し訳ないですが、一般の方は入場していただくことはできません。
鈴木:もちろんです!たぶん、YouTuberさんでは初めてじゃないですか?
吉田:そうですね。
次回はCAPTAIN STAGショールームで、まだ世に出ていない新商品情報をお届け!
サプライズでまさかのあの人にも出演していただきました。
1 件のコメント
たなさん、blogもあったんですね。ずいぶん長文になりますが楽しみに読みました
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