ウィングフォート【ファミリーテント】全天候・オールシーズン対応の2ルームテント!スペックや魅力をご紹介
本日は、TOKYO CRAFTSから新しく発売する2ルームテント「ウィングフォート」をご紹介します。
今までで見たことないテントの形状で、あらゆるシーンにこのテント1つだけで対応可能な2ルームテントが完成しました。
魅力やスペックを詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
TOKYO CRAFTS「ウィングフォート」の名前の由来とスペック
かなり特徴的な形に仕上がっています。
ウィングフォートの名前の由来
ウィングフォートの名前の由来は、跳ね上げた時の形状が翼のような形をしていることから、「ウィングフォート“翼の要塞”」という風に名付けました。
コンセプトは、季節・天候・場所、あらゆる変化に柔軟に対応できるオールラウンドシェルター。
完全防水のパネルを跳ね上げた状態で、内側をフルクローズ・フルオープン・メッシュに切り替え可能な独自の二重構造により、天候の変化にも即座に対応します。
多彩な設営バリエーションで、あらゆる変化に柔軟に対応できる“オールラウンドな2ルームシェルター”です。
スペック
- 4人用のシェルターテント
- ファミリーキャンプやグループキャンプで使うのにぴったりなサイズ感
- インナーテントは標準装備
- 2ルームテントなのでリビングと寝室を分けて使うことが可能
- タープを張る必要がなくこのテント1つで完結
- 組立サイズ:約600×300×高さ210cm
- 収納サイズ:約35×35×高さ70cm
- インナーテント使用サイズ:約275×210×高さ195cm
- 重量:総重量18.7kg(幕単体9.2kg)
- 素材:本体部分/75Dポリエステルリップストップ(耐水圧:2,000mm)・天井部分/210Dポリエステルオックス+遮光PU(耐水圧5,000mm)・メイン・サブフレーム/アルミニウム合金A7001・ペグ2種類/スチール・アルミニウム・キャリーバッグ/420Dポリエステルオックス
- 内容物:本体・インナーテント・メインポール(センター、サイド)各×2・ブリッジポール×2・ペグ(大・小)・自在付きロープ・ポールケース・ペグケース・キャリーバッグ・取扱説明書
※標準的な区画サイト8m×8ⅿであれば、車両を入れても十分に収まるサイズになっています。
※キャノピーポールは付属していないので、注意してください。
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TOKYO CRAFTS「ウィングフォート」の多彩な張り方
今の状態が、アウターパネルを1本で跳ね上げてる状態です。
横から見るとこのような形状になっていて、あらゆるパターンがあるので1個ずつ説明していきます。
メッシュになる場所は、メインパネルが6ヵ所、サイドパネルが2ヵ所の合計8か所。
メッシュにした状態で、画像右側は1本で跳ね上げている状態。画像左側は、目隠しにするような張り方をしています。
片方を下げた張り方にしたり、両サイド同じように張ったりと、好きな張り方を選べます。
アウターパネルは2層構造。跳ね上げたり、目隠しの張り方をしたりと、多彩なアレンジができます。
TOKYO CRAFTS「ウィングフォート」の機能性
跳ね上げをした状態で、シェルターの窓を全て閉めることができ、アウターパネルを閉じると完全防水に。
アウターパネルとメインパネル間に隙間が一切ないので、上から雨が降りこむことがないという構造です。パネルを跳ね上げたまま、中をメッシュにすることもできますし、フルクローズすることも可能。
ジップは上から下に向かって閉まるようになっており、メッシュをクローズする場合は、ポケットに入っているので、出してジップを上に上げるだけです。
アウターパネルを跳ね上げた状態のまま、内側からフルクローズできるように設計しました。
人の多いキャンプ場だと、外からの視線が気になる場合がありますよね。このような目隠しの張り方をすることで、目線を防ぎながら空気も取り込むことができるという風になっています。
さらに、上半分だけをメッシュにすれば、座ってる時にギリギリ目線を隠したりするという調整の仕方も。
完全にアウターパネルをフルクローズしている状態なのですが、いくつものジップがあります。
完全に閉じた状態で、1番左のジップを開けると、中にアクセスできます。
次にアウターパネルのジップを開くと、マチが付いています。マチの下の中心部分にバックルが付いているので、ポールにバックルを付けると、丁度いいマチの幅になり、雨の時でも通気性が良くなる空間を作り出すことができます。
反対側も同じことを繰り返すと、通気性が良い、目隠ししている状態を作り出すことができます。
アウターパネルを巻き上げる時は、外から2番目のジップを上げます。全部巻き上げると画像のような状態になります。(メッシュ時)
サイドパネルをメッシュの状態から、フルクローズにしてみます。サイドパネルに関しては、内側からではなく、外側からクローズにします。
スカートを付けることにより、冬の冷気の侵入を防ぐことができ、寒さ対策にかなり有効。
一方で、夏は暑いのでは?と思うかもしれませんが、スカートを巻き上げることができるので、夏の暑い日やできる限り通気性が欲しい時は、スカートを巻き上げて使っていただくといいでしょう。
さらに、サイドパネルにもトグルを付ける場所があります。
これは何かというと、トグル部分までジップを開けて巻き上げることで、ここでも通気性を担保できます。
巻き上げる時の注意点として、外側に巻くのではなく“内側”に巻くことを推奨しています。その理由は、内側に巻くことにより、雨が降った時に水がストンッと外側に落ちるようにするため。
室内の天井部分も強制的に常に換気がされるようなベンチレーションを付けています。
サイドパネルの下と天井部分のベンチレーションを開けることにより、さらに空気の循環を促進することができるように工夫しました。
結露させないためにも、うまく空気を循環する状況を作り出して防いでもらえばと思います。
サイドパネルだけ外から跳ね上げる仕様にした理由は、跳ね上げた状態で内側もメッシュで使えるようにしたいと考え、外側にパネルをつけています。
逆になぜメインパネルが内側からもフルクローズにできるかというと、考案した特殊な二重構造になっているから。アウターパネルを隙間なく被せた状態で、かつ、中をメッシュにもフルクローズすることもできます。
付属インナーテントを設置
次に、中に入ってインナーテントを取り付けてみます。
インナーテントですが、ロゴの場所が前に来るようになっています。
【インナーテントの取り付け方】
- ロゴの反対側、後ろにバックルが付いているので、下に付ける
- 次にトグルを天井部分のループに入れる
- インナーテント横真ん中部分のトグルもループに入れる
- 前部分のトグルをループに付けて、他のトグルもループに固定する
このステップでインナーテントの設置が完了します。
インナーテントを開けるとこのような感じで、かなり広い空間です。
もちろん、中に入ったまま内側からメッシュにできます。トグルでまとめればすっきり収納することも可能。
インナーテントの中でも、入口付近であれば170cmほどの身長であれば立つことができます。(横の方に行くと少し頭に当たる程度)
インナーテントの中は、後ろからも出入り可能。
さらに、サイド部分もメッシュにする機能が。メッシュの状態、開けた状態にできるので、外のメインパネルをメッシュにすることで、通気性よく快適に過ごせますよ。
しかし、この部分が空いた状態で寝転がると、周りから見えてしまいます。寝室は特にプライベート空間を確保したい場所なので、アウターパネルを目隠しにした状態でこの部分をメッシュにすることにより、プライベートを守りながら空気の循環を最大限活用できます。
インナーテントの背面の上部は、常にメッシュになっており、結露防止や換気に役立ちます。
ランタンフックに関しては、インナーテント内に2ヵ所あり、背面1ヵ所と前面1ヵ所です。
シェルター部分のランタンフックは、合計12個。インナーテントを取り付けると6個使いますので、残りが6個です。
背面がメッシュ、開けられるので、夏の暑い日は、虫を防ぎながら景色を涼しく楽しめます。
ウィングフォートは、シンメトリーになっているので、設営時に方角など気にすることなく、張っていただけると思います。
その状態でパネルの開閉やメッシュに、アウターパネルを跳ね上げたりも可能です。
跳ね上げの形状もかなり多彩に行うことができ、目隠しにすることもできますし、地形・季節・気温・天候で対応できる万能な2ルームテントに仕上がりました。
付属インナーテントのサイズ感は?
4人だと本当に十分に寝ていただけると思います!夫婦とお子様2人とかであれば、相当広く使えるんじゃないかなと思います。
シェルターの中の高さは、2mあります。
高さがあるので、遮熱効果も高いのが特徴です。天井部分の素材は、210Dのポリエステルオックスを使っているので、遮光性もあります。
シェルターの中心部分だけでなく、両サイドらへんも180cmぐらいは確保しているので、広々と快適な空間として使っていただけるでしょう。
インナーテントを設置して前室として使ってもらいながら、過ごしていただけます。もちろん、どちらからも出入りが可能です。
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上の画像は、跳ね上げ1本で跳ね上げてるパターンです。
2本のポールを使い跳ね上げるパターンもできます。
もっと両サイドを広めに跳ね上げることも可能です。
実際のキャンプシーンを再現
実際のキャンプ時を想定してセットを組んでいるので、キャンプシーンを再現してみます。
天気がいい日はテントから少し離れて焚き火を楽しんだりすることも可能ですが、おこもりキャンプ時にインナーテントを取り付けて、ギアを入れた時に前室がどれくらいのサイズ感になるのか、実際にギアを設置してみていきましょう。
インナーテントを設置した状態で、画像のような広さになります。
内側(室内側)にメッシュ、メインの開け閉めできるパネルがあります。アウターパネルを跳ね上げた状態でも室内からクローズすることができるような設計に。
ポールはアウターパネルとメインパネルの間に通しています。
アウターパネルとメインパネルの間にポールを通すことで、アウターパネルだけを跳ね上げた状態で、中をクローズでき、メッシュ、オープンにできます。
設営する際は、メインポール4本とブリッジポールが2本で合計6本のポールで組み立てられます。
※7000系アルミニウム合金とは、主に亜鉛とマグネシウムを添加したアルミニウム合金。アルミニウム合金の中でも最も高い強度を誇る。
開発当初は、やはり7000系になるとコストが飛躍的に上がってしまいました。
ほとんどのテントもそうだと思いますが、ポールが原価に大きな影響を与えるので、可能であれば最初は6000番でコストを抑えながらできればいいと思っていました。
しかし、何度も設営・撤収を繰り返してテストをしてるうちに、折り癖が付いたりで、僕らとしては6000番より7000番の方が安心できるということで、最終的に7000番のポールを採用しています。
7000番のアルミ合金に関しては、非常に高強度かつ軽量な素材です。軽量さを保ったまま、強度を上げる選択を行いました。
繰り返しになりますが、アウターパネル、テント自体のパネルは、75Dのリップストップ生地を使っています。引き裂き強度に強いので、十分この大型のテントでも耐える素材です。
上部に関しては、210Dの生地を使っています。太めの生地、黒PUの生地を使うことにより、上部からの太陽光の熱や雨などの耐水圧をより高くし、快適に過ごしていただけます。
2人で組み立てて15分もあれば、ゆうに組み立てられるはず。
特許申請中の二重構造の部分が分かりにくいかもしれませんが、そこさえクリアしてしまえば簡単に設営ができるでしょう。
ウィングフォートがあれば、買い換える必要はまずないと思います。
また、2張目、3張目が必要な方でも、「もう少し機能性が高ければいいな…」、「こうだったらいいのに…」という意見を乗り越えた“オールマイティでコストパフォーマンスの高いテント”を作り上げたと自負しています!
グループで使う方やファミリーで使う方はもちろん、カップルでゆったり過ごしたい方ウィングフォートがあるだけで、年がら年中、場所・天候を気にすることなく、キャンプを楽しむことができるので、心からおすすめしたいテ2ルームテントになっています。
こちらのサイドパネルとメインパネルの間の斜めのパネルの部分ですが、現時点では開けることができませんが、最終的に皆様の手元にお届けする時には、このパネル面も全面開けることができます。
ポールの方にトグルで巻くことができますので、この面から出入りが可能に。
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TOKYO CRAFTS「ウィングフォート」のメインパネルの張り方アレンジ
今正面のアウターパネルを1本のポールで跳ね上げている状態なので、他のバリエーションも見せていきます。
バリエーション①ポール2本で跳ね上げ
このテントには、グロメットがさまざまな場所に付いているので、ポールを2つ立ててサイド部分のアウターパネルの端っこのグロメットをガイドロープで外に止めました。
全部巻き上げると非常に広く、リビングを延長するように使えることができます。
また、雨が降った時は、ウイングフォートの特徴でもある、ポールを跳ね上げたまま中をメッシュ、クローズすることもできるという機能がありますので、いきなり天候が変わっても対応できるテントになっています。
バリエーション②フルクローズ
こちらは、完全にアウターパネルと閉じた状態です。
バリエーション③2本で跳ね上げ/本体と接続
次に先ほど解説したポール2本で跳ね上げた状態。ポール2本で跳ね上げて、三角パネルジッパーで本体と接続したままの状態も可能です。
バリエーション④2本のポールで跳ね上げ/三角パネル
次のバリエーションは、ポール2本で跳ね上げ、三角パネルの端にあるトグルにポールを挿すだけです。
バリエーション⑤ポール1本で跳ね上げ
ポール1本で跳ね上げて、三角パネルをロープで引くとこの状態になります。通気性を確保しつつ目隠しをする設営方法です。
バリエーション⑥完全に巻き上げる
完全に巻き上げるという張り方も。
メインパネルのバリエーションとして、
- 完全に巻き上げることができる
- 全てメッシュにすることができる
- メッシュを閉じてフルクローズすることができる
アウターパネルを使うことなく、メッシュを閉じることができるので、ポールを外して跳ね上げ解除して閉じる必要がないので、天候の変化に即座に対応しやすい作りになっています。
メインパネルは、それぞれが独立した使い方ができ、寝室側のメインパネルを閉じた状態にしてリビングの方をメッシュにしたり、巻き上げたりすることにより、景色を楽しみながら寝室側プライベート空間を保てます。
お昼寝する時は、メッシュを閉じて、視界を遮られるため、快適にプライベート空間を守りながら楽しめますよ。
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TOKYO CRAFTS「ウィングフォート」サイドパネルの張り方アレンジ
1つ目が跳ね上げです。跳ね上げた状態でメッシュにもできます。
サイドパネルに付いているトグルを使えば、下だけメッシュにすることも。
下の方をメッシュにすると、冬の場合は結露を防止したい時に少しだけ通気性を担保するということもできます。夏の場合は下のスカートもトグルで巻き上げて、さらに、サイドパネルもトグルでメッシュにすることにより、通気性を担保することが可能となっています。
アウターパネルは、本体との縫製部を含めて、雨など侵入する隙間がありません。日除けだけではなく、しっかりと雨除けとして使うことでオールシーズンどのような天候にも対応できるテントとなっています。
アウターパネルを含めてクローズしている状態でも1つのジッパーを開けることで中に入れます。(何個もジップを開ける必要がありません)
アウターパネルを1回開けて、メインパネルを開けるという煩雑さをなくしました。
ウィングフォートの全面にスカートが付属しています。
このスカートには冬の冷気を防ぐ役割が。夏はスカートが不要という場合があると思うので、そういった場合に対応できるように、それぞれが巻き上げができるようになっています。
インナーテントのサイドのメッシュ部分は、アウターパネルを目隠し状態に設置した状態で開けることで、効果的に通気性を確保。
テントの天井部分は遮光性能の高い210Dポリエステルオックスの黒PUを使用しています。
このベンチレーションは1つだけでも結露を防止する効果がありますが、サイドパネルの下部をメッシュにしたり、アウターパネルを目隠し状態で、メインパネルをメッシュにするとより、空気が循環して結露を防止できます。
日除けの役割だけでなく、雨も侵入しない跳ね上げができ、リビングとしての有効面積がかなり広い“オールインワンの2ルームテント”です!
このテント以外に特に設営する必要がなく、車を入れて8m×8mのサイトで、余裕のあるレイアウトが可能になっています。
メインパネルとアウターパネルの独自の二重構造に関しては、中央2本のポールはアウターパネルとメインパネルの間にポールを通してもらいます。
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TOKYO CRAFTS「ウィングフォート」の予約情報と価格
ウィングフォートの予約開始日ですが、
- 2023年12月22日19:00~スタート!!
気になる価格ですが、「99,800円(税込)」で販売します。
本日ご紹介したテント「ウィングフォート」について、できる限りの説明をしましたが、機能が多岐に渡っていますので、定期的にTOKYO CRAFTSのメンバーがSNSで情報発信します。
イベント会場やキャンプ場で展示したりする機会も少しずつ増やしていこうと考えています。
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まとめ
初心者でもこれ1つ買えば買い換える必要がもう一切無いというテントに仕上がっています!
既にテントをお持ちの方でも、「もう少しこの機能がほしい…」という方にも十分対応できるスペック、コストパフォーマンスの高いテントが仕上がったと自負しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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