パジャマムーンのイベント取材!個性的でお洒落なレトロテントとキャンプギアをご紹介!
本日は、ハートランド朝霧というところに来ています。
今日は非常に豪華なイベントが行われているということでやってきました。
そのイベントの主催者である「パジャマムーン」というお店をやられている佐藤さんと、
パジャマキャンプのお手伝いをされているマサさんです。
よろしくお願いします!
目次
パジャマキャンプについて
佐藤さん:一番最初に始めたのが、1年前ですかね。半年に一回ぐらい、主に冬の時期にやってますね。
マサさん:なっちゃいましたね。
佐藤さん:14組です。
マサさん:今回は・・・。最大で80組。てんやわんやしてます。
マサさん:いきたいですね。
佐藤さん:まだ結構、余裕はある感じなので。
佐藤さん:最初はレトロファンの集いです。
まぁ、レトロなテント、ここに並んでいるのがキャンバスなんですけどね。
佐藤さん:非常に重くてナイロンと比べたら扱いにくいものなんですけど、やっぱり味わいがある。
一度、マサさんも買われて沼にはまって。
マサさん:キャンプ沼ですね。
佐藤さん:こじらせてしまいました。
そもそもパジャマムーンっていうお店もやられているんですよね?
佐藤さん:はい。
佐藤さん:静岡県の藤枝市にあります。もともとはウェブショップだけだったんです。
レトロテントを公園に運んで行って、設営して写真を撮ってインスタグラムで受注を受けるみたいな形でしてたんですけど。
やっぱり風とか雨とかで、幕を痛めちゃうんですよね。
なので今、地元に120坪の工場を借りて内覧できるように作っているところです。
佐藤さん:そうですね。
佐藤さん:なおかつこれも作ってる。
佐藤さん:そうです。全部細かいところまで作ってます。
ガレージテントは、もともとはインスタグラムとかで仕入れたりして、売られてたところなんですね。
佐藤さん:フランスとイギリスから、あとオランダですね。
佐藤さん:それもそうなんですけど。
実際、レトロとかヴィンテージっていうものは、もう生産されていないものなんですよね。
数っていうのは、絶対数は限られているので、今、中国と台湾、あとタイですね。
あと韓国でレトロブームが起きて、パジャマスタイルを全部コピーされたんですね。
僕らが買っているようなマーケットに人が集まるようになっちゃった。
なのでこれから先のことを考えると、ヴィンテージをメインに扱うのももちろんですが、オリジナルのものに変えていかないと、先がないぞと。
そんな危惧から作り始めたんですよ。
よろしければ、このオリジナル商品、色々教えていただいてもよろしいですか?
キャンプギアについて
ラクーン5
このキャンバスはですね。
コスト面で考えて中国製とか、最初は探したんですけれども、ここまで目が整ってて、しかも撥水効果があります。
なおかつヴィンテージカラーっていうものが存在しないんですね。
なので日本の倉敷、倉敷頒布って岡山県のですね。
有名なメーカーと一緒にコラボレーションというか、共同開発をして作ったんですよね。
そんな無茶苦茶、分厚いってわけではないですね。
あまり厚いとゴワついて、扱いづらいってこともあるんですよね。
女性が使われるテントとして意識していて、滑らかさとか質感を最優先にしなければならない。
そうです。パジャマムーン。
格子窓ですね。これも70年代のレトロテントには、大体格子窓っていうのは付いてますけど。
そういう文化っていうのは、一度無くなったんですよ。一度、絶滅してるんです。
ロッジテントっていうんですけど60~70年代にあったムーブメントで、それ以降がないんですよね。
こういうものを作れる工場がないんですよ。日本で探したんですけど死ぬほど高い。
こういうようなものを、そもそもやってない所が多いんですよね。
これプリントです。
ビニールにプリントしてあるんで、なおかつ(プリントが)取れないんですよね。
アウトドアで使うものだから、折ったり曲げたりするじゃないですか。
そういうのでプリントが甘いと、これが剥がれちゃうんですよ。
なので、それ(工場)を探すのに大体2年ぐらいかかりました。
海外でいい工場を見つけて、やっと前進はしたんですけど。
やはり、これが作れないとロッジは作れないんですよね。
どうぞ!
体を曲げなくても使えるように。
オフィシャルでは5人用ってなってるんですけど、大体3~4人。
あるいはソロからデュオですね。
リビングとして楽しめるっていう広めの前室もあるっていう感じですね。
そうですね。2人もそうですし、あと小さいお子様がいるご家族。
このテントなんですけど、まず入り口がここにあって、これもカーテンになってるんですか?
これもカーテンです。マジックテープで取れます。
窓があることが面白いなって感じるのは、外を内側から眺めることができるし、外側からも中を見ることができることですね。
結構、新しい感覚ですよね。ここを跳ね上げて、ファスナーで開くようになってるんですけど。
ここがバーンと開くんですよ。
外見ていただければ、分かりやすいんですけど。
そこをポールで支えてあげて、この日さしみたいになるんですよね。
そうすると風通しも良くなって、春先から夏は、もう必需品なんですよ。
形状的に密閉されやすい構造なんですよね。
なので、こういうような通気性とか持たせるのが非常に大事なことですよね。
[bubble class="tana"]ぐるっと回っても良いですか?
ちなみにこの設営、イメージ的にすごい大変なのかなと思ったりするんですけど、いかがですか?
これはね。そんなに大きいサイズではないので、慣れれば10分ですね。
そうですね。全然できます。
いけますね。
これはオプションなんですけど。
今は、こういう感じでレイアウトはしてないですけど、ここで物とか、入れられたりとかもできるし、色んな使い方ができます。
ちなみに、これがダブルファスナーになってるんですよ。
こんな感じで空気孔にもなり、ここから薪ストーブの煙突を出すっていうやり方もありますね。
そうですね。
そうですね。合わせてあります。
そうですね。出窓になってますね。キッチンスペースって言われますよね。
これは開かない。
開けようと思えば、4ヶ所くらいは開くってことですね。
なので暑い夏でも日差しが強い時にも、すごく良いと思います。
あれば天井幕って言いまして、夜露を防ぐんですよね。
気化した熱が、たまにポタポタ落ちてくる時があって、あれがあると一切、結露がない。
あとは天井が低くなるんで温熱効果がありますね。
なので、あるのとないのとじゃ、随分違うんですよね。
デザイン的にもそうですけども、やっぱり横のデザインが加わるから優雅に見える。
これがテント名ですか? ラクーン5(5人用)、248,000円プラスTax。
基本的には受注生産なんですね?
そうですね。先ほどあったバックエントランスとかはオプションですね。
こういう仕様にして欲しいんだっていうお客さんには、オプションで受けてます。
その場合、さらにプラスという形ですね。あとはカラーをカスタムできます。
変えられます。基本的に僕らが扱っているものは、全部同じ倉敷頒布なんです。
全部、これもこれも全部、自分のです。
タープ:【パジャマムーン】パジャマタープ
これはカスタムタープ。パジャマタープっていうんですけど。
コットンでストライプの質感を出してみたいなっていう思いがありまして。
倉敷頒布で作ってみたんですけど、サンブレラタープってあるじゃないですか。
サンブレラってプリントですけど、裏も表も楽しめるじゃないですか。
その部分を何とかコットン100%で再現してみたいなっていう思いがあって、実際作ってみたんですよね。
これは4m×5mかな。
これは10万円です。ここは実は山本社長の担当なんで。
薪ストーブ:【新保製作所】 ロマンチカル薪ストーブ
せっかくなんでギアというか、これもすごいなと思って、これ何ですか?
山本さん:新保製作所のロマンチカル薪ストーブの限定色スタイル。
山本さん:そんなことはなく。ここに1年間くらい置くとこうなります。USED加工です。
佐藤さん:外に出しっぱなしってことです。
山本さん:そうですね。わりと大きいサイズで、大きい薪も入ります。
マトリョーシカ煙突っていうタイプで、全部重ねて入れると一番下の筒と同じサイズになります。
なんで、この中に収納して。
山本さん:こっちで寝ました。
アウトドア用絨毯
佐藤さん:ちなみに、そこの四角い絨毯が彼のお店で扱ってるアウトドア向きのやつです。
山本さん:裏がこういう風に滑り止めがついているような感じで、畳むとこのくらいの大きさになります。
山本さん:薄いです。
触ると、結構ツルツルの素材になってて、中にゴミとか砂も入りにくくて、水捌けも良いので丸洗いもできます。
向こうのは土足で使えるように作ったマットです。
山本さん:そうですね。
山本さん:この地も普通に洗えちゃう。
山本さん:大丈夫です。汚れてもガシガシ、デッキブラシみたいなので洗えます。
山本さん:そうですね。
山本さん:こちらのが12,800円で二畳サイズです。
山本さん:そうですね。これが、ちょっとお値段がして98,000円です。
山本さん:そうですね。あとは、ベアボーンズのカバーとかですね。
ランタンシェード
タープ:【パジャマムーン】リトルウィング
こちらは、うちが今、メインで出しているリトルウィングのシリーズの一つなんですけど。
一応、3人用なんですね。家族で使えるのと、基本的に女子層をイメージして作った幕なんですけどね。
このタープもそうですね。
張り方が下にしているから、こうなってるんですね。
そうですね。結構、三角テントに相性が良いタープの張り方なんですよね。
まず基本形がリトルウィング。
シングルウォール:【パジャマムーン】 リトルウィング
これがシングルウォーム。面積的には2m×2m。
ちょうどコットを置いてリビング的に使える。二股ポールなんで面積が広くとれる。
アルミフレームなので非常に軽量。女性が扱いやすい物っていうのを意識して作ってますね。
これで128,000円、プラスTAXです。
そうです。超撥水の倉敷頒布です。
フレーム込みで10kgいかないですね。
そうです。
基本的には当社で制作しているカラーの倉敷頒布がある限りなんですね。
8種類くらいから選べるんですよね。
できます。
多少変わるくらいですね。オプション的にね。
細かいカスタムもできます。
ぢんまく
これは「ぢんまく」といいまして。人とは違う変わった物の風よけっていうのを作ってみたんですね。
目線が隠せるので、風よけもそうだけどプライバシーの保護にも繋がるんでね。
テント:【パジャマムーン】リトルウィング クラシック
リトルウィングのクラシックといいまして、ダブルウォールですね。
これがシングルウォールで、要するに二重構造ですね。
インナーが中にあるんですよ。
さらには上にフライが乗っかって、後ろにベンチレーターがあるんですよ。
大体、これくらいのサイズのストーブを入れて使ってますね。
これは148,000円
そうですね。
ストーブ:【センゴクアラジン】
これセンゴクアラジンのストーブです。
これガス缶で使えるんですよ。
ガスコンロ内容は
速攻で暖かくなるんです。
これは28,000円ぐらいかな。
そうですね。
これはガス1缶で4時間だったかな。
テント:【パジャマムーン】ソレイユDX
ソレイユDXっていう物です。
パッと見、リトルウィングなんですけどね。
ただこれは前室がつくんですよね。
火が上がっても燃えないので、ここにキッチンとか出したりとか、ここで焚き火したりとかできます。
そうです。
これはカスタムしてあるんでね。こちら両面エントランスで、こちらも閉じられるんですよね。
そうですね。A型テントを基本にして、色々アイデアを詰め込んだものを作っておりますので。
テント:【マルシャル】
25万円プラスTAX やっぱいい値段しますね。
そうですね。基本的にものすごい状態がいいものなので。
もちろん! だから、もうほとんど使用感がないんですよね。
それでの25万円だったら、安い方ではありますけどね。
色が抜けてるとか、そういうものは結構あるんですけど。
ちょうど、そのインナーの真ん中が使えるんですよ。
カーテンで仕切りになって、着替えたりできるんです。
これが結構、海外では有名なんですか?
昔から玄人の方が好んでる感じです。
フランスです。1980年代に日本で代理店があったんです。
ニチヨウさんというところが、マルシャルを販売してたんですね。
その頃の名残で50~60代の方々は懐かしいといわれる方もいます。
日本で一番、愛好者が多いブランドでもあります。
そうです。
今日、この後もこのイベントで突撃取材をさせていただこうと思います。
おわりに
レトロテントについて、色々と勉強をさせてもらったインタビューでした。
また多くのオプションやカスタムが用意されていて、自分だけのテントが作れるというのも魅力のひとつだと感じました。
この後も突撃取材をさせていただきましたので、ご期待ください。
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