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8tailのテント ミセスパップ徹底レビュー!安価で通気性が抜群です

尾上
こんにちは!尾上祐一郎です。

今日は8tailさんのパップテントをご紹介します。

商品名は「ミセスパップ」です!

▼今回の記事を、動画でみたい方はこちらをどうぞ!

パップテント:【8tail】ミセスパップの仕様

尾上
ミセスパップのスペックは次のとおりです。

パップテント:【8tail】ミセスパップ付属品の確認

説明書は収納袋に縫い付けてあるので、設営の仕方はこちらを見ればわかります。

尾上
それでは付属品を見ていきましょう!

付属品はまずポール用エンドキャップが5個あります。

たたんだテントをコンプレッションできるバンドが2つ付いていますね。

テント自体はシングルウォールなのでフライが1枚のみです。

スチールペグは14本付属ですね。

ペグの先端は尖っていないので、地盤が固い場合は鋳造ペグを用意したほうがいいでしょう。

ロープは5本ですね。
(本当は200cm×5本、250cm×2本の計7本付属されていなければなりません)

最後にポールが115cm×2本、150cm×2本の計4本入っています。

ポールは内部で繋がっていますね。

ポリエステルの収納袋はすごい丈夫にできています。

パップテント:【8tail】ミセスパップの設営手順を解説!

尾上
いよいよ設営していきたいと思います!

まずはテントを広げて、四隅をペグダウンしていきます。

黒テープ部分を4か所ペグダウンしました。

次に115cmのポール×2本を使ってサイドを立ち上げます。

115cmのポール×1本と200cmガイロープ×2本の組み合わせで、テント右側と左側に取り付けましょう。

ガイロープは半径45度を意識して、ペグダウンしてください。

説明書に詳しい記述はありませんでしたが、ポールはテント内へ入れ込むようです。

天井にハトメがあるので、そのままだと雨漏りしてしまいます。

エンドキャップを付けて傘替わりにしましょう。

ポールがテント内に入っており、直接ボトム(床)に干渉しています。擦れたりして圧がかかって穴があかないか心配です。

実際のキャンプで使用する場合は、圧を分散させるためにグラウンドシートを敷いた方がいいでしょう。

次に後ろ側を拡張するために200cmのガイロープを使って引っ張ります。

今回250cmのガイロープが付属していませんでした。

尾上
こういう点はちょっとマイナスですね。

ガイロープは計7本付いていますので、もし付属品に欠品があったら、メーカーへ問い合わせて下さい。

次にフライ部分のサイドのジッパーを閉めて前室部分をペグダウンしていきます。

尾上
これで設営完了です。

パップテント:【8tail】ミセスパップの全景

パップテント:【8tail】ミセスパップの寸法

115cmのポールを立ち上げた後に、ペグの位置を微調整すると見た目がきれいになります。

パップテント:【8tail】ミセスパップの造りをチェック

尾上
それではテントの各部を見ていきましょう!

ジッパーの動きはすごいスムーズなんですけど、ジッパーが余っているのが気になりました。なんででしょうか(笑)

7,000円ぐらいで買えて安いので、ところどころ雑な部分があります。

出入口はトグルが3か所ついているので固定できます。

入り口はフルクローズ・フルオープン・フルメッシュにすることができます。
入り口のジッパーはスムーズに動きました。

まずフルメッシュにしてみましょう。

トグルが3ヵ所並んで付いているので、フライ部分・本体部分・メッシュ部分の3枚を別々に固定できます。

すべて開けてフルオープンにしてみました。

トグル部分は3枚まとめても、それほどきつくなく固定できます。

内部はランタンフックが1個付いています。

生地はポリエステルで厚さは普通ですね。

繋ぎ目のシーム処理はきれいにできていますが、糸のほつれがあり縫製は少し雑ですかね。

ボトム(床)の部分もシームはしっかりしていますが、残念ながら少し汚れがありました。

ベンチレーター(換気用の窓)は両サイドに付いています。ジッパーにて開閉ができて、トグルで固定可能です。

開けてみるとこういう感じです。

尾上
メッシュがけっこう細かいですね。トグルは2ヵ所で固定ができます。

テントの後部にもベンチレーターが付いています。

こちらはジッパーではなくベルクロテープ(マジックテープ)になっています。

ハトメを付けて雨の日でも換気ができるようにしたら使い勝手がよさそうですね。

テント後部はシートが傾斜しているので、入り口側に寝たほうがいいですね。

尾上
かなり広いです!

こういう感じで前室を使います。

今後部をペグダウンしていないので、背中にシートが当たって気になります💦

後ろをガイロープでペグダウンしてみました。風が吹くとペラペラ揺れてあまりかっこよくないですね。

長さ130cmのポールを立ててガイロープを繋いでみました。こちらの方が断然かっこいいですね。内部もかなり拡張されています。

こういう感じで内部も広くなりました。

尾上
先ほどと全然違います。すごい広くなりました!

横になっても体とシートが干渉しません。

ベンチレーターが立ち上がっているからか、風の抜けもさきほどより良くなりました。

次はフルクローズにしてみました。

壁は垂直に近いので前室の幅は30cmほどです。

ここで調理を出来ないことはないですけど、少し厳しいです。

キャノピー(ひさし)を作りました。

キャノピーはシワなくピンと張れます。

150cmポール×2本と250cmガイロープ2本を使用しています。

ヒサシ部分の方が高くなっているので、雨が降るとテントの後ろに流れていく感じですね。

日陰はこのようにしっかりできます。

ポリエステルなので遮光性は低いですが、影が出来る範囲は大きいですね。

UVカット加工は無いですが、ベンチレーターが多いので風が抜ければ涼しいです。

ただ、TC(ポリコットン)よりは遮光性がないので、無風だとかなり暑いです。

キャノピーの下で焚き火をすると、火の粉が飛んで間違いなくテントに穴があきます。

安いテントなので穴があいても気にせず使い倒すか、穴が気になるようなら火の粉に強いTCを購入したほうがいいですね。

同じミスターパップでTCのものも発売されています。

尾上
ガンガン焚火をするという人はTCを検討してください。私のように焚き火料理はあまりしない、パップテント初心者の方にはポリエステルをオススメします。

シングルウォールは雨の日などに換気ができないと結露します。

自己責任ですがクランプで端を固定して引っ張り、隙間を作って換気をする方法があります。

この方法だと雨が中に侵入しないで換気をすることができます。
(メーカー推奨のやり方ではありませんので、あくまで自己責任でお願いします)

尾上
こういうアイデアを考えるのも楽しいですよね。

パップテント:【8tail】ミセスパップの耐水圧実験

尾上
それではミセスパップの耐水圧実験をしてみましょう。

少し水が溜まっていますがしっかりと撥水しています。

後部のポールを低いものにすれば、もっと流れは良くなりそう。

テント内部にもまったく水は入っていません。

ハトメのところが少し心配だったのですが、こちらもまったく問題ありません!

再びキャノピーを作って水をかけました。

キャノピーの上に少し水が溜まりましたが、傾斜があるので後ろに水が流れました。

次はボトム部分の耐水性を検証します。

ボトムの下に水が入った洗面器を入れて、押して圧を掛けてみます。

グッと圧をかけて・・・大丈夫そうですね!

まったく水は漏れてきません。

パップテント:【8tail】ミセスパップのメリット・デメリットまとめ

尾上
いろいろと検証いたしましたが、ミセスパップはいかがでしたか?ここでメリットとデメリットをまとめておきます。

パップテント:【8tail】ミセスパップのメリット

パップテント:【8tail】ミセスパップのデメリット

パップテント:【8tail】ミセスパップの撤収・最後に

尾上
それでは撤収していきましょう!

撤収していて気が付いたのですが、しっかりとテントをたたまないと収納袋に入りにくくなります。

収納した状態で長さを測定したら縦70cm×横20cmでした。

仕様上は縦60cm×横11cm)となっています。

たたみ方にもよると思いますが、使った後は収納サイズが大きくなると思っておいた方がいいでしょう。

重量も測定したら約3.5kg(仕様上は4kg)でした。

ポールも入っているからそれなりに重さがありますね。

ポール・ペグをジュラルミンに変更すれば軽量化できそうです。

今回はミセスパップを徹底レビューいたしました!

ミセスパップが気になっている方はぜひ参考にしてみてください!

今後の励みになりますので、良かったらYoutubeのチャンネル登録お願いします!

・尾上祐一郎【テントバカ】

テントについてのご質問などありましたら気軽にご相談ください。

尾上
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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