焚き火台テーブルは、キャンプで焚き火を近くで見ながら食事したり、ゆっくり談笑したりするのに便利なアイテムです。
焚き火台テーブルは形や素材、大きさが異なる商品が幅広く販売されているため、どれを選べばいいのか、そもそも必要あるの?と思う方も多いはずです。
合わせておすすめの焚き火台テーブルも紹介していくので、焚き火台テーブル選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
焚き火台テーブルを使用するメリット
焚き火調理では焚き火がすぐ近くにあるので、調理しながら食事を楽しめるのはもちろん、温かい料理は温かいまま食べられます。
また焚き火台テーブルを連結すれば、ラックとして使用したり、広い作業台としても使用できたりもします。
さらに小さい子供やペットがいる場合では、焚き火台テーブルが焚き火までの柵代わりにもなります。
目を離した隙に、焚き火で火傷してしまうリスクも軽減します。
見た目がおしゃれに見えるのも嬉しいポイントです。
焚き火台テーブルは、ソロ用からグループ用まで幅広く展開しているので、さまざまなキャンプスタイルに使用可能。
幅広いキャンプスタイルで便利に、そしておしゃれに使用できる焚き火台テーブルは、キャンプに1台は持っていきたいアイテムです。
焚き火台テーブルの選び方をチェック!
焚き火台テーブルはさまざまなメーカーから色々なタイプの商品が販売されています。
そのため、どういった商品を選べばいいか悩む方も多いと思います。焚き火台テーブルの選び方のポイントは以下の4つです。
ここからは選び方のポイント4つを詳しく解説していきます。
選び方①使用シーンで決める
焚き火台テーブルを購入する際、どんなキャンプで使いたいか、使用するシーンやスタイルで考えると選びやすくなります。
ソロキャンパー向きの「調理台タイプ」
ソロキャンパー向けには「調理台タイプ」がおすすめです。調理台タイプは、天板に耐熱性の素材を採用し、焚き火近くに配置しても燃えにくく、焚き火で加熱した調理器具なども乗せれます。
また調理台タイプはコンパクトな商品が多く、焚き火を楽しむ時は焚き火の近くに設置、夜焚き火を消したあとテント内でくつろぐ時はテント内に設置も簡単にできます。
コンパクトで持ち運びやすい「調理台タイプ」の焚き火台テーブルは、1人でも扱いやすいためソロキャンパーに向いています。
大人数で焚き火を囲むなら「囲炉裏タイプ」
囲炉裏タイプは真ん中がくり抜かれたような形をしている商品が多く、真ん中に焚き火台を置き、大人数で焚き火を囲めるタイプの焚き火台テーブルです。
大人数で火を囲めるので、みんなで暖を取りながら調理したり食事したりと楽しい時間を過ごせます。
また小さな子供やペットがいる場合は、焚き火の炎から遠ざける役目も果たしてくれるのも嬉しいポイントです。
大人数で焚き火を囲みながら楽しい時間を過ごせる「囲炉裏タイプ」はグループやファミリーキャンパーに向いています。
選び方②素材をチェック
焚き火台テーブルを選ぶ際は素材のチェックも欠かせません。焚き火台テーブルの天板の素材には以下の3種類があります。
ここからはそれぞれの素材の特徴をお伝えしていきます。
素材の特徴を押さえて、自分にあった素材の焚き火台テーブルを選びましょう。
お手入れが簡単で耐久性に優れている「ステンレス製」
ステンレス製は錆びにくく、耐久性が高いため、とても扱いやすい素材です。
また軽量で持ち運びやすいので、移動手段も選びません。
また天板が汚れても水で拭き取りやすく、中には丸洗いできる商品もあり、汚れを気にせず使用できます。
メンテナンスがしやすく汚れを気にせず使用できるため、ステンレス製の焚き火台テーブルは1台は持っていると、とても便利なアイテムです。
低価格で入手しやすい「スチール(鉄)製」
スチール(鉄)製はステンレス製や木製に比べて低価格で入手できます。
錆びやすいためメンテナンスは欠かせませんが、ずっしりとした重厚感があり安定性が抜群です。
重さがあるので持ち運び手段は車に限られてしまいますが、落ち着いた色合いでキャンプサイトをカッコよく仕上げてくれます。
無骨なスタイルが好きな方や焚き火台テーブルの予算をできるだけ抑えたい方には、スチール(鉄)製タイプがおすすめです。
見た目がおしゃれで周りと差がつく「木製」
木製は自然と調和し、違和感なくおしゃれなキャンプサイトにしてくれます。
しかし木製は煤など灰汚れが付きやすく、キレイに保つにはメンテナンスが必須です。さらに重さのある商品が多いため、持ち運び手段が限られてしまいます。
何よりも「おしゃれ感」を重視したい方には木製タイプがおすすめです。
選び方③サイズ感は?コンパクトに収納できると持ち運びに便利
使用するサイズ感は、ソロでは調理台タイプ、大人数では囲炉裏タイプがおすすめとお伝えしましたが、収納サイズも重要です。
焚き火台テーブルには脚を折り畳めるタイプや、天板を外せるタイプ、収納袋が付属している商品もあります。
一方、天板を外せるタイプは収納サイズはコンパクトになりますが、展開や撤収に時間がかかることも…。
持ち運び手段や使用時に何人で設置するのかを考慮して、持ち運びに負担なく便利に使用できる商品を選びましょう。
選び方④機能性にも注目!マルチに使えると◎
焚き火台テーブルには、テーブルの機能だけでなく、さまざまな使いやすい便利機能が備わっている商品があります。
さらにテーブルに拡張機能がついていれば、調理台の広さに余裕をもったり、使用人数の変更をしたりと、臨機応変に対応できます。
焚き火台テーブルおすすめ5選【調理タイプ】
ここからは、調理台タイプのおすすめ焚き火台テーブルを紹介していきます。
おすすめ商品のスペックや特徴、価格などお伝えしていくので、気になる商品があったらぜひチェックしてみてください。
※商品の価格表記は公式サイトの税込価格ですが、一部Amazonの税込価格(2022.9月)を表記しています。
UNIFLAME(ユニフレーム):焚き火テーブル
焚き火台テーブルの中でも定番化している、頑丈で使い勝手のよい商品です。
使用後は水で丸洗いできるためメンテナンスも簡単です。
天板は折りたたみできませんが、脚部分は折りたたんで天板の後ろに収納可能。そのため幅を取らず収納・積載できます。
汚れなど気にせず使いたい方や、収納時にかさばらない焚き火台テーブルを探している方におすすめの商品です。
【スペック】
- 価格:7,900円(税込)
- 使用サイズ:幅55×奥行き35×高さ37cm
- 収納サイズ:幅55×奥行き35×高さ2.5cm
- 重さ:2.3kg
- 耐荷重:50kg
QUICKCAMP(クイックキャンプ):ヴィンテージラインハーフスチール焚き火テーブル
天板の片面ずつ素材が違い、高さ調節も可能な汎用性の高い商品です。
スチール(鉄)部分は耐熱温度250℃と調理したてのスキレットなど、熱々のクッカーも安心して置けます。
またMEDボードも耐熱温度が150℃まであるため、卓上で使用するグリルなど置いても心配ありません。
スタイルによって高さを簡単に変更できるので、とても便利です。
卓上コンロで気兼ねなく調理したい方や、おしゃれな焚き火台テーブルを探している方におすすめの商品です。
【スペック】
- 価格:4,620円(税込)
- 使用サイズ:幅60×奥行き40×高さ(ロー/ハイ)27/34.5cm
- 収納サイズ:幅40×奥行き30×高さ4.5cm
- 重さ:1.4kg
- 耐荷重:5kg
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ):2wayステンレスサイドテーブル
ステンレス製で耐熱性が高く、焚き火周りに最適な焚き火台テーブルです。
高さは2段階で調節できるので、使用するシーンによって変更できます。
焚き火台テーブルの四隅には、フックを使用すれば小物など掛けられる隙間があり、軽量のアイテムであれば収納できます。
また天板はエンボス加工されているため、傷が目立たないのも嬉しいポイントです。
薄くなった本体を収納できる収納バッグが付属しているため持ち運びに便利です。
傷など気にすることなく、焚き火台テーブルを使用したい方や小物を掛けて収納できる焚き火台テーブルを探している方に、おすすめの商品です。
- 価格:11,000円(税込)
- 使用サイズ:幅60×奥行き30×高さ(ロー/ハイ)26.5/40cm
- 収納サイズ:幅60×奥行き30×高さ2cm
- 重さ:2.9kg
- 耐荷重:30kg
Snow Peak(スノーピーク):TAKIBI MYテーブル
シンプルな見た目で、収納面や機能性に優れた焚き火台テーブルです。
天板の両サイドにはハンギングバーがあり、シェラカップなどを掛けて収納できます。さらに別売りの「ステンレストレー1ユニット」を下段に設置すれば、棚板として使えるため収納力がアップします。
またシンプルな構造ですが耐荷重15kgあるので、スキレットなど重たいクッカーでも安心して置けるのも嬉しいポイントです。
価格は少し高めですがシンプルな見た目で、機能的な焚き火台テーブルを探している方におすすめの商品です。
- 価格:17,050円(税込)
- 使用サイズ:幅49.6×奥行き33.2×高さ40cm
- 収納サイズ:幅45×奥行き33.2×高さ7.8cm
- 重さ:2.9kg
- 耐荷重:15kg
DOD(ディー・オー・ディー):テキーラ180
必要なアイテムを手の届く範囲で収納可能で、プライベート空間を作れるコックピット型の焚き火台テーブルです。
ランタンレッグには、ランタンやキッチンペーパーを取り付けられ、テーブル正面のレッグ上部にはシェラカップやカラビナなど収納可能。収納スペースが多く、調理時に使う道具をテーブルやテーブル周りに置けるためとても便利です。
またテキーラ180を2セットと、別途テキーラレッグLを購入して組み合わせると、大人数で使用する囲炉裏テーブルとして使えるのも嬉しいポイント。
さまざまな使い方ができる焚き火台テーブルなので、アレンジを楽しみたい方におすすめの商品です。
- 価格:19,650円(税込)
- 使用サイズ:幅137×奥行き68×高さ86cm
- 収納サイズ:幅88×奥行き8×高さ46.5cm
- 重さ:8.3kg
- 耐荷重:30kg
焚き火台テーブルおすすめ5選【囲炉裏タイプ】
ここからは囲炉裏タイプのおすすめ焚き火台テーブルを紹介していきます。
囲炉裏タイプは大人数で使用するため大きい商品が多く、持ち運び手段が限られてしまいます。そのため持ち運べるサイズや重さかを、必ず確認しておきましょう。
おすすめ商品のスペックや特徴、価格などお伝えしていくので、気になる商品があったらぜひチェックしてみてください。
※商品の価格表記は公式サイトの税込価格(2022.9月)を表記しています。
BUNDOK(バンドック):マルチ焚き火テーブル
囲炉裏タイプ、テーブルタイプ、サイドテーブルタイプなどマルチに使用できる焚き火台テーブルです。
4つのテーブルを組み合わせてマルチに使用できるため、スタイルに合った楽しみ方ができます。
ソロキャンプやデュオキャンプでは、1つだけ持ち運んで使用できるため、大人数のキャンプでも少人数のキャンプでもどちらでも活躍します。
マルチにさまざまなスタイルで使用したい方におすすめの商品です。
- 価格:13,200円(税込)
- 使用サイズ:幅100×奥行き100(内面66×66cm)
- 収納サイズ:幅85×奥行き12.5×高さ18.5cm
- 重さ:7.3kg
Coleman(コールマン):ファイアープレーステーブル
軽量で持ち運びやすいオールステンレス製の焚き火台テーブルです。
また持ち運びしやすいように、収納ケースが付属しているのも嬉しいポイントです。
オールステンレス製なのでサビに強く劣化しにくいため、長く使用可能。メンテナンスも簡単にできます。
とても扱いやすくシンプルな焚き火台テーブルなので、ファミリーキャンプ初心者の方におすすめの商品です。
- 価格:19,000円(税込)
- 使用サイズ:幅100×奥行き100×高さ27cm
- 収納サイズ:幅100×奥行き17×高さ11cm
- 重さ:6kg
Snow Peak(スノーピーク):ジカロテーブル
シンプルな見た目で、拡張性やアレンジが豊富なマルチな焚き火台テーブルです。
4つのテーブルユニットの組み方が2パターンあり、それぞれ開口部のサイズが違うためサイズに合った色々な焚き火台を設置できます。
2つのセッティングだけでなく、別売りのマルチファンクションテーブルを連結すれば、テーブルの拡張が可能。人数が多いときや、調理スペースを別途設けたい時に活躍します。
またジカロテーブル同士も連結できるため、グループやファミリーで持ち寄れば片方は焚き火、片方がBBQグリルなど楽しみ方が広がります。
焚き火台テーブルをアレンジして使用したい方におすすめの商品です。
- 価格:35,200円(税込)
- 使用サイズ:幅112×奥行き112×高さ40cm(開口部/60×60cm)/幅89×奥行き89×高さ40cm(開口部/37×37cm)
- 収納サイズ:74.5×17×40cm
- 重さ:10.5kg
DOD(ディー・オー・ディー):テキーラテーブル
調理台テーブルにも囲炉裏テーブルにも、自由自在に組み立てられる焚き火台テーブルです。
スチール(鉄)製ですが持ち手が木製で、プレートが熱くなっても移動させやすくとても便利。見た目も無骨な黒と、温かみのある木製がマッチしてとてもおしゃれです。
さまざまな使い方ができ、3枚のプレートを並べれば調理台テーブルや、食卓のテーブルとして使用可能。
プレートをレッグの上下に差し込めばラックとして、またレッグを1つ買い足して三角形に組めば囲炉裏テーブルにもなります。
別途購入品が必要な場合もありますが、1つの焚き火台テーブルで何種類ものアレンジをしたい方におすすめの商品です。
- 価格:17,300円(税込)
- 使用サイズ:幅115×奥行き49×高さ41cm
- 収納サイズ:プレート/幅91×奥行き14・レッグ/幅47×奥行き49cm
- 重さ:8.6kg
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ):CSクラシック ヘキサグリルテーブルセット
おしゃれな見た目で、様々な組み方ができる木製の焚き火台テーブルです。
組み立ては板を組み合わせるだけで簡単にできます。またテーブルの接続部分を変えれば長テーブルや、ハニカム形のテーブルに変更可能です。
また別売りの「CSクラシックスヘキサセンターテーブル」と組み合わせれば、中の穴部分が埋まり、大きいテーブルとしても。
木製で人数やシーンによって対応できる焚き火台テーブルを探している方に、おすすめの商品です。
- 価格:37,620円(税込)
- 使用サイズ:幅137×奥行き120×高さ27cm
- 収納サイズ:幅80×奥行き20×厚さ20cm
- 重さ:14kg
焚き火台テーブルはキャンプに持っていきたいおすすめアイテム
焚き火台テーブルはテーブルとしての使い方はもちろん、ラックになったり拡張すれば広い調理場になったりと、とても便利なアイテムです。
焚き火台テーブルには調理台タイプと囲炉裏タイプがあるので、自分がどんなスタイルでキャンプを楽しみたいかで選びましょう。
キャンプをより楽しく便利に、そして配置を考えてわくわくするような、自分に合った焚き火台テーブルを見つけてみてください。
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