ファミリーキャンプでは焚き火を囲みながら、まったりとした時間を過ごしたり食事をしたりする時間は、家族団らんできる特別な時間です。
普段とは違い、開放感溢れるキャンプ場でのコミュニケーションは大切な思い出にもなります。
とはいえ「焚き火台」と言ってもソロキャンプで使うタイプや、ファミリーキャンプで使うタイプなど色々あり、どういった焚き火台を購入すればいいか悩む方も多いはず…。
今回はファミリーキャンプ向けの焚き火台の紹介とともに、選び方やメーカーの特徴もお伝えしていきます。
目次
焚き火台の選び方【ファミリー向けの場合】
ファミリーキャンプで使う焚き火台の選び方には、以下6つのポイントがあります。
ここからはそれぞれ詳しく説明していきます。
選び方のポイントを押さえて自分にあった焚き火台を選びましょう。
予算に合った価格かチェックする
ファミリーキャンプでは焚き火台だけでなく、大きなテント・人数分の寝具や食器、チェア等を用意するのにお金がかかります。
キャンプ道具の中でも「あまり焚き火台を買う予算がないけど、焚き火も楽しみたい」という方も多いです。
自分が欲しい焚き火台が予算オーバーの場合は、見た目や機能性などで譲れない箇所を挙げて類似品もチェックしておきましょう。
気になった焚き火台があったら価格をチェックして、予算に合った価格の焚き火台を選びましょう。
移動手段に合った持ち運びやすいものを選ぶ
焚き火台はキャンプ場に運んで使用するため、持ち運びやすさも重要です。
車で移動するキャンプでは、そこまで気にする必要はありませんが、徒歩やバイク、電車を使って移動する場合は軽量でコンパクトに収納できる焚き火台を選びましょう。
焚き火台をバーベキューと兼用するなら調理可能なものを選ぶ
家族みんなでバーベキューを楽しみたい場合は、網や鉄板など調理できる付属品が付いているかチェックしましょう。
100円均一などで網や鉄板の代用品が販売されていますが、大きさが合わないとバランスを崩してうまく調理できない場合があります。
焚き火台専用の網や鉄板であれば、使いやすい大きさで販売されているので安心してバーベキューが楽しめます。
ファミリー向けは使用人数に応じて大型を選ぶ
ファミリーキャンプで使う焚き火台は、少人数に合ったサイズの商品を選びましょう。
ソロ用のように1〜2人用の焚き火台だとコンパクト過ぎて、焚き火調理を複数人分同時に調理できない場合があります。
大きな焚き火台だと持ち運びに不便ですが、付属品や別途販売されている収納ケースがあると持ち運びやすくなり便利です。
使用する人数に合わせて、大きな焚き火台を購入する時は、付属品やコンパクトに収納できるかどうかの確認もしておきましょう。
組み立てやすさ・薪のくべやすさをチェックする
焚き火台の組み立てやすさや、薪の焚べやすさも重要です。
【組み立やすさ】
1番設置が簡単なのは、そのまま使用できる商品ですが、収納時コンパクトにならず大きすぎて携行性が良くない場合があります。
持ち運びに便利な収納ケースが付属しているか、チェックしておきましょう。
次に簡単なのは折りたたみ式で、開いてすぐ設置できる商品や、開いてパーツを何箇所かハメてすぐ使用できる商品が多く、とても便利です。
組み立て式はパーツを1つずつハメて組み立てるタイプで、完成までに少し手間取る場合があります。
今は組み立て式でも、簡単に組み立てられる商品が多く販売されているので、収納時のコンパクト性を重視する場合は組み立て方を確認して簡単な商品を選びましょう。
【薪の焚べやすさ】
火床が狭いと薪を焚べる時、火床のサイズにあった薪を用意しなければなりません。
また薪を置くスペースを確保するため、薪移動を頻繁に行う場合もあります。
薪割りを楽しむキャンパーもいますが「薪割りをできるだけ省いて焚き火を楽しみたい」という方は、火床の幅が30〜40cm以上ある焚き火台を選びましょう。
また十分な広さがあれば、薪くべる時そこまで薪を置くスペースを確保しなくて良いので、ゆっくりと焚き火を楽しめます。
焚き火を薪のストレスなく楽しみたい場合は、火床が30〜40cmの焚き火台を選びましょう。
焚き火台の煙が苦手なら二次燃焼可能か確認する
二次燃焼とは薪を燃やして(一次燃焼)発生した煙に、空気を送り込んでさらに燃焼させることです。
発生した煙を燃焼させるため、煙が出にくい仕組みになっています。
また特にお子さんがいる場合、煙を吸い込んでムセたり、ひどい場合火傷したりするので、安全面でもメリットがあります。
煙が苦手な方や、お子さんがいる方は二次燃焼可能な焚き火台を選ぶと、より安全に焚き火を楽しめます。
焚き火台のおすすめ人気メーカーの特徴
焚き火台は色々なアウトドアメーカーから販売されていて、その中でも特に人気のメーカーがあります。
ここからはおすすめ人気メーカーの特徴をお伝えしていきます。
また最近よくSNS等で目にするデザイン性が高い「ガレージブランド」の特徴もお伝えしていきます。
人気メーカーやガレージブランドの特徴を知って、ファミリーキャンプのスタイルに合った焚き火台を選びましょう。
Coleman(コールマン)
コールマンは日本で有名なアウトドアメーカーで、1900年頃に創立され長い歴史があり、認知度と信頼度が高いメーカーです。
キャンプ道具を幅広く販売しており、価格もリーズナブルで初心者でも簡単に使える商品を多く販売しています。
コールマンの焚き火台は現在「ファイアーディスク/ソロ」「ステンレスファイアープレイス」の2種類販売されており、2種類共こだわりのデザイン性と使いやすさが詰まった商品です。
どの焚き火台も多少の重さはありますが、扱いやすい設計で比較的安い価格帯で手に入るためコストパフォーマンスは抜群です。
ファミリーキャンプ初心者や、焚き火を楽しみたいけど予算を少し抑えたい方に、とてもおすすめのメーカーです。
SnowPeak(スノーピーク)
「スノーピーク」は焚き火台選びの際、必ず名前が上がると言っていいほど、有名な日本のアウトドアメーカーです。
キャンプシーンに「焚き火台」の使用を定着させ、スノーピークの焚き火台は1996年販売以来、キャンパーに愛され続けている定番の焚き火台です。
新潟県三条市に本社を構え、日本製の機能的で美しく頑丈なキャンプ道具を販売しています。
焚き火台の種類は現在「焚き火台S/M/L」「焚き火台SR」の2種類販売されており、どれも洗練されたシンプルな見た目で扱いやすい商品です。
焚き火台と合わせてテーブルや調理器具を購入すれば、それだけでシンプルでおしゃれなキャンプサイトができあがるのも嬉しいポイントです。
価格帯は比較的高いですが、シンプルでおしゃれな見た目と高品質なので、焚き火台を大事に育てていきたい方には、とてもおすすめのメーカーです。
キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグは随一の格安価格を誇る、有名なアウトドアメーカーです。
キャプテンスタッグは幅広いキャンプ道具を販売しており、低価格で手に入れやすいため、学生キャンパーにも人気があります。
焚き火台の種類も10種類以上あり、ファミリー用の大きな焚き火台からソロ用のミニサイズの焚き火台まで幅広く展開されています。
低価格で手に入れやすい焚き火台が多いので、とりあえず「焚き火台」を使ってみたい初心者キャンパーにおすすめのメーカーです。
ユニフレーム
日本の高品質金物の街である燕市に1985年に創設された、有名なアウトドアメーカーです。
「ユニークな炎(フレーム)を創造する」というコンセプトの基、焚き火台やストーブ、調理器具などを始め、様々なキャンプ道具を販売しています。
高品質とリーズナブルな価格のバランスが良く、キャンプ場に行けば必ず見かけるほどのシェア率の高さです。
焚き火台の種類は現在「ファイアスタンド」「ファイアグリル」「薪グリル/ラージ/solo」「焚き火ベースsolo」の4種類があり、マルチな焚き火台から用途に特化した焚き火台まで幅広く販売されています。
焚き火台関連の別売り商品も充実しているため、ユニフレームの商品だけで焚き火に必要な道具が揃います。
価格帯が安くて品質が良い焚き火台を探している方に、おすすめのメーカーです。
LOGOS(ロゴス)
日本の大阪府に設立された、日本発祥の有名なアウトドアメーカーです。
ロゴのメイプルリーフには「自然と人との繋がりを広げる一番のブランドでありたい」という思いが込められています。
焚き火台の種類は10種類以上あり、スタンド型の立って調理するグリルや、焚き火を楽しめるオーソドックスな焚き火台まで幅広く販売されています。
リーズナブルでおしゃれな見た目の焚き火台を探している方に、おすすめのメーカーです。
ガレージブランド
小規模な個人事業者が「デザイン性」や「品質」にこだわったキャンプ道具を販売しているブランドの総称です。
ガレージブランドはSNSでの発信が多いのでデザイン性や機能性、コンセプトが好きなブランドを見つけた場合は、SNSをチェックしておきましょう。
小規模展開なので在庫数が少なく、欲しいと思った時すぐに手に入らない所が難点ですが、人と被りたくないという方にはおすすめです。
焚き火台おすすめ10選!ファミリーキャンプ向けの商品を紹介
ここからはファミリーキャンプにおすすめの、焚き火台をご紹介していきます。
ただ大人数で使える焚き火台ではなく、持ち運び安さや扱いやすさなど、選び方のポイントを押さえた商品をお伝えしていきます。
焚き火台の特徴や価格も一緒にお伝えしていきますので、気になった商品があったらぜひチェックしてみてください。
※商品の価格表記は公式サイトの税込価格(2022年5月現在)を表記しています。
Coleman(コールマン):ファイヤーディスク
シンプルな丸形の焚き火台で、キャンプ初心者でもとても扱いやすい焚き火台です。
組み立ては脚を立てるだけの簡単設計なので、初心者でも簡単に設置できます。
また丸形の火床で、防風となるようなサイドパネルがないため、どの角度から見ても焚き火台から上がる美しい炎が見られます。
付属品にはバーベキューの炭を入れやすい焼き網が付いているので、本体購入のみでバーベキューを楽しめます。
収納時、脚を畳めば厚さ10cmになりますが、火床自体は分解できず使用サイズそのままなので、持ち運びには少し大きめのサイズです。
価格は比較的安価で、7千円台での購入が可能です。
大人数で焚き火鑑賞やバーベキューを楽しめ、扱いやすさと価格帯がとても魅力的な焚き火台なので、ファミリーキャンプ初心者の方にぜひ、おすすめしたい焚き火台です。
【スペック】
- 価格:7,990円(税込)
- 使用サイズ:φ45×高さ23cm
- 収納サイズ:φ46×高さ8.5cm
- 重さ:1.6kg
- 付属品:焼き網、収納ケース
Coleman(コールマン):ステンレスファイヤープレイスⅢ
焚き火台のサイドパーツが高く、キャンプファイヤーを連想させる井げた式ボディを持つ焚き火台です。
焚き火台を井げた式にすることで、空気の流れが良くなり燃焼効率が高くなります。
焚き火調理に便利な焼き網は付属品として付いているので、本体購入のみで焚き火調理を楽しめます。
がっちりとした作りなので、別売りのダッチオーブンスタンドを購入すれば、重たいダッチオーブンでの調理も可能です。
設置は組立て式なので慣れるまでは少し手間ですが、組立て式の中でも簡単な「折りたたみ式」なので難しい手順はなく組み立て可能です。
火床は40cm以上あるので、大きな薪も割らずに焚べられます。
価格は少し高めの設定ですが、キャンプファイヤーのような豪快な焚き火を楽しみたい方や、色々な焚き火調理も楽しみたい方にとてもおすすめの焚き火台です。
【スペック】
- 価格:23,800円(税込)
- 使用サイズ:幅41.5×奥行き46.5×高さ34.5cm
- 収納サイズ:幅41.5×奥行き30.5×高さ15.5cm
- 重さ:5.7kg
- 付属品:焼き網、収納ケース
snow peak(スノーピーク):焚き火台L
どんなスタイルにもマッチするシンプルな見た目と、「買えば一生モノ」と言われるほどの耐久性が高い焚き火台です。
焚き火調理する時は、別途オプション品のグリルプレートや焼き網等の購入が必要です。
オプション品には焚き火台周辺道具の焚き火テーブルや、トング等も販売しているので少し値は張りますが、一式で揃えるとオシャレ度が一気に上がります。
設置は簡単設計で、折り畳まれている本体を開くだけで完成します。
火床は広く薪割りせず薪を焚べられるので、ゆったりと焚き火の時間を過ごせます。
お子さんの成長と共に焚き火台を育てていきたい方や、1つの焚き火台を長く使っていきたい方に、とてもおすすめの焚き火台です。
【スペック】
- 価格:17,600円(税込)
- 使用サイズ:幅45.5×奥行き45.5×高さ31.5cm
- 収納サイズ:幅56×奥行き64×高さ3.2cm
- 重さ:5.5kg
- 付属品:収納ケース
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ):ヘキサステンレスファイアグリル
深型の焚き火台で風に影響されず火力を維持でき、焚き火調理しやすい焚き火台です。
付属品でバーベキュー網が付いているので、本体購入のみでバーベーキューを楽しめます。
またバーベキュー網はゴトク代わりにもなるので、バーベキューのみならず色々な調理が可能です。
組み立ては折りたたみ式の焚き火台なので、設置が簡単にできるのも嬉しいぽイントです。
火床が広いので、大人数での焚き火調理や焚き火鑑賞も十分にできます。
1台の購入でオプション品を購入しなくても、焚き火鑑賞や焚き火調理を楽しめる高いコストパフォーマンスを持つ焚き火台です。
焚き火台の予算を抑えたいけど、焚き火を十分に楽しみたい方におすすめの焚き火台です。
【スペック】
- 価格:13,200円(税込)
- 使用サイズ:幅47.5×奥行き41×高さ30cm
- 収納サイズ:幅57×奥行き47×高さ6cm
- 重さ:3.8kg
- 付属品:バーベキュー網、収納ケース
UNIFLAME(ユニフレーム):ファイアグリル
高品質でリーズナブルな、コストパフォーマンスの高い焚き火台です。
付属品には焚き火調理に便利な焼き網が付いているため、別途用意しなくても焚き火調理が可能です。
構造は浅型ですが、火床の四隅に隙間があり空気の流れを良くしているため、燃焼効率が高く火が安定しやすい構造です。
焚き火台の設置は組立て式ですが、脚を組み立てて本体を載せるだけなので簡単に設置できます。
収納時は各パーツが火床に収まる様になっているため、パーツの紛失を防げて便利です。
火床のサイズは薪割りしなくても薪を焚べれ、大人数でもしっかり焚き火を楽しめるサイズです。
焚き火台の予算を抑えたいけど、日本製がいいという方におすすめの焚き火台です。
【スペック】
- 価格:7,500円(税込)
- 使用サイズ:幅43×奥行き43×高さ33cm
- 収納サイズ:幅37.5×奥行き37.5×高さ7cm
- 重さ:2.7kg
- 付属品:焼き網
UNIFLAME(ユニフレーム):薪グリル
焚き火調理を本格的に楽しめる焚き火台です。
ゴトクが標準装備されていて、調理しやすいようにゴトクの位置を3段階で調節できます。
耐荷重が10kgあるのでスキレットやダッチオーブン等、重たい調理器具でも焚き火調理できます。
また前面がオープンになっているため、薪を焚べやすく調理時も簡単に薪の移動なども可能です。
ただし背面からの風を防ぐように、焚き火台の背面にパネルがあるため、焚き火台を囲っての焚き火鑑賞はできません。
焚き火鑑賞というより、主に焚き火調理を楽しみたい方におすすめの焚き火台です。
【スペック】
- 価格:13,900円(税込)
- 使用サイズ:幅47.5×奥行き30×高さ35cm
- 収納サイズ:幅25×奥行き45.5×高さ6.5cm
- 重さ:3.6kg
- 付属品:収納ケース
LOGOS(ロゴス):theピラミッドTAKIBI(タキビ)L
幅広いオプション品で、色々な焚き火スタイルを楽しめる焚き火台です。
2つのゴトクが互いに補強し合うように設置しあう構造のため、ダッチオーブンなど重たい調理器具での調理が可能です。
ゴトクを設置したまま焚き火鑑賞したい場合は、ゴトクの間に薪を立ててティピ型(山型)の焚き火を楽しめます。
ゴトクを外せば薪を並べて楽しむ並列型や、キャンプファイヤーのような井げた型の焚き火も楽しめるため、色々な焚き火鑑賞が可能です。
設置は組立て式ですが、6つのパーツを重ねるだけなので簡単に設置が可能です。
焚き火台本体の購入だけで焚き火鑑賞や焚き火調理を十分に楽しめますが、豊富なオプション品を取り入れれば、半分は網焼き・半分はダッチオーブンなど色々なスタイルが楽しめます。
1つの焚き火台で色々なスタイルを楽しみたい方におすすめの焚き火台です。
【スペック】
- 価格:11,900円(税込)
- 使用サイズ:幅39×奥行き38.5×高さ28cm
- 収納サイズ:幅42×奥行き26.5×高さ7.5cm
- 重さ:3.1kg
- 付属品:ゴトク(串焼きプレート付)、収納バッグ
belmont(ベルモント):焚き火台TOKOBI(トコビ)
ファミリーキャンプで使える大きさでありながら、軽量で扱いやすい焚き火台です。
焚き火調理に必要なゴトクは付属していませんが、オプション品で購入できるので、焚き火台と同時に揃えておくとスムーズに焚き火調理も楽しめます。
ゴトクの位置が別の高さ2段階で調節できるので、火加減の調節がしやすくなっています。
ワイヤーシェルフに薪を斜めに載せて焚き火をすれば、薪の乾燥もできます。
また火床は広く薪割りしなくても、そのまま薪を焚べれるので薪割りの手間が省けます。
設置は組立て式ですが、折り畳まれている脚を広げ、メッシュの火床を取り付けるだけで完成します。
焚き火調理にはオプション品の購入が必要ですが、軽量・コンパクトで扱いやすい焚き火台を探している方におすすめの焚き火台です。
【スペック】
- 価格:14,960円(税込)
- 使用サイズ:幅41.5×奥行き46×高さ32cm
- 収納サイズ:幅26×奥行き46×高さ6cm
- 重さ:2.2kg
- 付属品:収納ケース
sanzoku mountain(サンゾクマウンテン):mouncol(マウンコル)
SNSで有名になった横浜発のガレージブランドの、無骨で格好良い鉄製の焚き火台です。
広い火床で円形なので、どの角度から見ても美しい焚き火の炎を眺められ、大人数での焚き火鑑賞に最適です。
焚き火調理には別途ゴトクの購入が必要ですが、オプション品でデザイン性もサイズもピッタリの商品があるので、一緒に購入しておくと便利です。
ただしコンパクトに収納できないので、持ち運びに不便さはあります。
脚の長さを10cmと17cmの二段階に変えられるので、焚き火鑑賞では低いスタイル、調理時には調理しやすいように高いスタイルのように、スタイルに合わせて高さ調節できるのは嬉しいポイントです。
車でファミリーキャンプをする方で、無骨スタイルやファミリー使いできるおしゃれな焚き火台を探している方に、おすすめの焚き火台です。
【スペック】
- 価格:35,800円(税込)
- 使用サイズ:Φ45 × 高さ26cm(脚10cm)、Φ45 × 高さ33cm(脚17cm)
- 収納サイズ:使用サイズと同じ
- 重さ:7kg
- 付属品:収納袋
▶サンゾクマウンテン:マウンコルの購入はこちら
Petromax(ペトロマックス):ファイヤーボウルfs48
ドイツの石油ランタンの老舗「ペトロマックス」の、天板が平らに近く様々な使い方ができるマルチな焚き火台です。
オプション品でゴトクはありませんが、ダッチオーブンを載せれるクッキングスタンドや、色々な調理器具を吊り下げれるファイヤーブリッジ等が販売されています。
焚き火調理を楽しみたい方は、焚き火台と一緒に揃えておくと便利です。
火床は48cmと広く、薪割りせずに焚べられるのはもちろん色々な薪の焚べ方を楽しめます。
オプション品の購入で焚き火調理を楽しめ、オシャレなフライパン・器にも変身するマルチな焚き火台なので、使い方など色々アレンジして焚き火調理や、焚き火鑑賞を楽しみたい方におすすめです。
【スペック】
- 価格:18,700円(税込)
- 使用サイズ:Φ48×26cm
- 収納サイズ:使用サイズと同じ
- 重さ:5kg
- 付属品:-
【番外編】TOKYO CRAFTS(トーキョークラフト):マクライト
1台で焚き火鑑賞も焚き火調理もファミリーで楽しめる、コンパクトで組み立てが簡単な焚き火台です。
薪割りをせず、薪を焚べられる広い火床を持ちながらも、コンパクトに収納できます。
焚き火調理に必要なゴトクも付属しているため、焚き火台購入のみで焚き火調理も楽しめます。
ゴトクはフレームと風防パネルの、高さが違う2段階で使用が可能です。
また調理できる面積が広いので、2〜3種類の料理が同時に調理可能です。
広い火床に色々な薪の置き方ができるため、焚き火鑑賞も楽しめます。
焚き火台のみの購入で、焚き火鑑賞と焚き火調理が楽しめて1万円を切る価格なのでコストパフォーマンスが良い焚き火台です。
【スペック】
- 価格:9,878円(税込)
- 使用サイズ:幅36×奥行き40×高さ32cm
- 収納サイズ:幅21×奥行き40×高さ2.5cm
- 重さ:本体794g/ゴトク135g
- 付属品:ゴトク・収納ケース
▶焚き火台マクライトの購入はこちら
マクライトのレビューも合わせてご覧ください。
焚き火台とセットであると便利な6つのアイテム
購入する焚き火台が決まったら、次は焚き火台とセットで購入しておくと便利なアイテムの紹介です。
1つずつどんな機能や使い方があるか確認して、焚き火台と一緒に揃えておきましょう。
耐熱グローブ
焚き火の火を扱う上で必須の「耐熱グローブ」です。
燃えにくく耐熱性のある生地でできていて、手や腕を火から守ってくれます。
耐熱グローブには「ショート丈」と「ロング丈」の2種類があります。
一方、薪割りや設営、焚き火調理時の調理器具を扱う時は、作業しやすいショート丈がおすすめです。
それぞれの特徴を把握して、作業に合った耐熱グローブを用意しておきましょう。
焚き火用のトング・火バサミ
焚き火調理や、焚き火鑑賞時に炭や薪を移動したり、薪を焚べたりする時に使用する、トングや火バサミです。
トングは柄が短く、食材を挟みやすいのでバーベキューなどの焚き火調理に向いています。
それぞれ特徴が違うので、用途によって必要な道具を用意しておきましょう。
焚き火台シート(耐熱シート)
焚き火台の熱や火の粉から地面を守る、焚き火台シートです。
焚き火台本体にも地面に考慮し、灰が地面に落ちないよう灰受け皿が備わっている場合もありますが、焚き火台シートを使用すればより安全に焚き火ができます。
焚き火台の購入と同時に、焚き火台シートを用意して、より環境に配慮した焚き火を楽しみましょう。
焚き火テーブル
火に強い素材でできた、焚き火の近くで使用できるテーブルです。
焚き火を囲むように設置する大きな商品や、飲み物だけを置くような小さい商品もあります。
輪になってみんなで食事を楽しめるのはもちろんですが、焚き火を囲むように設置するので、ある程度焚き火と距離が保て、火傷など怪我のリスクが減ります。
数人で火いじりしながら焚き火鑑賞する場合は、焚き火台と距離が近く保てるサイドテーブルのような小さい焚き火テーブルがおすすめです。
アウトドアナイフ
火起こしの時、薪に火をつけやすくするために行う「ブッシュクラフト」や、薪を細くするために行う「バトニング」に必要な道具です。
更に火起こしや調理も同時にできる機能性が高い商品もあり、1つ持っているととても便利です。
アウトドアナイフで家族の思い出を作りつつ、楽しい焚き火時間を過ごしましょう。
着火剤
薪に火が付きやすいように使用します。
火起こしの際、薪を細くして火が付きやすいように工夫しても、細い薪だけ燃え尽きてしまい炎が安定しない…なんてことが多々あります。
火起こしに慣れていない方は、着火剤を使用しないと火起こしだけで長い時間を費やし、疲れてしまう場合もあります。
キャンプでは時間が限られているので、着火剤などの便利な道具は積極的に利用して、キャンプでの大事な時間を楽しく過ごしましょう。
おすすめ焚き火台でおしゃれにファミリーキャンプを楽しもう
ファミリーキャンプにおすすめな焚き火台を紹介してきました。
大手メーカーの特徴や、選び方のポイントもお伝えしてきましたが、気になる焚き火台はあったでしょうか?
欲しい焚き火台が見つかったら、焚き火台周辺のキャンプ道具もチェックしておきましょう!
大切な家族の時間を楽しめる焚き火台を、ぜひ見つけてみてください。
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