今回はTOKYO OUTDOOR SHOWというイベントで、色々なブースを回って企業さんのお話を聞いてきました。
その中でも今回は、BESS(ベス)さんが開発した「走るログハウスIMAGO(イマーゴ)」の取材をしてきたのでお伝えしていきます。
特徴やコンセプト、開発に至った経緯や金額まで詳しく教えて頂いたので「走るログハウス」というキーワードにビビッときた方はぜひ参考にしてください!
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目次
TOKYO OUTDOOR SHOWって?
「TOKYO OUTDOOR SHOW」は色々なアウトドアメーカーさんや、企業さんがブースを出しているイベントです。
上から見るとブースがかなり多く、左側はオートサロンが併設されているエリアで、右側がキャンプエリアです。
アンケートプレゼントについて
入り口に「TOKYOOUTDOORSHOWのアンケートに答えて豪華景品をゲットしよう」と書いてあります。
ここに書かれている「マムート」や「ノースフェイス」など、欲しいブランドの商品を選んで入力すると、プレゼントが貰えるというイベントです。
▼GO OUTイベントで徳井さんに突撃されました【新キャンプ道具登場】【GO OUTイベント潜入】動画はこちら
BESSの家のブースを発見!
以前タナちゃんねるでも、BESSさんは特集で何回か紹介したことがありますが、せっかくなのでBESSさんにお邪魔して取材させて頂きます。
結構SNSとかで見かけますが「IMAGO(イマーゴ)」は、走る小屋みたいな商品です。
初めてなんですよ。
BESSはログハウスのハウスメーカーなので、基本的には「展示場に来てください」っていうメーカーなんですけど、今回移動できるログ小屋を作ったので…
実際に今日はトヨタの車で牽引して、首都高を走らせて持ってきました。
できますね。
大型の牽引免許が必要になるんですけど、実際に八王子インターで乗って、新習志野で降りて運んできました。
イマーゴ概要紹介
元々IMAGOという小屋を売っていたんです。
コロナとか色々な時代背景があるんですけど「何か暮らしに対して面白い提案をしたい」っていうのが事の発端だったんですよ。
社内でちょっと馬鹿馬鹿しい事を、何か世の中に提案していきたいなって思って、色々考えていった時に「自分の家とか部屋を動かしたら面白いよね」って言い出した者がいて…
釣りが好きな人は、釣り部屋をもう小屋の中に作り込んじゃって、釣り場まで小屋を一緒に持って行っちゃって、そこで1日過ごす基地にしちゃうとか…
自転車のベースキャンプとして、自転車を積んで小屋でメンテナンスして、ここからスタートして一周ぐるっと回ってくるだとか…
そういうイメージで作ってます。
土地によると思います。何ヶ月も滞在となると、多分事前に申請する必要が出てくると思うんですよ。
今結構、引き合いが多いのは小屋でコーヒースタンドや花屋とか…野菜の直売所をやりたいとかですね。
はい、そういう感じで利用される方が多くて、店構えると結構資金がかかっちゃうんですけど、これだともう小屋を置いちゃえばいいだけなので…
あとはそこの土地の所有者に許可を取れば、一旦お店としては成立しますしね。
中は木なので自分で棚作るとか、アレンジがきくんですよ。
他のトレーラーハウスだと鉄板なので、穴開けられないですし…自分なりにカスタムできるのが特徴でもあります。
木ですね、ログハウスなので。
走行試験を大分重ねてやったので、そこはクリアしてます。
イマーゴ内覧紹介
イマーゴ外側の取材
ここが牽引する部分です。
ここにヒッチボールがあります。
牽引者側にこういうポールがあってくっつけます。
そうですね。
停める時はこういうジャッキを噛ませて、水平取って置いておくという感じです。
こだわりは、やっぱり山小屋っていうところですね。
木材も、実際にうちのログハウスで使ってる木材と一緒ですね。
木材は国産の杉材を使って作っています。
実際に納車する時は塗装しない状態で納車するので、中の色と同じで黒ではないです。
自分で好きな色を塗っていただく、という感じになっています。
そうですね。黒はうちが塗りました。
これはオプションです。
ちょっと車高が高いので、入り口に階段は必要になりますね。
デフォルトでこの階段が付いています。
イマーゴの中を取材
小屋の中は、大体11平米の7畳くらいの広さになります。
オプションですね。
うちがDIYで作ったモノにはなるんですけど、この机とかも移動のことを考えて、実はこうやって閉じれるようになってます。
椅子も動いちゃうので、フックを自分で打って動かないようにしてあります。
広い土地を持て余している人ですかね…離れを置きたいっていうニーズが一番多いです。
そうですね。
小屋を建ててしまうと、建物って固定資産税がかかってしまうので、これだと車両扱いなので、建物としての税金がかからないというメリットがあります。
今、小屋ブームで注目されてるんですけど、固定資産税がかかりましたとか、あとは防火基準の関係で、隣の家から3m離さないとダメな土地もあるので、結構制約があるんですよね。
これだと建物じゃなくて車両扱いになるので、置けさえすればもう離れとして成立するという感じです。
そうですね、自前です。
あとはソファーベッド。このソファーベットはオプションで用意できます。
そうですね。
大体180cmちょっとぐらいです。
電気関係は、今は結構ポータブル電源が優秀なので、それ自体があればこの中の電気は十分賄えます。
最近のキャンプ場はなんでも設備が整ってますよね。シャワーがあったりお風呂があったり…なので、そこまで実は色々必要じゃないですよね。
サウナを開発中!
あとは今開発中なのが、この小屋をサウナ部屋にするっていう…
そうです。そういうのを今ちょっと開発しています。
イメージは仕切れるように壁を作って、サウナの機械を入れて、サウナの煙突用の穴を天井に空けて外に出すと、サウナ部屋が2部屋作れちゃうんですよ。
2つのサウナ部屋を作って、違うサウナを楽しむとか…オプションで考えています。
はい、春先までには作りたいなという感じです。
商談の書類にはもう載ってるんです。もう謳っちゃってるので、作るしかないんです(笑)
それはもうデザインです。
元々こういう屋根タイプの小屋を売っているんですけど、屋根を上げると空間を広く感じられる効果があります。
左右非対称ってバランスが悪いので、車で考えるとあり得ないデザインなんですよ。
そういった意味でもイマーゴは、結構異端なデザインだと思います。
気になるお値段は?
税抜きで400万円くらいです。
今、軽のキャンピングカーとか多分300万円から400万円ぐらいだと思うんですけど、それと比べてどういう楽しみ方をするかで、イマーゴかキャンピングカーどちらかを選んでもらえれば…と思っています。
10月に販売したばかりなのでこれからですね。
お問い合わせはすごい頂いていますが、納車自体はまだちょっと先になってしまうんですよね。
そうですね。
今うちに全国40拠点の展示場があるんですけど、そこに今納車しているところです。
例えば今日(取材時2022.1月)注文を頂いたら、3月末までには納車できるようになってますね。
そうですね。予めちょっとストックしている分があるので。
イマーゴのコンセプトは住所不定の自由!
イマーゴのコンセプトは住所不定の自由なので、まさにその通りです!
おわりに:多様な用途をもつ「走るログ小屋IMAGO」は可能性が無限大
今回はBESSさんにお邪魔して「走るログ小屋IMAGO」を詳しく取材させて頂きました。
カフェやお花屋さんなどの商業利用、キャンプ、離れの家としても使用可能で今後幅広く活躍しそうな商品でした。
今回はBESSさんの「走るログハウスIMAGO」を取材させて頂きましたが、他にもBESSさんのログハウスを購入した方のインタビュー記事もあるので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
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