今回は大人気企画「キャンプ道具ベスト10」、インテリアデザイナーのベックさん後編をお届けします。
前編で10位から4位までお聞きしたので、ここではBEST3を紹介しますよ!!
▼今回の記事を動画で見たい方は、こちらをどうぞ!
目次
第3位:焚き火周りのギア
第3位は、『焚き火周りのギアセット』です。
ギアハンガー:【ミニマルワークス】
まずはこちらのギアハンガーです。
「やべぇ、雨だ!」というときにもハンガーを持てば、すべてのギアがしまえます。
そしてあたりが暗くなっても、ギアを見失うことがありません。
小さい方がミニマルワークス、5000円です。
大きいのは別のメーカで、3000円になります。
ミニマル製は小さくて高いですが、やっぱりクオリティが高い!
火吹き棒:【monarch works】HIFUKI
そして、とても目をひいたのがこちら!!
実は「火吹き棒」なんです。
メーカーはmonarch worksという、4人くらいでやられているところ。
口元がトランペットの「マウスピース」になっているんです。
レザーの持ち手の部分は、ベックさんがご自身で取り付けたモノ。
フックになって掛けられますし、トランペットのように持って吹くこともできます。
真ん中で取り外して先端をつけ替えたら、ショートバージョンの火吹き棒としても使えます。
お値段は8800円。色味もキレイでクオリティも高く、一生モノの火吹き棒です。
レザーバック:ジョイフル本田で購入
こちらは、レザーなのに2000円で買えるというバック。ジョイフル本田さんの工具売り場で見つけたそうです。
すべて本革でできており、かなりクオリティが高いです。
そのほかのギア紹介
ほかにもたくさんのギアが吊り下げられています。
実はフックやレザーの部分、テオゴニアの入れ物は、全部ベックさんのお手製。
テオゴニアの入れ物はフェルト製で、ホックで留めています。
3回くらい試行錯誤を重ねて、作っているとのこと。
第2位:ストーブ【Perfection】
第2位は、『Perfection ストーブ』です。
アメリカのストーブで、以前タナチャンネルでも紹介したことがあります。
多分1970年代、50年ほど前のストーブとのこと。年季の入った感じが、とても良い味を出してくれています。
仕掛けはランタンと一緒で、灯油で燃えています。
まだ”じゃじゃ馬”なところがあるので、炭が出たり出なかったり、火が安定しなかったりするそう。
このストーブ、なんと横にして運べます。
タンクと分離して、本体を横にして収納できるんです!これは、ほかのストーブにはない特徴ですね。
上にケトルなどを乗せて、温めることもできます。
ちなみにこれは、雑貨のDULTONでたまたま見つけることができたそうです。
この形はもうないそうですが、ほかのPerfectionストーブはヴィンテージで手に入るので、”じゃじゃ馬”が好きな人は探してみてください。
第1位:????
そして、栄えある第1位は、『ZANE ARTS ZEKU-M』です。
以前紹介していただいたのはアルニカでしたが、冬用テントとして今回はZEKU-Mです。
特徴的な六角形のテントで、角があるので上からだと八角形に見えます。種類としては、設営がしやすいワンポールテント。
三角形の出入り口は、全部で3つあります。
それにプラスして、大きな入り口をもうひとつ作れます。この部分をガーッと開けるので、結構大きな入り口になるようです。
こちらをメインの入り口にしてもいいし、ベックさんみたいに小さな三角を入り口にしてもOK!!自分の好みに合わせて、変えることができます。
テント内へ
テント内はこのようになっています。とても広く、そしてなんともラグジュアリーな雰囲気です!!
気になったのは、こちらのソファー兼ベッド。180cmあるので、大人が横になっても寝られていいですね。
「車に入るの?」と思ってしまいますが、実は全部バラバラになります。クッション系・ファブリック系は、全部真空圧縮してぺったんこにして持ってくるそう。
テント内だけじゃなく、川のほとりや森の中でも使えていいですね。ただし、めちゃくちゃ目立ちます。
続いては床ですね。
グランドシートの上には、WAQさんのクッションが敷かれています。グリーンのウレタン製で、一枚3400mmぐらいあるかなり大きなクッションです。
ちなみにテントは六角形ですが、グランドシートは立ち上がりがあるため、五角形になっています。
つまり1カ所、土間を作ることができるんです。
土間はどの位置にでも作れるので、大きな入り口に合わせれば、靴を脱ぐ場所にできます。
あとはストーブを置いたり、愛犬を連れてこれます。
テント内の小物たち
このライト、とてもオシャレですね。
Amazonで2000円ほどと、とてもリーズナブルなお値段。
特徴としては、まず電池が長持ちで、2日間キャンプしても全然持つそうです。
そして調光機能がついています。
優しい光から、テント内を照らせるほど明るくもできます。
真ん中には以前紹介してもらった、『snow peak IGT』というテーブルがあります。
天板を色々入れ替えられる、人気のテーブルですね。このような素晴らしい空間を作りたくて、このZEKU-Mを購入したとのこと。
そういえばポールは?
最初に言いましたが、これはワンポールテントです。ですが、真ん中にポールが見当たりませんね。
実はベックさん、空間を広く使うためにAポールを使っています。
使ってるのは、『DOD フタマタノキワミ』です。たまたま寸法がピッタリだったんだとか。
それに加えて三角形の入り口3つがあるので、生地がより上に引き上げられています。そのため、空間を無駄なく使えているんです。
コットをふたつおいても、広々とリビングを使うことができます。ZEKU-Mを有効活用したい場合は、Aポールを使うのが一番ですね。
番外編
最後に、番外編としてコットの紹介です。
コットといえば、まずヘリノックスを思い浮かべますが、こちらは『WAQ 2WAYフォールディングコット』です。
WAQを選んだ理由は、値段がヘリノックスの1/3の130000円と、格安のため。
重さもちょっとだけ重い、大きさもちょっとだけ大きいくらいです。
それに脚を分解することもできます。低くも高くもできるのは、ヘリノックスと同じ仕様。
ヘリノックスと迷いに迷ったみたいですが、使ってみてダメだったらヘリノックスにするそうです。
おわりに
今回は、インテリアデザイナーのベックさんのキャンプ道具BEST10をお聞きしました。
前回に引き続き、こだわりたっぷりのキャンプ道具が見られたので、とても参考になりましたね。
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