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【キャンプ民宿NONIWA誕生秘話】野あそび夫婦インタビュー 手ぶらで初心者も楽しいキャンプの秘訣

タナ
全世界のみなさん、こんにちは&こんばんは!タナです!

今回は埼玉県のときがわ町に来ています。
こちらで「キャンプ民泊NONIWA」を営む、野あそび夫婦のお二人にインタビューしていきますよ!

▼今回の記事を動画でみたい方はこちら!

野あそび夫婦 自己紹介

本日は、野あそび夫婦のお二方にご出演いただきます。

お二人はご夫婦でNONIWAというキャンプ民宿を経営されていますので、いろいろとお話を聞いていこうと思います。

タナ
本日はどうぞよろしくお願いいたします。

アオ&エリー:よろしくお願いいたします。

タナ
さっそくなんですが、お二人に自己紹介をしていただいてもよろしいですか?

アオ:僕はアオさんと呼ばれていまして、妻はエリーと呼ばれています。

タナ
アオさんとエリーさん。それは昔から呼ばれていたとかですか?

アオ:僕は昔からアオさんと呼ばれていました

エリー:私は父が江梨子と名付けてくれたんですけど、サザンオールスターズの「いとしのエリー」が好きで名付けられたので、皆さんにエリーと呼んでもらっているという感じです。

タナ
なるほど!それでアオさんとエリーさんなんですね。

エリー:アオは青木だからですね。

アオ:小学校とかのキャンプ体験をするようなところって、キャンプネームみたいものを付けるんですよね。そのキャンプの時だけ呼ぶあだ名みたいなものがあって、自分たちもあだ名で呼んでもらおうと思ってやっています。

キャンプ民泊NONIWAとは

タナ
アオさん、エリーさんよろしくお願いいたします。
キャンプ民宿について、概要を説明していただきたいのですが、そもそもキャンプと民宿って何ですか?

エリー:キャンプ民泊という名前でやっているんですが、私たちの住む自宅のお庭でキャンプをしてもらうというような形です。基本的にはキャンプをこれから始めたいという初心者さん向けのキャンプ場として運営しています。

タナ
お二人はここに住んでいるということですか?

エリー:私たちはここの2階に住んでいます。

タナ
2階がお二方の家で居住空間があると。1階は、一般のお客さんに開放しているという形ですか?

エリー:そうです。ここでくつろいでもらったり、どういうギアを使いたいですか?っていう話をします。

タナ
ギアを使いたいというのは、どういうことですか?

エリー:まずお客さんに来てもらって、キャンプをまだやったことが無い方なので、キャンプにはどういう道具が必要なのかっていう話から始めます。それでここにある使いたい道具を選んでもらって、それを持って外でテントを設営するという形です。

エリー:私たちがキャンプインストラクターでもあるので、全部レクチャーしながらやっています。道具も全部お貸出しという形です。

タナ
本当に初心者で道具も何も持っていない人が、キャンプを体験してみたいっていう時に、NONIWAさんに来てキャンプ道具選びから、使い方までレクチャーしていただけるという感じですか?

アオ:そうですね。一緒にやります。

タナ
初心者にはめちゃくちゃ優しいキャンプ民宿なんですね。ちなみにどのくらいの期間やられてるんですか?

アオ:去年の6月にオープンしたので、1年2か月くらいですね。

タナ
表にあった広場でテント設営したり、実際に泊まったりするということですよね?

エリー:そうです。キッチンとトイレとお風呂は、家の中のものを使ってもらうというような感じです。

タナ
じゃあ外は暑いなとか、お昼は室内でご飯食べたいなっていう時は、ここを使ってもいいんですか?

アオ:オッケーです。

タナ
ハイブリットですね。

アオ:今日とかすごい暑いじゃないですか。そういう時は夕方くらいに設営してもらうとか、季節に応じて夏はそうしてもらったりしています。

タナ
到着していろいろお話したり、キャンプ道具を眺めたり使い方を見ながらゆっくりして、涼しくなった夕方とか夜に設営をすると。

アオ:そうですね。慣れてきたキャンパーさんも実際そうしていると思うんですよね。昼間は観光をして夕方遅くにチェックインになると思うので。そういうところも、最初から教えてあげられたらと思っています。初心者だから急に昼間からファミリーキャンプで汗だくの中、設営してもかわいそうじゃないですか?

アオ:こうやってやるといいんだよ、と教えてあげると最初のキャンプの印象もよくなると思うので。

タナ
初めてのキャンプが今日みたいな炎天下で汗だくになりながら設営だと、しかもなかなか最初だと設営がうまくいかないですからね。初心者の方が、スムーズにキャンプを楽しめるようなサポートもしているんですね。

キャンプ民泊を始めたきっかけ

タナ
そもそも、この事業を始めたきっかけというのはあったんですか?

アオ:きっかけはね、エリーの方から話したほうがいいから・・

エリー:えっちょっと。

アオ:どうした?!(笑)

アオ:いつもエリーがきっかけパートだったので(笑)もともと夫婦で練馬に住んでいたんですけど、エリーはテレビ制作会社のディレクターで働いていて、僕はアフリカの専門商社みたいな輸入雑貨の営業マンをしていました。

アオ:そこから、自然のある暮らしがしたいよねって思って、自分たちにも何か自然の中で暮らしながらできる仕事はないかなと。夫婦の共通の趣味がキャンプっていうこともあって、たどり着いたのがキャンプ民泊でした。

タナ
それまでお二方はご結婚されていて、サラリーマンとして働かれていたんですね。それで憧れとか目標とかやってみたいことがこういう形になったということなんですね?

アオ:そうですね。あと夫婦でできる仕事がいいなというのも思っていたんですよ。

タナ
特にキャンプとかではなく?

アオ:夫婦で長い時間一緒にできるような仕事が無いかなっていう目線で探していました。キャンプ民泊というのは後付けではないですけど、こういう暮らしがしたいために思いついたという感じですね。

タナ
じゃあ、たまたま行き着いたんですね。

アオ:割と自分たちがどう暮らしたいかっていう方が優先にあったので、それに合わせてこういう仕事を作っているという感じです。

タナ
お二人の時間を大切にしながら働いていけるお仕事ということだと思うんですが、何か他にこれも考えたとかありますか?今キャンプで起業したいとか、キャンプ場作りたいとかっていう人がすごく多いんですよ。

アオ:いますね。

タナ
じゃあ実際どうやったらいいのか、皆さま紆余曲折ありながら経営されているので、その辺りを聞けたらなと思って。

アオ:すごい。そんな質問初めてされました。深いというか、そこはやっぱりみんなあるところだと思うんですけど。

アオ:僕らは暮らしが先なので、まずこの埼玉県ときがわ町という街の環境が好きになったんですね。だから、まずここで仕事がしたいと思いました。それでここってけっこう自転車の聖地なんですよ。

タナ
自転車の聖地?

アオ:ロードバイクですね。有名な白石峠というのがあるんですけど、そこを目指してみんな遠くから来るんです。なので、僕が雑貨の仕事をしていたのでサイクルカフェみたいな、サイクリストに何か優しいサービスとかをこの町で始めようかなって思っていた時期もありました。

タナ
じゃあ、カフェとかも考えていたんですね。

アオ:そうですね。カフェとかシャワーを付けてサイクリストが泊まれるスポット。オアシスみたいなのも考えたりしました。

開業までの準備期間

タナ
事業プランというのを、どのくらいかけてここにたどり着いたんですか?

アオ:たぶん1年くらいですね。

タナ
サラリーマンの時に、呑んでいた時か分からないですけど(笑)、こういう人生やりたいねってなって話になってから1年ということですか?

エリー:呑んでた時っていうのが、まさに呑んでいたんですよ(笑)家で話をする時はテレビを見ながらだったりであまり深い話までいかないんですけど、キャンプで焚き火を見ながら今後の話とか熱い話になるんですよね。もうすぐ30歳という時だったので、これからこのまま東京に住むのはどう?田舎がいいよねっていう話になりました。

エリー:それで物件を探しに行って、何となくできるのはカフェかなっていう感じで探していたんですけど、田舎で雑貨兼カフェってたくさんあるじゃないですか。物件探さないといけないけど乗り切れなくて、探しながらもずっとだらだらと1年くらい過ぎていたんだと思います。

エリー:そんな中でもキャンプはたまに行っていて、友達からキャンプを教えてほしいって言われることが多くて、いろいろ道具を貸したり教えたりっていうのを何回かやっていたんですよね。その時にすごく楽しんでくれていて「キャンプ始めるわ!」って言ってくれたのがめちゃくちゃ嬉しくて。

エリー:自分たち夫婦二人で、誰かを喜ばせることができるっていうことに喜びを感じて。これが仕事になったらいいねっていうことを話したのが、探し始めて1年ちょっと。

タナ
そこで人を喜ばせる楽しさを感じて、これだと。そこから具現化するまでは、早かったんですか?

アオ:そこから1年なので、それが早いかと言われると微妙ですね。

タナ
物件を探している期間は、お二方とも仕事を完全に辞められていたんですか?週末でとかそういう感じですか?

エリー:そうですね、週末ですね。

アオ:平日の夜と休日は、すべて準備ですね。

タナ
その間はけっこう大変だったとか、楽しかったとかどういう気持ちだったんですか?

アオ:常にそのことばっかり考えますよね。物件を見つけるって答えのない出会いなので、そこにストレスは感じました。キャンプ民泊って僕らが初期費用とか、自分たちがすぐ住めるとか、管理棟となる家がまず必要と。

アオ:それにプラスしてみんながキャンプを体験できるスペースが必要、あわよくば東京からアクセスも良くてあまり山の方までは行かないみたいな、といういろんな条件が重なるところがなかなか見つけられませんでした。

アオ:だから物件を探す時間ですよね。問い合わせとか、それこそ地元のお祭りに自分たちも出店者側で参加して、「物件探しています」っていうカードを作って来た人に配りました。

タナ
地元の人に聞いた方が早いと。

アオ:田舎暮らしだと、地元の人に聞くのが1番だよと言われるじゃないですか。それをそうなんだろうなと思って、地元の人に聞きまくりました。

タナ
結局ここは、地元の人繋がりで見つかったんですか?

アオ:ここは結局、不動産屋で見つけたんです。最終的には不動産屋だったんですけど、僕たちが地元でカードを配ったりして、こういうことしてますよってYouTubeやラジオで発信したのを、地元の人が聞いてくれていて、ここのオーナーさんとその人が知り合いだったんですよ。

アオ:僕らがオーナーさんに問い合わせをした時に、オーナーさんがその人に「こういう問い合わせが来ているんだけど」って聞いたら、こういう想いでキャンプ民泊っていうのを始めようと思っている人たちだから、たぶん貸しても大丈夫だよって言ってくれて、ここをお借りすることが出来た経緯があります。

アオ:だから、地元に入っていろいろやってたことは全然無駄ではなかったなって思います。最終的にはそれが活きたなっていう感じです。

タナ
もしかしたらその一押しが無かったら、借りられなかった可能性があったわけですからね。

アオ:大いにあったと思いますね。

タナ
最終的に、人の縁でここに行き着いたっていう感じなんですね。

NONIWAのデイイベントとは

アオ:NONIWAは紹介制なんですよ。

タナ
そうなんですか?

アオ:自分たちが開催しているデイイベントが月に何回かあるんですよ。デイキャンプみたいな、体験をするイベントなんですけど。

タナ
庭で?

アオ:そうですね、ここの庭で。そこに来てもらった人と顔見知りになって、次に予約を入れられるという、2段階の予約システムになっています。

タナ
それには理由はあるんですか?

アオ:まず、僕たちがここに住んでいることと、周りも家があるような環境なので、トラブルを未然に防げるようにあまり知らない人とか、ちょっとうるさくなりそうな人は、その段階でお断りするという感じなので2段階にしています。

タナ
ちゃんと顔が見える人、対面で話した人が基本的に使えるということなんですね。

アオ:あとはそこまでしてキャンプをやってみたいというか、学びたい意欲が高い人向けのサービスかなと思うので、グランピングとかとの差別化としています。

タナ
ちなみに庭でやるデイイベントというのはどういう事をやるんですか?

エリー:例えば初めてのキャンプリハーサルというイベントがあるんですけど、キャンプで使う道具を並べて一つ一つ説明をして、お客さんの車に積み込むっていうところもやって・・

タナ
その車に載るのかっていうのをやるんですね。最高ですね!

アオ:ショップで1個1個アイテムを見ても全体像が分からないので、どれだけ用意したらいいのかっていうのをぱっと見せてあげられます。実際に車に積んでみるっていうのも、どうやったら積めるとか教えています。

エリー:4人家族でお子さんは何年生でっていう設定を私たちで作って、その場合夏はこうで冬はこうで、積み込みのコツとかを一緒にやります。一つのテントなんですけど設営をみんなでやって、キッチンはこういう風に並べるのが一般的ですよとか、焚き火の付け方などをしながら質疑応答をして、最後は撤収までやります。

タナ
なるほど。それはデイキャンプイベントとしてやるんですね。今は月に1~2回やっているんですか?

アオ:そうですね。今は平均すると月に1~2回ですね。

タナ
何名ぐらい参加されるんですか?

アオ:今は3家族か4家族くらいに絞ってやっています。

タナ
こういうご時世ですしね。イベントはどこかで告知されているんですか?インスタグラムとかTwitterとか?

エリー:基本的にはNONIWAのホームページとFacebookが主で、あとはインスタグラムとTwitterもたまにという感じです。

まとめ

今回はNONIWAの誕生秘話に迫りました!

手ぶらでキャンプができてすべて教えてもらえる、初心者キャンパーにはありがたいサービスでしたね。

タナ
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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