今回は、焚き火台や薪ストーブで有名な、工場直売アウトドア用品メーカー「笑’s-sho’s-」さん本社でのインタビューをお送りします。
高久社長から直々に、焚き火グリルと折りたたみ薪ストーブの特徴と使い方を教えてもらいますよ!
▼今回の記事を動画でみたい方はこちら!
目次
笑’sさんの原点 コンパクト焚き火グリル ちび火君(動画1本目)
コンパクト焚き火グリル:【笑’s-sho’s-】ちび火君の特徴と使い方
笑’sはここから始まったっていうやつなんだけど。このちび火君。
部品は全部でこれだね。
うん。まず底板の部分は、先に脚を開いちゃっていいから。
それで空気上昇仕切板っていうのをつける。これ無くてもいいんだけど、横から来た風が上にあがるようにできるんだよね。
なくてもよく燃えるけどね。次に火皿なんだけど、こう置いちゃう人がいるんだよ。
正しくは、斜めに置くとパチッとはまるから。
次に板を奥から入れる。
奥の板を入れたら、次に両サイドの板を入れる。裏表あるんだけど、まぁ好き好きだからいいんだけど。
最後に手前を入れて・・・
それでゴトクを付ければ出来上がり。
これみんな知らないんだけど、斜めにもゴトクを取り付けることができるんだよね。裏技的な方法だけど。
これで斜めにも、ものが置ける。
ちび火君にも、オプションがたくさんあるんだよね。
上にも中にも。ハイパーロストルっていうのがあるんだけど・・・
火皿のところで直に焚火をすると、熱でお皿が歪みやすくなるんだよね。
そう。笑’sのアイテムは歪んでも使えるっていうのがウリだから、使えなくなっちゃうわけじゃないんだけど。火皿の上に一枚板(ハイパーロストル)を乗せると、下からさらに空気が入ってよく燃えて、火皿も歪まないんだよね。これがハイパーロストル。
そうそう。蓄熱もするから、炭の立ち入れとかね。取り付けはこうやって、火皿の上に取り付ける。
それで、これがオプションのグリルプレート。
そうそう。これの良いところはゴトクが付いていても、そのまま乗せられるところ。
そのまま乗せて肉を焼いて、またグリルプレートを取って、ヤカンとか鍋を乗せられる。グリルプレートの上に、直接ヤカンを乗せちゃう人もいるけどね。もう一つ、マジックプレートっていうのがあって・・・
もう一枚側板を入れて、側板が二重になるんだよね。
側板に穴が開いているから、ここから空気を吸って・・・
上から暖まった空気が出て、二次燃焼をさせる。
ちび火君は一番最初に作ってるから、いろんなオプションがあるんだよね。それでちび火君って、みんな「組み立てるのは簡単だけど、しまうのは難しい」って言うんだよ。しまう方法、まずは部品をバラして・・・
側板とゴトクを火皿にいれる。
それで底板でフタをして終わり。これが元の状態だね。
笑’sさんの折りたたみ薪ストーブ(動画2本目)
フォールディング薪ストーブ:【笑’s-sho’s-】焚き火の箱 easy neoの特徴と使い方
これは最新モデルのeasy neoっていう薪ストーブ。
うん。これはオールステンレス。
いや、チタンは無い!昔一個だけ作ったかな(笑)これは旧モデルなんだけど扉をレバーで押さえていたんだよね。
レバーが緩んでプランプランになったり、曲がったりするっていうんで、改良版で上に引っ掛けるやつを出したんだよね。
もともとレバーの扉も特許を取ってるんだけど、新モデルも追加で特許を取ってる。組み立て方としては、天板の中に部品が入ってるので・・・
まず組むのは底板と側板。これをガチッっと折り返しにはめ込む。
それで反対側の側板も付ける。
次に前の扉を取り付ける。ここに溝が切ってあるからここにはめるだけ。
次に後ろ側。前側と同じように、スリットに合わせて入れる。
次に煙突受けを入れるんだけど、みんな「入んない、入んない」って騒ぐんだよね。
ここに、板厚分一枚の段が付いてるの。
だからこうやって下を入れて・・・
あとは離せば、ピタッとつくから。
このままだと底板に負担がかかるので、梯子型のロストルを考えて、コンパクトにするためにこういう形にするしかなくて。
こうやって、溝に合わせて入れていく。なくても燃えるんだけど、ないと底板に負担がかかっちゃうからね。
この上に薪を置くと浮くし、下に灰がたまる。それでこのロストルを入れる。
バッファープレートを忘れてた。火の粉をなるべく外に出さないように、ここに1回バッファー(緩衝)させる。
先に取り付けると、煙突受けが入らなくなっちゃう。
ただ、バッファープレートが抵抗になって燃焼効率が落ちるんだよね。だから、寒いところに行って燃えなくなった時は、バッファープレートを取った方が燃える。次に、ロストルをすこし斜めにして入れる。
それで最後にフタを付ける。穴の開いているほうが後ろね。
次にロックを開いて・・・
これは天板を押さえるため。天板に穴が空いているんだけど、ここにフックを引っ掛ける。
それで天板にも溝があるから、側板の方と合わせて取り付ける。この取り付けは、慣れないと合わせにくいかもしれない。
1か所はまっちゃえばすぐなんだけど。ピタッとはまったらロックをする。
4か所ロックしちゃえば、持ってもズレない。
使っているうちに歪んでくるんだけど、天板でギュッとすると全体の歪みが改善される。
次に、この煙突受けのところに煙突をはめる。
これで薪ストーブが完成。この煙突も折りたたみできるんだよ。知っている人は知っているんだけどね。
煙突を角型にしたのは折りたためるようにするためなんだよね。こうやって二つに分けて・・・
こうやって折りたたんでいく。
折りたたんだらeasy neoと同じ長さになる。上に重ねてバンドで止めれば、手さげに入るから。
フォールディング薪ストーブ:【笑’s-sho’s-】焚き火の箱 G-neoの特徴と使い方
同じタイプで10cm長い「フォールディング薪ストーブ 焚き火の箱 easy400」と「フォールディング薪ストーブ 焚き火の箱 G-neo」っていうのがあるんだけど。これがG-neoだね。
これはGスペシャルの最新バージョン。構造的にはB-6君と似てる。まずは底板を組み立てて・・・
次に側板を取り付けるんだけど、最初からガラスがついている。両面をガラスにしたかったら、オプションを使う。
煙突はeasy neoと同じで、後ろから入れるだけ。
G-neoはバッファープレートはオプション。
そうそう。バッファーさせて、火の粉と燃焼効率を落とす。長い煙突を使うと、燃えすぎるんだよね。
そう、煙突効果が出て。昔のバッファープレートは鉄の分厚い3.2mmのロストルだったんだけど、断熱材を入れて薄くしたの。
断熱材を入れないと、下に入れる灰受け皿が持たない。
そうだね。温度計で測ったんだけど700℃くらいになるね。それで最後に天板を平らに取り付けたら、ロックしてズレ止めをする。
これで出来上がり!
下の穴から空気が入るのと・・・フタを少し上げると隙間ができて、ここからも空気が入る。
そうだね。引きこもりになっちゃうね。
最後に
笑’s-sho’s-さんの道具は、すべて品質が高く、使いやすいものばかり!
ぜひみなさんも、使ってみてくださいね。
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