こんにちは! タナちゃんねるのタナです。今回私は、神奈川県秦野市にある「滝沢園キャンプ場」に行ってきました。都内から車で1時間〜1時間半ほどで行ける、自然豊かな川遊びのできるキャンプ場です。清流のそばに基地を作り、直火の焚き火をおこして、鉄板焼きやお好み焼きなどを堪能してまいりました!もちろん、シメのスイーツもご披露しますよ。川の流れる音・パチパチと焚き火がはぜる音と共に、おいしそうな映像と匂い(想像で!)お楽しみくださいね。下の動画もぜひチェックしてください!
目次
いざ!滝沢園キャンプ場へと出発!
さて、まずは「滝沢園キャンプ場」の基礎知識をご紹介しましょう! 木々や清流に囲まれたとってもいいキャンプ場ですよ。
滝沢園キャンプ場 基本情報
・所在地:神奈川県秦野市戸川1445
・電話番号:0463-75-0900
・場内の施設:民宿・バンガロー・ロッジ・山荘・テント・ログハウス・フリーサイト・オートキャンプ
・予約方法:予約・問い合わせは電話でお願いします
公式HP:http://takizawaen.com/
滝沢園キャンプ場 へのアクセス
・車の場合:東名高速中井秦野インターより約10Km→滝沢園キャンプ場(約20分)
・電車の場合:小田急線・渋沢駅より神奈中バス大倉行き→大倉終点下車→滝沢園キャンプ場(徒歩約10分)
滝沢園キャンプ場 の特徴は?
丹沢大山国定公園の表丹沢水無渓谷にある「滝沢園キャンプ場」は、清流沿いに広がる大自然の中のキャンプ場です。オートキャンプのほか、バンガローやロッジなどのいろいろな宿泊施設があるので、人数や目的に合ったスタイルのアウトドアライフが楽しめます。星空を見ながらのキャンプファイヤーや河畔でのバーベキュー、夏は水遊びなども楽しめる場所です!
キャンプ場内の案内図はこんな感じになっています。
焚き火作りとオシャレなティータイム!からスタート
今回のタナの目的は、直火の焚き火で「鉄板焼き」を楽しむこと!この滝沢園キャンプ場で、数日前に「ベアーズ島田キャンプ」さんの取材をしたときに、あのヒロシさんがTVロケで使っていた場所なのです。自分もやってみたい!と思ったので早速やってきました。
調理道具がたくさん入ったリュックを背負って来たタナ料理長。今日のデイキャンプの基地は、川のそばです。軍モノの毛布を敷いて地べたスタイルで行こうと思います!
【本日のタナの愛用品】
今日、タナがお尻にしいたのは、ロスコのレスキューサバイバルブランケットです。しっかりとした素材で頑丈! やわじゃないので地べたに直接敷いてガンガン使えます。
- ROTHCO レスキューサバイバルブランケット
カラー:オリーブ
- Amazonで見る
調理器具や食材などで大荷物になります!たくさん入って便利です。背負えるノースフェイスのダッフルバッグは大容量で重宝しています。
- ①ザ・ノース・フェイス リュック BC ダッフル
サイズ:タテ39cmxヨコ68cmxマチ39cm
- Amazonで見る
焚き火を作って小豆の下ごしらえ
まずは、焚き火をするために薪拾いに行きます。松の枝が落ちている!花粉も飛んでいる!飛び回る花粉と戦いながらも、手際よく枝をちょうどいいサイズにカットするタナ料理長。薪になる枝はあまり落ちていないので、キャンプ場に来る途中で薪は買ってきたほうがいいかもです。
小枝や枯葉、自家製の薪を集めて、ライターで着火!(ファイアスターター忘れました!)炎があがったら小枝をどんどん乗せます。このスタイルの焚き火は初めて。島田さんのマネをしてみました。
野外料理人の師匠である島田さん。タナ料理人は師の料理を自分流に取りいれています(礼!)
さて最初に準備をするのは、本日のデザート「白玉ぜんざい」に使う小豆。時間がかかるので、最初に炊きます。陶器の炊飯鍋に小豆と水を入れ、中ぶたと外ぶたをしたら焚き火のそばに寄せて置き、じっくりと水を含ませます。こうやって、自分で作ると、あまりの美味しさにもう市販のぜんざいは食べられなくなりますよ!
【本日のタナの愛用品】
土鍋ってお米を炊いたり今日みたいに小豆を炊いたり、いろいろ使えて便利です。遠赤外線でふっくらと食材が炊けるんですよ。焚き火にはぴったりの調理器具です。雰囲気もいいですよね!
- 萬古焼 大黒 ごはん鍋 黒釉手造り ご飯鍋 2合炊き
サイズ:取っ手を含む横幅20.6 x 直径17 x 高さ16.1cm
- Amazonで見る
オシャレなハーブティーとチョコレートでティータイム!
ここで、おもむろに一服タイム。本日のタナ料理長のティーアタイムは、ハーブティーと「Minimal」のチョコレート。渋谷のクラフトチョコレートメーカーさんのもので、世界中のカカオ農園に直接足を運んで上質のカカオを選び、カカオ豆からチョコレートまでの全工程を自社工房で作っているんです。すごいですよね。今、世界でも有名になっているそうなんです。パッケージもオシャレ!
タナ料理長としては、そんな逸品を見逃すわけにはまいりません!せっかく味わうなら、大自然の中で、焚き火の前で味わいたい……と、今日のお供に。ワクワク。
そろそろお湯が沸いてきたので、パリで人気の紅茶ブランド「クスミティー(KUSMI TEA)」の準備。いろいろな種類があるのですが、今日はデトックス&ビューティー効果のある、ローズヒップシード・マテ・フェンネル・緑茶などをミックスしたイエロー缶をチョイス。
このお茶の缶のデザインもオシャレでしょ? キャンパーで野外料理人で、ワールドワイドなトレンドと、ビューティー&オシャレに敏感なタナ料理長です(笑)
お湯にお茶を入れ、ぷくぷくしてきたら飲み頃。お気に入りのウッドのカップに注ぎます。
ふわ〜っと広がるいい香り。気持ちもリラックスします。淹れたてのハーブティーで、お腹も体も心もあったまり「ふぅわ〜、キャンプ来てよかったぁ」とため息を付く瞬間。
川の流れる音・鳥のさえずり・風と木々の葉ずれの音・時々はぜる炭の音……自然が奏でるカルテット。思わず、ここで詩を書きたくなります。時間がないのでやめておきましょう。
さて、お待ちかねのMinimalのチョコレートを味わってみましょう。3種類のチョコレート食べ比べです!ワクワク。
ザクザクザク……カカオをそのまま食しているよう! ネットの記事をお借りした感想です(笑)。果物のようなフルーティーで爽やかな味・ナッツのようなコクのある味・スパイシーで大人っぽい味の3種類を、ハーブティーと共にゆっくりと焚き火の前で味わう。贅沢です。
実は、一般的なチョコレートは70%は添加物で、カカオの濃度は30%前後だそう。このチョコレートは、カカオ100%と砂糖のみ! カカオが70%以上のチョコレートはアンチエイジング効果が高く、血流を改善してボケ防止・便秘改善にも役立つとか。しかし、バリうま! キャンプのお供に最適です。
【本日のタナの愛用品】
カッティングボードがあると、食材を切るのはもちろんテーブル代わりにもなるので何かと便利です。デザインもかっこいいやつを選ぶと気分も上がりますよ。
- Arte Legno(アルテレニョ)オリーブの木 チーズ用カッティングボード
素材:オリーブ木(オリーブウッド)
サイズ:全約42cm×最大幅約21cm×厚み約2cm
- Amazonで見る
ケトルは野外料理の必須アイテム!タナが愛用しているのはこれです。注ぎやすくて使いやすいので気に入ってます。
- trangia(トランギア) ケトル0.6リットル TR-325
重量:140g
サイズ:径13.5×h7.5cm
- Amazonで見る
さて! 次のページからは、お腹が空いている人は要注意!激ウマの鉄板焼きやお好み焼きが続々と登場しますよ!
さあ!お昼ご飯の準備に取りかかりましょう
さて、せせらぎの音を聴きながら、しばし充実のティータイムを過ごした後は、
お昼ご飯の準備に取りかかりましょう。
取り出したるは自慢のマイ包丁!
取り出したのは、自慢のマイ包丁!ダマスカス鋼を使った貝印の包丁です。世界中で愛用されている貝印は、明治41年に創業した老舗の刃物メーカーで、ここの包丁は海外の有名シェフも愛用しているとか。
見てください!かっこいいですよね。美しいですよね。思わずスリスリとほおずりをしたくなります。危険です(笑)
しばし、キラキラッと光らせたりトントントンと音を楽しんだりして、包丁と会話するタナ料理長。いつまでも包丁と二人っきりで遊んでいたい……そんな気持ちを抑え、まずは料理前に喉を潤します。爽やかで香り高い「ゆずソーダ」を作りましょう。
香り高いフレッシュゆずソーダの作り方
ゆずって、香りがいいですよね。ゆずの香りはイライラした気分をほこっと和ませる効果があるそうです。
1.ゆずはおろし金で皮をすりおろします(ちょっとでいいです)
2.スパッと自慢の包丁で半分に切ります
3.器にロックアイスを入れてゆずをギュ〜っと絞ります
4.炭酸水を注ぎましょう
5.仕上げにはちみつを入れてクルクルとかき混ぜ出来上がり
す〜っと胸のすくような香りとはちみつのナチュラルな甘み、
炭酸のシュワシュワが最高。おいしいですよ!
ゆずには、レモンの3倍のビタミンCが含まれているのでお肌にも風邪予防にもいいんですよ。(野外でも常にビューティー&ヘルスに気を配るタナです)
【本日のタナの愛用品】
タナ料理長が愛用しているのが貝印の包丁です。きれいでしょ。ちょっと高いのですが世界中の料理人が愛用しているだけあり切れ味は抜群。ずっと愛用できる逸品です。(それにちょっと自慢できます!)
- 旬Shun Kaji シェフズ 包丁 200mm
心材:スーパーゴールド2(SPG2)
- Amazonで見る
まずは前菜に鉄板焼きを作ります!
さあ!お腹も空いたのでお昼ご飯を始めましょう!
今日の前菜は、焚き火ならではの「牡蠣&ホタテの鉄板焼き」です。自慢の包丁とカットボードを濡らした手ぬぐいできれいに拭きます。
★☆【ここでタナ料理長のワンポイントアドバイス!】☆★
野外料理をするときは、手ぬぐいを1本持っていくと便利。濡らしてギュッと絞りたたんでカットボードの上に置いておけば、食材を切った後の包丁やカットボードをささっと拭くことができます。
タオルでは凹凸があってふっくらしているので水を含み過ぎてしまい、厚みもあるので使いづらいんです。平織りで長さのある日本手ぬぐいがぴったり! ぜひ試してみてくださいね。
牡蠣&ホタテの鉄板焼きの作り方
最初に焚き火にフライパンを乗せるので、安定するように薪の位置を調節しましょう。さて、炭火で作ると最高に美味しい「牡蠣&ホタテ&山芋の鉄板焼き」を作ります。
1.バター1個をナイフでカット。1/6くらい(お好みで)
2.山芋1個は輪切りにします
3.フライパンを焚き火に乗せて熱します
4.バターをじゅわ〜っと溶かします。バターは思いきって「たっぷりめ」に!
5.輪切りにした山芋、ホタテ、牡蠣を乗せていきます
6.じゅわ〜じゅわ〜じゅわ〜
7.時々、焚き火を吹いて火起こしをしましょう
(動画では口で吹いていますが、これはタナ料理長は火起こし棒を忘れたせいです!皆さんは忘れないでくださいね)
8.バターが溶けて、食材に火が通ってくるとたまらなくいい香りが滝沢園キャンプ場に漂います。この香りだけでご飯が食べられます(笑)
9.さて、いい感じに火が通ってきたのでここで醤油をさ〜っとかけ回し!
10.バターと醤油と貝の汁を絡めて牡蠣やホタテを食べてください。
うますぎます!バターと醤油の黄金コンビ。ソースをさらに煮詰めて、山芋に絡めます。山芋は焼くとホクホクしておいしいんですよね。
熱とパチパチと爆ぜる音を間近に感じる焚き火で、もうもうとおいしそうな匂いの煙を上げながら、出来立てをフライパンから直接ハフハフ食べる……おいしさが何倍にもふくらむのが野外料理の醍醐味です。
【本日のタナの愛用品】
野外料理のとき、焼き・煮る・揚げる・炒めるetc、大活躍してくれるのが鉄のフランパンです。ドイツの老舗メーカーの製品で、熱伝導がいいので料理がおいしく仕上がります。ちゃんとお手入れすれば100年でも使えるそうです。すごいですよね。
- ドイツ turk社 クラシックフライパン
サイズ:28cm
重さ:1.5kg
- Amazonで見る
今日のメインディッシュはお好み焼き
鉄板焼きで「食い魂」に火が付いたところで、メインディッシュに入りましょう。今日は、タナ料理長自慢の、ふわっふわっのお好み焼きです!
タナ料理長秘伝のお好み焼き
材料は、以下になります。
・薄力粉
・ほんだし(顆粒)
・青海苔
・干しえび
・天かす
・紅しょうが
1.まず、深めのクッカーに小麦粉と本だしを入れます
2.別の器に山芋をスリスリとおろします
3.粉の入っているクッカーに卵を2個割り入れます
4.そしてお水を少々入れて箸でよく混ぜます
5.そこにおろした山芋を投入!よく混ぜます
6.これで生地の出来上がり!
さあ! 次からは手早く進めます。
7.キャベツはザクザクザクと千切り
8.紅しょうがは細かくみじん切りして生地に投入
9.さらに、生地に天かすと桜海老も投入
10.よく混ぜてからキャベツを入れます!
熱したフライパンに生地を入れて広げます(キャベツを入れて混ぜてからは、時間をおかずにすぐフライパンに入れましょう!時間をおくとキャベツから水分が出てべちゃっとなっちゃいます。お好み焼き店の器が小さいのは「混ぜすぎ」を防止するためです。タナ料理長の豆知識)
さらに、ここで豚バラを広げて乗せます!生地の周辺がジュワジュワして、きつね色になってきたらひっくり返して豚バラに火が通っているのを確認! おたふくソースたっぷり! マヨたっぷり! 花かつおと青海苔を散らして完成です。
今、お腹を空かせてこれを読んでいただいているあなた!
ぎゃ〜ってなりましたか? おいしそうでしょ!
フライパンのまま、小さなへらでいただきましょう!←これ使うとお箸やフォークで食べるよりにさらにうまい!小道具にもこだわるタナ料理長です。焚き火でふっくら焼けたお好み焼き。どんどん進んじゃいます。うまいです。お好み焼きって本当美味しいですよね。あっという間に完食!
さて、次のページではタナ料理長自慢の、しっとり・まったりな「和のスイーツ」をご紹介します。これ作ると「え〜!キャンプでこんなの作れるんだね」と喜ばれることも多いんですよ!
デザートはひやあつのコラボが絶品!白玉ぜんざい
お好み焼きに大満足したあとは、今日のデザート。焚き火の前に陣取って、前菜・メインと作りたての熱々をその場で食べるという贅沢なランチのシメは、ひやあつのコラボがこれまた絶品の白玉ぜんざいです。
本日のデザートはあったか「白玉ぜんざい」
さてさて。本日のデザートはまだ寒いのであったかい白玉ぜんざいを作ります。焚き火のそばに置いていた小豆がいい感じに火が通りました。
1.砂糖を入れます(白砂糖ではなく旨みが濃いきび砂糖を使います)
2.はちみつもたっぷりと投入!(甘さにコクがでます)
3.さっとかきっ混ぜたら、ふたをして再度火にかけましょう
小豆が炊けるまでの間に白玉を作りましょう!
1.器に白玉子粉と水を入れ、ネリネリ、ネリネリ
2.耳たぶくらいの柔らかさになったらクッキングボードの上に置いてひとまとめにして
3.一口サイズにちぎって丸めたものをお湯に1個ずつ投入!
4.白玉が全員浮かんでくるので、器に入れておいた冷水に入れて冷やしましょう
デザートのお供は八女茶(やめちゃ)でござる
八女茶は、高級茶産地で知られる福岡県八女市のお茶でございます。八女地方は肥沃な土壌・豊かな水・霧の多い気象など、上質なお茶を栽培するのに最適な土地なので、香り高い美味しいお茶が生まれるんですよ。
お湯が沸いたケトルに茶葉を入れると、一瞬にして鮮やかな深緑色の茶葉が広がります。いい香り。ちょっとふたをして蒸らしましょう。
ここで冷やしておいた白玉を勾玉型の鎚目模様の取り皿に乗せます。可愛いですよね。野外料理だからこそ器にもこだわるタナ料理長です!(そして、荷物が多くなります!)
さて、小豆が炊き上がりました。
熱々の小豆を、そおっと白玉に添えましょう。そして、静かに八女茶を注いで出来上がりです。つるっとした白玉の食感とホクホクの小豆がたまりません。
焚き火デザートというと、焼きマシュマロやスモア(焼きマシュマロとチョコレートをビスケットなどで挟んだアメリカやカナダのデザート)などが人気ですが、タナ料理長としては、今回は大人の魅力(?)漂う、しっとりとした「和」のスイーツでシメてみました。
ぜひ、皆さんも試してみてくださいね。
【本日のタナの愛用品】
タナ料理長は、料理にスイーツにはちみつをよく使います。甘味だけではなく、コクが欲しいときに便利です。
- はちみつ 専門店【かの蜂】 アルゼンチン産 純粋はちみつ
原産地:アルゼンチン
- Amazonで見る
滝沢園キャンプ場、ぜひ行ってみてくださいね!
ソロキャンプの醍醐味は、直火の焚き火でのティータイムとランチタイム。滝沢園キャンプ場では、自然に囲まれた環境の中、川の流れる音や小鳥のさえずりをBGMにゆっくりと楽しめます。アクセスもいいので、気持ちのいいひとときを過ごしに、ぜひ足を運んでみてくださいね。