今回は、TOKYO CRAFTSから登場したテント「ダイヤフォート TC」のレビューをテントバカこと「オノウエユウカズロウさん」にレビューしていただきました!
実寸サイズや重量、設営方法や設営の際のポイントなどを詳しく解説してもらい、実際の使用を想定した感想も…!
▼オノウエユウカズロウさんのレビュー動画はこちらから!
目次
TOKYO CRAFTS「ダイヤフォートTCソロテント」の基本スペック
▼TOKYO CRAFTS【DIA FORT(ダイヤフォート)TC】の商品スペック
- 価格:39,800円(税込)
- 組立サイズ:幅330×奥行275×高さ215cm(ポール・ロープ除く)
- 収納サイズ:幅23×奥行23×高さ50cm
- 総重量(約):7.5kg
- 素材:本体・収納ケース/TC(ポリエステル65%・コットン35%)、マッドスカート/ポリエステル、ポール・ペグ(小)/アルミニウム、ペグ(大)/スチール
- セット内容:本体×1、メインポール×1セット、サブポール×2セット、キャリーバッグ×1、ポールケース×1、ペグケース×1、ペグ(大)×2、ペグ(小)×10、エンドキャップ×2、自在付き二又ロープ×1、自在付きロープ(長)×2、自在付きロープ(短)×1、取扱説明書
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※2023年4月下旬配送予定です。(2023年3月記事作成時の予定になります)
2ダイヤフォートTCソロテントの重さ・サイズをチェック
今回はこちらのダイヤフォートTCをご紹介したいと思います!
皆さんもうご存知だと思うんですけど、TOKYO CRAFTSから登場した最新のテントです。ちょっと気合を入れてレビューしたいと思います!
皆さん気になっていらっしゃると思うんで、サイズと重量を載せておきます。その上で、実寸を測りたいと思います。
横50cm・縦27cm高さ16cmですね。重量が7.18kgです。TCテントなだけあって結構ずっしりきますね。
届いた時はしっかり二重にダンボールで梱包してありました。梱包してあったんで、その点安心ですね。
収納袋はTCで上部の一部は、メッシュになってます。取っ手は結構長めですね!
肩にもかけられるし、背中にも背負えます。バックル付きのコンプレッションベルトが2つ付いており、ファスナーはシングルスライダー。
動きはかなり良く質もいいですね!
ダイヤフォートTCのセット内容をチェック
注意事項が書いてありますね。
取扱説明書には、内容と設営の仕方、イラスト付きの日本語で、すごく丁寧に書かれてます。
中を開けると、湿気を取るための乾燥材も入っています。本体には、バンドが付いてますね!
まあシンプルですね、本当に装備はシンプルです。
まずは、ペグとガイロープを出してみます。種類が結構多い印象です。
まずこのような感じのペグが出てきました。すごい長いスチール製でしょうね。先は尖っていますね。
六角形のアルミペグが10本付いています。これも、先は尖ってます。強度はまた後で確かめたいと思います!
ガイロープが全部で4個付いていますね。
ポールの種類は、極太ポールが5本組と中くらいのポールが3本組ですね。全部で3種類入ってます。
あと、エンドキャップが2つと本体ですね!
ダイヤフォートTCの設営を開始!
それでは早速設営していきたいと思います。
本体を広げたら、2箇所にペグダウンします。今回は、地盤が柔らかいので、自分のちょっと長めのペグ使います。
ゴムバンドが二重になってるので、しっかり二重にした状態で取り付けた方が耐久性がアップしますね。
次はこちらの極太ポールを準備します!組み立て方は非常に簡単で、穴にボタン押しながら差し込んで、カチャッとボタンが出ればOKです。突起がある方が先端になります。
かなりですね長い1本のポールになります。
先端をこのハトメに差し込んで立ち上げます。使用するガイロープは、一番長いロープ(長さ約410cm)で、かなり長いですね!二又になっているのが特徴です。これを目印にすると分かりやすいです。
この二又をこちらにかけて、立ち上げるという形です。立ち上げで使用するペグは、太くて長いペグ2本です。
これを角度だいたい45度ぐらいが目安になりますね。
ペグの角度は、大体90度で差し込むという感じです。
注意点としては、テント本体は必ずフルクローズにしておくこと!ファスナーを閉めておいてください。そして、ガイロープとロープの角度も大体45度以上で設定してください。
少しポールは内側に倒した方がいいですね。
張り具合はこちらのガイロープで行います!ピンと張った方がいいですね。
次はこちらの小さいポールを準備します。これは3本組ですね。先ほど組み立てた大きいポールと同じ組み立て方ですね。
組み立てたポールをテントの中からハトメに入れます。
そしてガイロープを取り付けて両サイド張っていきます。
設営する際の注意点としては、必ず両サイドのポールを垂直に立てることですね!
次はこちらのベルクロテープをポールに取り付けて、上部にあるベルクロを取り付けたら下部3箇所をペグダウンします!
サイド2箇所にエンドキャップを付けます。エンドキャップの役割は、ハトメから雨水の侵入を防ぐためにあります。
後部にガイロープを取り付けます。この時にできるだけ遠くにペグダウンするときれいに張れます。
最後に張り具合を確認して、設営完了です!!
やはりかっこいいですね。グレーカラーもいい!
ペグダウンは本体が5箇所とガイロープが5箇所の計10箇所ですね。自立型ですけど、形が斬新でかっこいいです。
ダイヤフォートTCの気になる機能性は?
早速見ていきましょう。
スカートがペグダウン可能で、巻き上げもできます。
このように巻き上げれば、空気の流れが下からできるので、結露の軽減・換気がしやすくなりますね。夏場は涼しい風が入ってくると思います。
ペグダウンすれば風が吹いた時バタつきを防ぎます。ペグダウンすることにより、冬場に冷たい風がテント内に侵入しにくくなりますね。
生地はかなり分厚いTC(ポリコットン)ですね。後部にも三角形のベンチレーターが付いています。
後部のベンチレーターはテント内からのみ、メッシュクローズできるようになっています。
出入り口のファスナーの動きは軽めでなかなかいいですね。音もいいです。
かなり上の方まで開けられますね。しかもこれ、ダブルスライダーですね!上からも開けられます。これはすごいな。
ダブルスライダーということは、間ができるのでテントの中から外の様子を見れたり、キャンプスタイルの幅が広がる機能ですね。
サイドパネルは、トリプルスライダーになっています。すごいこだわりを感じますね。
サイドパネルからも開けられるので、例えば薪ストーブの煙突とかあくまで自己責任になりますが、出すことも可能です。
反対側のサイドパネルには、ファスナーは付いていないので、出入口は2箇所になります。
【フルクローズの状態】
【フルオープンの状態】
タッセルは各3箇所の計6箇所ですね。上の2箇所が高くてちょっときつかったんですけど、普通に止められるので大丈夫です。
テントの中からメッシュにすることができます。かなりメッシュの目も細かいですので、ありがたいですね。
フルオープンにするためのタッセルは、各1箇所ずつですね。このメッシュをフルクローズしても上2箇所は開きます。
ランタンバンドが付いています。こちらに例えば、カラビナつけてランタンをぶら下げるとか、そのまま吊り下げられるランタンだったらOKですね。
テント内に小物入れとかはついてないですね。
こちらに先ほどご紹介した、内側からメッシュクローズできるベンチレーターが付いてます。タッセル一箇所で固定可能です。
この上にリングがあるんですけど、おそらくランタン的なものをぶら下げるのか、後に専用のインナーが出て取り付け可能になるのか分からないのですが、リングが付いています。
右側の出入口は開けて巻き上げる感じになりますね。タッセル1箇所で固定する形になります。
中に入るかなり背が高いですね。一番高いところで高さが206cm。一番低いところで47cmです。
私が163cmなんですけど、この真ん中あたりがギリギリ立てるかなというところですね。
で幅が一番長さがある部分で大体310cmですね。
出入り口半分180cmの後部側が196cmですね。前から後ろまでの長さが約256cmになります。かなり奥行きがありますね。
実際のキャンプを想定して使用感をチェック
実際にハイコットやチェア、テーブルとか入れてどんな感じの使用感なのか確かめてみたいと思います。
ハイコット置いてみました。普通にポールの奥の方にちょうど置けますね。全然気にならないです。少し傾斜があるんですけど、普通に寝られます。
デッドスペース少しできるので、あまり使わない荷物を置くとかすれば問題ないんじゃないかなと思います。
フィールドアのワンタッチテントを入れてみました。
これでカンガルーテントとして寝ることができます。
やはり後ろにはデッドスペースがちょっとできます。これはちょっともったいないかなーって気がしますね。
虫が少ない冬場だったら、ハイコットの方がいいかなって気がします。夏場で虫がいる場合は、もう少し小さいポップアップメッシュシェルターなんかを入れて寝るといいんじゃないかなって気がしますね。
長さ90cmのテーブルとレギュラーサイズのチェアを入れてみました。ギリギリ入る感じです。
こちらにカンガルーテントがあっても余裕で過ごせます。ただテーブルを正面に向けて、座った場合はちょっとギリギリかなって感じがしますね。
このような感じで、テント内で景色を見ながらキャンプをすることも可能ですね。
ちょうど壁ほぼ垂直ですので、ここで調理とかしても問題なさそうです。あくまでも自己責任になりますけどね。
カンガルーテント・チェア・テーブルを置いてもまだスペースがありますので、例えばここに石油ストーブを入れて過ごしたりとか、反対側に荷物を置いたりとかも可能です。
これはいいですね!ロケーションがいい場所でキャンプしたら最高でしょうね。
焚き火を眺めながらこれでキャンプするとなると、この大型メッシュはかなり魅力的です。
後部にあるベンチレーターもうまく機能すると思います。
耐水性・耐風性はどうか?
それでは、撥水するのか耐水性をちょっと見てみましょう!
問題なく撥水していますね。雨が降った場合は、後部のベンチレーターに雨が侵入する心配もないですね。全部下に流れ落ちてます。
雨水が溜まらない構造になってるのもありがたいし、スカートがポリエステルなので、土がついても拭けば簡単に汚れが取れるというのもありがたいです。
皆さん気になるのが耐風性ですよね。風に耐えられるのかっていうところだと思います。
ポールの太さもかなりありますし、材質もかなりいいですね!しっかり補強もしてあります。
こういうところもしっかり補強してありますね。
設営する際にフロント側が風上だと、壁が垂直なので思いっきり風を受けると思います。
ですので風の方向が分かるなら後部を風上にして設営した方がいいですね。
風の方向が変わったりする可能性もありますので、地盤が柔らかい場所はかなり長めで太いペグを使ってしっかりペグダウンすることが大切ですね。
そして、風速10m超えるような風がある場合は、無理に設営しない方がいいと思います。危ないですからね。
このような感じで煙突ガードを使えば、薪ストーブも煙突を出せると思います。
ダイヤフォートTCソロテントとの対話
はいそれでは、テントとの対話をしたいと思います。
…なるほど。タナさんの声にそっくりです。
スカートもペグダウンできるし、巻き上げできる。本体の生地もかなり分厚い。出入り口もすごく大きくて広いし、それだったらゆったり使用することができますね。
これありがたいです。
タッセルがちょっときつかったんで、ドアはコードストッパーとかにするといいんじゃないかなと思ったぐらいで、あとは居住性もいいし焚き火にも強い。
トリプルスライダーで煙突も出せるし、なんかもう至れり尽くせりって感じです。
キャンプの経験が浅い方はちょっと設営時間がかかるかもしれないですね。
ダイヤフォートTCの撤収を終えて
キャンプ玄人の方には、かなりおすすめできるテントなんじゃないかなって感じがしますね。
この子(ダイヤフォートTC)もすごく満足してるみたいです!
収納袋はしっかり畳めばちょっと余裕があるくらいに入ります。
使用人数はあくまでも1人がいいですね。寝るだけなら2人でも大丈夫です。もちろん、オールシーズンキャンプできるテントです。
▶TOKYO CRAFTS「ダイヤフォートTCソロテント」予約受付中!
※2023年4月下旬配送予定です。(2023年3月記事作成時の予定になります)
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