こんにちは!タナちゃんねるのタナです。標高900mに位置する「天空のキャンプ場」こと、「ゴンドーシャロレー」でのキャンプ前編・中編とお送りしてきましたが、いよいよ後編となりました。テントやビビィ設営の様子、思わずゴクリと喉が鳴るタナ料理長自慢の料理、夜空に広がる満天の星空など、お楽しみいただけましたか?
さて、後編では朝日が昇り、周辺がオレンジ色に染まる様子、焚き火での朝食&コーヒータイム、炭火での豪快豚バラ焼きなどをお届けします。ドローン撮影によるゴンドーシャロレーキャンプ場の全景や、阿蘇の山々の景色もありますので、ぜひ下の動画と合わせてご覧くださいね。
目次
朝日と大パノラマをドローン撮影しました
少しずつ空が白み、ゴンドーシャロレーに朝が訪れました。朝5時くらいです。タナが一晩過ごした赤いビビィは、寒かったり狭かったりということもなく、普通にぐっすりと眠れました。寒い外気とぬくぬく暖かいビビィ内の温度差で結露ができていました!結局ローカスギアのテントは使いませんでした。
周囲は明るくなっていますが、まだ月が出ています。せっかくなので、ゴンドーシャロレーの朝日を撮影するために早起きをしたんです!仲間はまだ寝ているのかな?と思いきや。起きてきました。
周囲をオレンジ色に染める朝日が昇ってきました!
さあ、いよいよ朝日が昇ってきます!
山裾側から、さあ〜っとオレンジ色の光が射し込んできました。朝日が昇ってきます。仲間がすでに焚き火を起こし、お湯を沸かしてモーニングコーヒーの用意をしてくれています。気が効く仲間です。
ピィピィピィと朝を告げる鳥の声、ガリガリガリというコーヒーミルの音、パチッパチッとはぜる焚き火の音をBGMに、標高900mの「天空のキャンプ場」に朝が訪れました。
空のブルーと雲の白、オレンジ色の太陽、瞬く間に彩りが変化していく大自然の天空ショー……すごいです。しばし見とれてしまうタナとその仲間達です。
雄大な阿蘇ならではの天空ショーをお楽しみください!
朝日とともに周辺の景色が様変わりしていく姿をじっくりと眺められるのも、キャンプならではの醍醐味です。ここでは、大パノラマの邪魔をするビルも電柱もありません。「遠かったけれど、来てよかった」と、感動するタナです。こちらは、違う角度から撮影した朝日になります。
徐々に太陽が登り、さ〜っと光が広がっていく光景を見ていると、感動でなぜだか涙が浮かんでくるタナです。
仲間に見つかって冷やかされるのがいやなので、ノースフェイスのカモフラジャケットの袖口で、そっと涙を拭きました。カモフラ柄は、浮かんだ涙もカモフラージュしてくれ………違います!
「鳥になろう!」そう決めました。
そして、鳥になったタナ(ドローン)は、空に舞い上がり周辺の景色を撮影。すごいでしょ。雄大な阿蘇の風景。息をのむ光景とは、まさにこのことですね。
鳥(ドローン)になったタナは、ゴンドーシャロレーキャンプ場を上から撮影。広いですよね。こんな広大な敷地の中に、ポツンとあるのがタナとその愛する仲間たちのテントだけ。豆粒サイズで写っています。
思う存分、空中を舞ったタナが帰ってまいりました。無事、地面に着地!
ドローンで空中から大地を眺めて見ると、太古の昔から人間が「空を飛びたい!」と憧れ続けてきた気持ちがわかります。
こんなに雄大な大自然を身近に感じられるのは、ゴンドーシャロレーのように大自然の中にあるキャンプ場ならではです。阿蘇から遠方にお住まいの人も、ぜひ時間を作って訪れていただきたい! 地球の回転と共に生きている……を、実感できますよ。この朝日が昇る様子と、天空ショーはぜひトップにリンクを貼ってある動画をごらんくださいね!
【本日のタナの愛用品】
今回初めて使ったビビィ。寒いかなとか、狭いかなとか、ちょっと心配もしましたが全然大丈夫でした。快適に眠ることができました。何よりコンパクトで軽いし、設営が簡単なのもいいですよね。いろいろな場所で試してみたいと思います。
- BIG AGNES(ビッグアグネス) Three Wire Bivy
収納サイズ:11×47cm
フロア面積:1.6㎡・フロアサイズ:縦229cm/横 頭部81cm 足元64cm
フロア高さ:51cm
重量 (min/max)/ 709g/851g
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タナが愛用しているのは、ノースフェイスのノベルティースクープジャケット。カモフラ柄を着ることが多いのですが、無地もコーディネートしやすくて便利です。
- ザ・ノース・フェイス ノベルティースクープジャケット
サイズ:S〜M
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- ノースフェイス メンズ ノベルティースクープジャケット
サイズ:S〜LS
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さて、次のページでは、朝ごはんの様子と、食後の香り高〜いコーヒー&スイーツタイムをお届けします!
さて!お腹もすいてきたので朝ごはんにしましょう
しばし、朝日にうっとりとしたタナと愛するその仲間たち。お腹がすいてきました!お湯も沸いています。
今回タナたちが基地を作ったのは「噴水サイト」です。とうとうと水が流れる苔むした噴水の下にはオタマジャクシがたくさんいました。かわいい。
フリフリと近づいてきた子に、思わず「おはよう」と声をかける動物や生物が大好きなタナです! 全員に声をかけるのは大変なので断念しました。
と、最終日なので一生懸命朝からカメラを回すタナをよそに。
ちょっ……仲間たちはすでに湯気の立つ何やらを食べています。そう、熱々のお湯を注いで3分待てば食べられるアレです。いいなあ。いいなあ。朝は寒いので暖かいものがいいですよね。
ふ〜っ、ふ〜ってしながら湯気の立つアレ食べてます。おいしそうです。
朝ごはんは体をあっためるカッププヌードル
すっかり明るくなり、小鳥たちも元気にさえずっています。何度も言っちゃいますが、周辺に誰もいないので、この開放感はたまりません。
仲間があまりにも美味しそうにハフハフ食べているので、我慢できなくなったタナも早速、カップヌードルのBIGサイズにお湯を注ぎます。そして、3分間「精神と時の部屋」に入ります……(はい。そうです。ドラゴンボールですね)
今回は、いつもの小さい一人用ケトルではなく、仲間の大きめケトルを使っています。やっぱりこれいいなあ。たっぷりお湯が沸かせるし、「映え」ますよね。帰りにさりげなく、車に積んでしまえばわからないかな〜などとまた、よからぬ企みが頭に浮かんでしまったタナです(告白します)。今度買います。
澄み切った冷たい空気・降り注ぐ朝日・ピピピッとさえずる小鳥たちの声・ゴォ〜という炎の音・パチパチッとはぜる薪の音。
そんなロケーションの中、焚き火で沸かしたケトルのお湯で作るカップヌードル。これが美味しくないわけがないっ!
どんなにオシャレな都会のレストランのパスタよりもうまいっ!ハフハフ、ツルツル、あ〜っという間に完食してしまいました。
【タナ料理長の豆知識】
キャンパーなら、大自然の中で食べるカップヌードルのうまさはご存じだと思います。でも、「なぜカップヌードルなのか?」。
ほかにもいろいろなカップ麺がありますよね。でも、凝ったカップ麺は、調味オイルや具材やスープが何種類かあり別々になっているので、野外ではちょっと面倒くさい。特に、冬は手袋をしていたりするのでやりづらいんです。
その点、カップヌードルはふたを開けてお湯を注ぐだけ!そして、「口」の広い丼型は冷めやすいのですが、円筒形のカップヌードルは冷めにくいんです。ストンとした形なので持ち歩きしやすく、収納が楽なのもメリットですよね!
カップヌードル愛を語りました。日清さんのお目に留まらないかなあ(笑)
朝食後はまったりとコーヒー&スイーツタイム
お腹も満足、体も温まってきたので、食後のコーヒー&スイーツタイムを始めます。今日のタナ料理長は、小型のカプリコアソート(いろいろな味が入っています)と、以前道志の森でキャンプしたときに食べた「カプリコの頭だけ」。
お菓子を並べてっと。お気に入りの木のマグカップにフィルターを使ってコーヒーを淹れます。いい香りが漂っています。ウッドのカッティングボードは、食材を切るときに使うだけではなく、こんな風にお皿代わりにも使えるんで重宝するんですよ。
まずは、白のカプリコを一口、サクッ!いい音です。続いて、「カプリコの頭だけ」を食べます。ふふっ。贅沢です。笑顔になります。今日は、昨日とうって変わっていい天気です。もう一泊したいなあ〜。
お昼ご飯を作る前に、撤収の準備をしましょう!と、ここで気がつきました。焚き火で所々靴紐が焼けてます。仕方ない。皆さんは気をつけてくださいね。
【本日のタナの愛用品】
キャンプの間、ずっと狙っていた仲間のケトルがこれ。銅の調理器具や器ってかっこいいですよね。使えば使うほど、いい風合いが出てくるのも魅力です。銅は熱伝導がよく、全体に均一に火が通るので焚き火に向いています。抗菌効果もあるのでキャンプにはもってこいですね。
- ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小) 12113
サイズ :φ180×H240mm
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ウッドのカッティングボードは、本当に重宝します。食材を切るまな板としてはもちろん、食べ物を置くお皿代わりにも使えるんです。ハンドメイドで暖かみのある雰囲気も気に入っています。
- アルテレーニョ ルスティックカッティングボード
サイズ:(約)全長~32×厚み1.5cm(約~500g)
素材:天然オリーブウッド
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いつもキャンプのときに愛用しているのが、このシューズです。うっかり紐を焦がしてしまいましたが。軽量で防水、履き心地がよくて気に入っています。
- ザノースフェイス トレッキングシューズ クレストン ミッド GORE-TEX
メイン素材:スエード
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さて、次のページでは、最後のランチ。炭火で豪快に焼く豚バラです。お腹の空いている人は危険です! 撤収作業のドローン撮影もありますよ。
昼ご飯はタナ料理長自慢のワイルド炭な豚バラ火焼です
さて、撤収作業で体を動かしたのでお腹が空いたタナとその仲間たちです。キャンプ最後の料理は、豚バラかたまり肉のワイルドな炭火焼です!
1.豚バラ肉にはミルでガリガリガリと塩・胡椒をします(いい音です)
2.焚き火の上に網を乗せ、豚バラを乗せていきます
3.ジュ〜ジュ〜ジュ〜!!!
4.スライスしたニンニクを肉の上に乗せます
5.ときどきトングでひっくり返します
6.火力があるんでどんどん焼けていきます
7.脂が出るので焦げないようにこまめにヒックリ返してください
8.カッティングボードに焼きあがった肉を乗せ一口大に切ります
9.外側がカリカリ、中はジューシーな豚バラ炭火焼の完成!
どうですか!この焼き加減!
外側のカリッと焼けた部分もおいしいんですよねえ〜。この映像だけでご飯が食べられるタナです!
「う・ま・い」……
聞こえましたか?タナの声。
口中に広がる豚バラの脂の甘みが云々……なんて、説明する余裕はありません。うまいっ!この一言です。伝わりましたか。炭火ってやつは、本当に焼くだけで食材をおいしくしちゃうんですよねえ。普段、家庭のキッチンではできない料理を作れるのがキャンプの楽しみです。
この間、仲間がスキレットで炒めご飯を作ってくれました。炭火の火力が強すぎてちょっと底のほうが焦げましたが、これはこれでおいしいもんなんですよね。
「いいんじゃない?」と、殿様のように鷹揚に微笑むタナ料理長なのです。
撤収の様子をドローンで撮影! さよなら、また来る日まで!
最後のランチに大満足した後は、テントを撤収します。その様子をドローンで上から撮影してみました。こうやって真上から見ると、仲間のテントと比べると、やはりビビィって超コンパクトですよね!
なだらかな稜線を描く阿蘇の山々とも、今日でお別れかと思うと寂しい。
360度見渡しても、どこにも建物も電柱も電線もない。何度見ても感動します。
可憐な花を咲かせる高山植物やとうとうと流れる豊かな清流……ゴンドーシャロレーキャンプ場の大自然が、いつまでもこのまま保たれますようにと願うタナとその仲間たちです。
さて、荷物を車に積み込みます。さよならゴンドーシャロレー。さよなら阿蘇。「行き」は、意気揚々と微笑んでいるような顔だったタナの愛車も、ちょっと寂しそうな顔……ヘッドライトが涙顔になっていますよね。持ち主に似て、繊細な車なんです。
ゴンドーシャロレーキャンプ場、最高でした。あの夜空は足を運ぶ価値ありです。必ずまた行きたいと思います!
さて、移動編・前編・中編・後編と4本立てでお送りした熊本県阿蘇郡にある「ゴンドーシャロレーキャンプ場」。今回は、料理長と愛する仲間たちでキャンプをしてみました。ぜひ、ほかの動画もごらんくださいね。お付き合いいただきありがとうございました。
また、お会いしましょう!