トランギア(TRANGIA)は、初心者からプ ロまで、世界中のキャンパーやアウトドアファンに愛用されている、キャンプギアの老舗メーカーです。
中でも人気が高いのが、
- メスティン
- アルコールバーナー
- フューエルボトル
- 325ケトル
今回は、タナが実際にキャンプ場で出会ったキャンパーさんたちに取材した動画の中から、トランギア優秀アイテムの特徴・魅力をピックアップしてご紹介したいと思います。
目次
トランギア(TRANGIA)って?
トランギア社は、1925年にスウェーデンで創設。当初は家庭用クックウエアメーカーでしたが、徐々にキャンプ用調理器具の開発へと手を広げました。年々さまざまな改良を行い、長年にわたりオリジナルのアイテムを作り続けています。
現在トランギアでは、代表作・ストームクッカーほかメスティンやケトルなどが人気。スウェーデンはもちろんのこと、世界中で愛用されています。
トランギアは日本でも大人気。タナが今までキャンプ場で実際に出会ったキャンパーさんたちも、トランギアの愛用者は多かったです。
トランギアの人気ギア『メスティン』の特徴
「メスティン(Mess tins)」とは、取り外しが可能なハンドル(柄)が付いているお弁当箱のような長方形の飯ごうです。
- 熱伝導の高いアルミ製
- 内側に熱が均等に伝わりご飯がふっくら炊ける
- 飯ごうとしてだけではなくお弁当箱としても使える
- メスティンの中にトランギアのゴトクやアルコールバーナーを収納できる
- 普通サイズ(17×9.5×6.2cm)とラージサイズ(17×9.5×6.2cm)の2種類
- 両サイズとも、ハンドル部分の色が黒と赤がある
トランギアのメスティンと一緒に使うとさらに便利なギア
メスティンを使うときは、以下の製品と合わせるとより調理がスムーズになるのでおすすめです。
トランギア【パンスタンド】
パンスタンドというパーツを、トランギアのストームクッカーLに設置。その上にメスティンを乗せて使用できます。
トランギア【メッシュトレイ】
メスティンの中にセットするメッシュトレイ。メスティンの中に水を張り、メッシュトレイの上に食材を乗せて火にかければ蒸し料理が手軽に作れます。
トランギアのメスティン、おすすめポイント!
- 白いご飯を炊くだけではなく、炊き込み御飯・パエリア・麺類・蒸し料理・スープなどいろいろな料理を作れる
- メスティンが1つあれば、ご飯・おかず・汁物全部作れる
- コンパクトに収納できるので持ち運びが楽
- お弁当箱として持って行けば火にかけられるので温められる
タナのキャンパー取材!「トランギアのメスティンの魅力」を聞いてみた!
道志の森キャンプ場で、キャンパーさんにメスティンの魅力を取材しました!
バイクで来た初心者のソロキャンパーさん
キャンプは初心者で、かつ今日が初キャンプ!というバイクで来たソロキャンパーさん。
ギアは、「人気のあるメーカーでコスパを重視して揃えた」そうです。トランギアのメスティンは、キャンプ好きの友人に「これいいよ!」と勧められて購入。
「今日初めて使います!ご飯を一合くらい炊いてみようかな。夜が楽しみです!」とのことでした。
ちなみに、バーナーはSOTO。手軽に購入可能なガスボンベが使えるので便利なんですよね。テントも椅子も品質がいいものをチョイス。居心地のよさにこだわりを持つキャンパーさんでした!
こだわりがたくさん!のソロキャンパーさん
車で来たソロキャンパーさん。さまざまなこだわりギアをお持ちのソロキャンプに慣れている方でした。
調理中のところを突然お邪魔してしまいました!
メスティンもお気に入りのご様子。タナが取材したときはご飯を研いで水に浸している最中でした。そして、ご飯と炊くときは、トランギアのアルコールバーナーを使うそうです!メスティンはご飯が美味しく炊けますからね。
縦長の飯ごうと違って、メスティンは平たいお弁当箱型なので、お水に浸している最中にうっかりひっくり返しちゃった!ということがないのもいいんです。
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ネット通販で入手できるトランギアのメスティン
メスティン(TR-210)
普通サイズのメスティンです。およそ約1.8合のご飯が炊けます。重量も150グラムと非常に軽量!持ち運びも楽ですよ。
ラージメスティン(TR-209)
ラージサイズのメスティンです。およそ約3.5合のご飯が炊けるので3〜4人くらいのキャンプにいいでしょう。
ラージメスティン用のメッシュトレイ
ラージメスティンの中に乗せ、水をはれば蒸し料理が手軽にできます。料理のレパートリーが広がりますよ。
ストームクッカーパンスタンド
ストームクッカーとメスティンの両方を持っている人におすすめ!
トランギアの人気ギア『アルコールバーナー』
トランギアのアルコールバーナーは、半世紀以上ものロングベストセラー。初心者からプロまで多くの人が愛用しているアイテムです。
アルコールバーナーの特徴
トランギアのアルコールバーナーは、タンク・消火用&火力調整用フタ・タンク用フタの3点セットです。
- 収納すると直径7.5cm、高さ4.5cmのコンパクトサイズ
- 重さは110gと軽量
- 使用燃料は、メチルアルコールかエチルアルコール
- アルコールタンク2/3の注入量で約25分の燃焼
- 着火が簡単
- 風や低温に強い
アルコールバーナーと一緒に使う必要なギア
【純正ごとく(TR-281)】
【トランギア・T3(TR-400333)】
3枚のプレートとリングの組み合わせでアルコールバーナーの火力を最大限に引き出す純正ゴトク。未使用時はフラットに収納することが可能でロゴ入りのケースも付いてます。
アルコールバーナーのおすすめポイント!
- ラージメスティンの中に、アルコールバーナーと純正ごとくを入れて収納できる
- ケトル0.9ℓ(TR-324)の中に、アルコールバーナーと純正ごとくを入れて収納できる
- 燃料はアルコールなので、どんな場所でも用意に入手できる
- 燃焼音が静か
タナのキャンパー取材!「アルコールバーナーの魅力」を聞いてみた!
こだわりがたくさん!のソロキャンパーさん
先ほど登場していただいたメスティンでお米を浸し中のソロキャンパーさんです。トランギアのアルコールバーナーも使っています。この方は、トランギアオリジナルの袋(ストレージサック)もお持ちでした。
ストレージサックはリーズナブルでアルコールバーナーなどを収納するのにはぴったり!こういう小さなことにもこだわるキャンパーさんでした。
ちなみに、さりげなくテーブルの上にはこのあとご紹介するトランギアのフューエルボトル(アルコール燃料を入れて運ぶボトル)のカーキ色が置かれてありました。トランギア愛用者ですね!
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ネット通販で入手できるトランギアのアルコールバーナー
アルコールバーナー
メスティンをお持ちならぜひおすすめなのがこのアルコールバーナー! ご飯を炊いたりお湯を沸かしたり、重宝しますよ。
アルコールバーナー用ごとく
アルコールバーナーに欠かせないのがごとくです!
トランギアの人気ギア『フューエルボトル』
フューエルボトル(Fuel Bottles)は、デザインやカラーがおしゃれなアルコール燃料専用の運搬用ボトルです。
トランギアのアルコールバーナーを使用するなら、ぜひ欲しいのがこのフューエルボトル。アルコールを注ぎやすいのはもちろん、蛇口が付いたデザインやボトル本体のフォルムがかっこいいので「絵」になるギアです。
フューエルボトルの特徴
- セーフティバルブを採用しているため、ボトルのキャップを外さなくてもボタンを押すだけでアルコールをバーナーに注げる
- 注ぎ口は注ぎやすいように細めに設計
- 容量は0.3ℓ、0.5ℓ、1.0ℓの3種類
- ポリエチレン製
- ボトルの色は赤とオリーブの2種類
トランギア、フューエルボトルのおすすめポイント!
- ボトルに蛇口が付いているのでアルコールをこぼさずに注げる
- 蛇口はロック付きなので移動中も安心
- サイズ的には1.0ℓ はちょっと大きいので0.5ℓくらいがおすすめ
- 0.3 ℓのボトルは、アルコールバーナーと一緒にラージメスティンの中に一緒に収納できる
タナのキャンパー取材!「フューエルボトルの魅力」を聞いてみた!
さて、寒い季節のキャンプ場。バイクで来たというソロキャンパーさんに取材してみました!
かっこいいバイクとシンプルなサイトのソロキャンパーさん
かっこいいバイクに荷物を乗せてきたソロキャンパーさん。キャンプ歴は半年だそうです。モノトーン・茶色・カーキなどシックな色合いのギアでシンプルにまとめたおしゃれなサイト!
バイクなので「できるだけ荷物はコンパクトに抑える」とのことで、焚き火はやらずトランギアのアルコールバーナーで調理するそうです。
このキャンパーさんは、アルコールバーナーでご飯を炊くのはもちろんのこと、なんと大学芋を作られるそう!すごいですね。「揚げ物もアルコールバーナーでできちゃいます」とのこと。
もちろん、アルコール燃料は、トランギアのフューエルボトルをお使いです。カラーも、シックなカーキ色をチョイス!
さらに、寒いときは、アルコールストーブを燃焼させてからヒーターを乗せると、温かさがほんのりと伝わってくるそうです。
「HotCandyHeater」(5600円)というもので、結構人気があるとのことでした。
とことん、荷物はコンパクト&軽量にこだわり、トランギアアイテムを使いこなしているキャンパーさんでした。
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ネット通販で入手できるトランギアのフューエルボトル
トランギア フューエルボトル
こちらは0.5リットルのフューエルボトル。アマゾンのベストセラー1位の人気商品です。
トランギアの人気ギア『325ケトル』
トランギアのケトルは、さずがデザイン大国スウェーデン!ともいうべき、シンプルでおしゃれなデザイン。置いているだけで「絵」になるケトルです。
0.6ℓ(TR-325)、0.9 ℓ(TR-324)、1.4 ℓ(TR-245)ほか、数種類がありますが一番人気があるのは、「325ケトル」になります。
ケトルの特徴
- 直径13.5cm×高さ7.5cmm、容量0.6ℓのコンパクトサイズ
- 重さはわずか140gの軽量
- 持ち手が安定している
- お湯などを注ぎやすい
- 持ち手のラバーを取り外せば、焚き火に直接かけられる
- 325は、二人分のお湯を沸かすには最適なサイズ
トランギア、325ケトルのおすすめポイント!
- アルミ製なので熱伝導がよく沸騰までの時間が早い
- お湯切れがよい
- 持ち手をたためばコンパクトになるので携帯に便利
- 長年使えば使うほどいい風合いに変化する
キャンプでは、コーヒーやお茶を頻繁に飲む、カップ麺用のお湯も沸かしたい、2〜3人で使いたいというときは、一回り大きい0.9 ℓ(TR-324)もおすすめです。
アルコールバーナーとごとくをケトルの中に収納して持ち運べます。できるだけ、荷物をコンパクトにまとめたい人にはおすすめです!
タナのキャンパー取材!「トランギア325ケトルの魅力」を聞いてみた!
経験者と初心者の女性キャンパーさんたち
女性の二人連れキャンパーさん。キャンプ歴1年のキャンパーさんと、なぜか「スノーピークの寝袋だけは買った!」という初心者のお友達の方でした。
これから軽い朝食を作るとのことで、お湯を沸かすケトルは、トランギアのケトルをお使いでした。
スノーピークのバーナーの上にさりげなく乗せているトランギアのケトル。ランチョンマット使いもかわいいですね。このケトルはタナも愛用中です!
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ネット通販で入手できるトランギアの325ケトル
TR-325ケトル
0.6ℓのトランギア・ケトルです。コンパクトで可愛い。1〜2人用です。
TR-324ケトル
0.9ℓのトランギア・ケトルです。たっぷりお湯を使いたい人や2〜3人で使うならこちら。
デザインがかっこよく使いやすいのがトランギアの魅力!
今回は、タナも愛用しているトランギアの人気アイテムをご紹介しました。無駄がない洗練されたデザインと品質の高さ、手に入れやすい価格が魅力のブランドです。
初心者でも使いやすいので、キャンプギアをお探しの方はぜひトランギアの製品もご検討くださいね! 取材に応じていただいたキャンパーの方々、ご協力をありがとうございました。
そして、タナちゃんねるを最後までお読みいただき、ありがとうございました! またお会いしましょう!