全世界のみなさん、こんにちは&こんばんは!タナです。
目次
ROVR PRODUCTSとは?
2016年にアメリカ合衆国コロラド州の自然豊かな場所で生まれたクーラーボックスのメーカーです。
2019年7月の日本初上陸から1年程度しか経過しておらず非常に注目されています。
㈱三栄から出版されているアウトドアファッション誌「GO OUT」をはじめとした様々なメディアに取り上げられているんです。
ROVR PRODUCTS クーラーボックス 「RollR(ローラー) 45」
前述の”ROVR PRODUCT”社より発売されているクーラーボックスの”RollR(ローラー)”シリーズ最小の”RollR(ローラー)45″の実物が手に入りましたので徹底的にレビューしていきます。
“RollR(ローラー)”シリーズのカラーバリエーション
従来、”RollR(ローラー)”シリーズはデザート・モス・パウダーの3色ラインアップでしたが、2020年5月に新色のマジックアワーが追加され、現在は合計4色のラインナップとなっています。
ピカピカのブランドロゴプレートが前面と側面 に、側面は左右で異なるプレートとなっておりニクい演出でかっこいいですね。カジュアルおしゃれキャンプにおすすめです。
“RollR(ローラー)”シリーズのサイズ展開
今回手元に実物があるのは最小サイズの”RollR(ローラー)45″で、さらにRollR60とRollR80があり計3種類のサイズ展開です。
各スペック・特徴は以下の通り。
“RollR45”
サイズ:W534mm x D572mm x H491mm(メーカーHPはインチ表示)
自重:約19kg
容量:42.5 L(家族4人/一泊二日程度)
参考保冷力:最大8日間保氷
“RollR60”
サイズ:W529mm x D673mm x H503mm
自重:約22.3kg
容量:56.7 L(家族4人/二泊三日程度)
参考保冷力:最大10日間保氷
“RollR80”
サイズ:W613mm x D673mm x H554mm
自重:約30kg
容量:75.7 L
特徴:W600mm x D580mmのフタでサイドテーブルとしても利用可
“RollR45″の使い方
何も入れないカラの状態で約19kgありますので、持ち上げて運ぶという使い方は難しい場面もあります。
しかし剛性感の高い大径太めのエアタイヤと3段に伸縮し十分な強度がある持ち手を採用することで、満載時(合計約40kg)でも悪路を負担なく移動できるよう工夫されています。
椅子としても使用できる強度があり、座り心地まで考えて蓋面に着脱可能なチェアマットが装備されています。
チェアマットは取り外してワゴンボックスに変形可能。
荷物運搬時には本体上部にピッタリ合体させて非冷蔵品もあわせて運べる運搬能力抜群のキャリーとして使用できます。荷物が多くなるグループ・ファミリーキャンプにおすすめです。
“RollR(ローラー)”シリーズの耐久性
耐久性に優れた溶接と継ぎ目のない「ロトモールド構造」で巨大なクマに襲われても安心の驚異的な耐久性を誇ります。
本体とフタを貫通する穴が用意されており長めの南京錠でロックできます。細めのワイヤーロックも使えそうですね。
“RollR45″の収納力
内部が2段構造になっており、2Lのペットボトルを6本立てて収納してもまだ半分余裕があります。
4人家族の一泊二日であれば食材と飲み物に十分な収納力。
内部を区切るための仕切りボックスが付属しており氷や飲み物など水滴がつきやすものと、あまり濡らしたくない食材を区切って収納することができます。
食材を濡らすことなく飲み物を氷づけにしてキンキンに冷やすことも可能です。
“RollR”シリーズのオプション
このシリーズにはボックス本体以外に別売りオプションがいくつか用意されており、専用の設置金具が本体に装備されていますので着脱も容易でしっかりと設置することが可能です。
プレップボード
- 本体横のどの面にも装着可能な追加テーブル
- 4面全てに装着すれば冷たい飲み物をすぐに取り出せる無敵のクーラーボックスに
- シリーズ最大の「RollR80」には設置金具の位置の都合で装着できないため注意
カップホルダー
- ドリンク2本を置けるホルダー
- 設置金具が8ヵ所あるため人数に合わせてフレキシブルに設置可能
- 飲み物だけでなく調味料や調理器具を置くのにもGood
スタッシュバッグ
- 保冷機能のある小型バッグ
- カラビナが付属しており、本体に取り付けられる
実際に”RollR”で運んでみた
剛性の高い太い大径エアタイヤのおかげで、多少の段差は問題なく静かにスムーズな運搬が可能。
無茶な実験と思いながらも、満載状態(合計40kg)で歩道橋を渡ってみました。タイヤが少し本体からはみ出す構造と長く丈夫な持ち手のおかげで実際の重量を感じることなく階段を登れます。
女性が運ぶのは困難であろう40kgという重量も”RollR”であれば階段まで登れてしまいますね。
エアタイヤで緩衝されるとは言うものの、下りはどうしても接地の度に多少の衝撃がありますが問題なく下ることができます。
ガラス瓶等のワレモノ同士がぶつからないように、収納に気を遣えばまったく問題なく歩道橋を渡れる!通常使用でコレを引いて30分歩くことはないでしょうが、今回約30分歩いても疲労感なく全然へっちゃらでした。
保冷能力の検証
“RollR”のスペックでは最大8~10日間保氷と記載されています。試しに氷を入れた状態で一晩放置してみました。
さすが最大10日間保氷を謳っているだけのことはありますね。
かなりの氷が溶けずに残っていました。季節・気温や開閉頻度等にもよるのでしょうが保冷能力はかなり高いです。
今回は氷での検証でしたがアウトドア用の長時間保冷剤であればさらに長い時間保冷が可能かもしれません。
ROVR PRODUCTS クーラーボックス”RollR45″使用感まとめ
分厚く高密度な断熱材と高い密閉性、継ぎ目のない「ロトモールド構造」により高い保冷性能と耐衝撃・耐久性を実現したハイスペッククーラーボックス。
しかも高スペックを目指すだけでなく、太くて大きめのエアタイヤを装備した剛性の高い足回りと頑丈な持ち手によって最小自重19kg、ワゴンボックスを使用したキャリー状態では最大50kg以上にもなろう重量級を女性でもあつかえるように、スペックと運動・運搬性能を高次元でバランスさせた逸品です。
最大8~10日間という驚きの保氷性能で氷の買い増しや保冷剤不足を軽減し食材も新鮮に保つことができます。
おしゃれなカラーバリエーションと多彩なオプション、ステッカーや小物でアレンジすれば自分だけのオリジナル”RollR”がグループキャンプのテンションを一気にアゲてくれますよ。
ROVR PRODUCTSの公式HPはこちらをチェック!!