今回は、TOKYO CRAFTSから新しくリリースされる以下の製品をご紹介します。
道具の出し入れのしやすさをもっと良くしたいという思いから生まれたハイブリットコンテナやTOKYO CRAFTS初のインフレーターマットを詳しく解説します。
MiiRとのコラボで実現したおしゃれなドリンクウェアについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
▼動画で詳しく見たい方は以下からどうぞ!
目次
TOKYO CRAFTS新製品①ギアバンカー
ギアバンカーは、積み重ねるを前提にした発想から生まれたキャンプ用コンテナ。キャンプの際は、積載が山積みになり、下に置かれたコンテナからキャンプギアが出しにくいという問題がありました。
車のトランクに山積みなったギアを整理し、必要なときにすぐに取り出せる収納アイテムで、“ハード”と“ソフト”のハイブリット設計です。
アルミフレーム600デニールポリエステルで軽量でありながらも強度も確保しました。
コンテナは大きく分けると「ハードコンテナ」と「ソフトコンテナ」があります。
【ハードコンテナの特徴】
気兼ねなく地べたに置くことができるが、重量があります。また、車に載せるときに上に物を置くと物の出し入れができなくなってしまうデメリットも。
【ソフトコンテナの特徴】
ハードに比べて軽量でチャックで開け閉めできる製品が多いため、ギアの出し入れがしやすいのがメリット。しかし布製品のため、地べたに置くのに抵抗があり、ラックと一緒に使っている方が多い印象です。
この問題を解決するために作られたのが、ハードコンテナのいい部分とソフトコンテナのいい部分を融合させたギアバンカーです。
重ねて使うことが多いコンテナ類ですが、ソフトコンテナは重ねるのに抵抗があると思います。
ギアバンカーのフレームは、ソフトコンテナの周りに付いており、地べたに置いても汚れにくく、スタッキングも可能です。
※下にある銀フレームはサンプルのため量産のものとは形が異なります。
ギアバンカーをスタッキングしたときのイメージは画像の通りです。
スタッキングした状態だと、サイドからの出し入れがおすすめです。開口部がガバッと開く構造なので、出し入れがしやすいでしょう。
TOKYO CRAFTSの製品でいうとキバソフトクーラーが同じような形で重ねて横使いが可能なのですが、その製品と同じですね。
開口部にはストッパーがあり、扉の開く範囲を決めることができます。
さらに便利なのが、横使いだけでなく縦使いができるということ。縦置きのサイズになると、長さのあるランタン系の収納が可能です。
ギアバンカーには、スタッキングの際に便利な機能があります。このコンテナには、内側に金具が付いており、2個目を重ねるとハマるようになっています。
スライドさせて載せることで、重量のあるものを収納したとしても載せやすいのが魅力です。
付属品として仕切りが 1 枚あります。ベルクロ部分が2面あるので、短辺の方を底に、長編の方を下に置くイメージで使うことができます。
仕切りがあるだけで、空間を有効に使うことができ、横にしたくないランタン系を収納するときにも便利。容量も多いので、多くのギアの収納に役立ちます。
ギアバンカーの驚きの収納量
小物類の収納量(参考)
縦使い時の収納量は以下を参考にしてください。
- LEDの大型ランタン
- 「別注」NANGA x TOKYO CRAFTS スリーピングバッグ ピロー
- 撮影機材
- フロートケース
- ティッシュケース
- コサイドテーブル
- レインウェア系
- ダウンウェア
- LEDライト(小)
- ペグケース(小)
中はソフトコンテナなので、形の自由度が高いのが特徴で、上記の製品を入れてもまだ余裕があります。
仕切り外し時の大物ギアの収納量(参考)
横使い時の収納量は以下になります。
ギアバンガーのいいところは、金属のフレームで囲まれているので、持てる場所がたくさんあるところ。力を入れて持ち運びできるというメリットがあります。
2段までスタッキングできるので、2個あれば相当な荷物を収納可能です。
ギアバンカーとコードユニットの連結
実はこのギアバンカー、コードユニットと互換性があります。
コンテナの上部にスタッキング用のパーツがあるのですが、そこにコードユニットの天板がハマるようになっています。
ギアバンカーとコードユニットのトップボードさえあればテーブル代わりとして使うことも。また、横にコードユニットを用意すれば連結も可能になり、拡張することができます。
収納したものをスマートに取り出して、テーブルの上にセッティングすることが気軽にできるのもポイントです。
現在、上部パネルの裏側にMOLLEシステムを取り付けることができるオプションを開発しており、例えばですが、調理器具を収納してトップボードの上で調理することができる、ということも可能になるかなと思います。
一般的なコンテナだと収納した物を取り出すために、1回テーブルをどかさないといけないのですが、ギアバンカーは横からも荷物を出すことができるので、キャンプテーブルとしての機能を保持したままはい使える新しい機能のコンテナです。
コンテナの両サイド部分にはベルトのループが付いているので、シェラカップなどの小物を吊り下げることも可能。
トップボードを4枚使って、コードユニット(脚部分)を2つ置いている状態です。キバソフトクーラーを合わせて設置することで、とても便利な空間になりました。
ギアバンカーの気になる質問
Q.ギアバンカー自体に防水性能はあるのか?
A.防水性能はありません。雨の日は、テント下やタープ下でお使いください。
Q.ハードコンテナとソフトコンテナが融合したコンテナですが、取り外しはできますか?
A.取り外し可能です。1回取り外して綺麗にしたり、ひっくり返して埃を取り外したりなど、清潔を保てます。
ギアバンカーのスペック
- 素材:アルミニウム、ステンレス、600Dポリエステル
- サイズ:約37×53×32cm
- 重量:約3.9kg
- 付属品:本体×1、収納ケース×1
ソロキャンプからファミリーキャンプでも活躍するので、ぜひご検討ください。
TOKYO CRAFTSの新製品②MiiR×TOKYO CRAFTSコラボ「ドリンクウェア8種」
ドリンクウェア(マグカップや缶クーラー、タンブラー、ボトル、ドッグボウルなど)がラインナップしています。
MiiR(ミアー)とは?
アメリカのシアトルを拠点とした環境配慮型の素材を使ったドリンクウェアを展開しているブランドです。
ドリンクウェアの売り上げの一部を水資源の改善などに寄付しているという動きを積極的にしているブランドで、製品の裏側にシリアルコードが入っており、MiiRのページで検索すると寄付のお金が何に使われているかを調べることができます。
実際に見ていただけるとわかると思うのですが、高品質な素材を使って作られているので、しっかりとしています。
基本的には全て真空断熱のダブルウォールが採用されています。二重構造で表面と裏面の間が真空になっており、基本性能が高いアイテムとなっています。
素材は全てステンレスで、18/8ステンレスという高品質なステンレスで作られています。サビに強く長持ちするのが特徴です。
保冷・保温機能に関しましては、MiiR社独自のthermo 3D構造を採用させていただきました。
素材に関してですが、ブラックカラーとシルバーカラーで素材が異なります。
- ブラックカラー:傷や汚れに強いハードシェルパウダーコーディング素材
- シルバーカラー:Climate+という独自の環境に配慮したサスティナブルな素材
ブラックはマット調のカラーリングで男らしい無骨なデザイン。シルバーはうっすらとヘアラインが入っているので、上品な印象です。
全てのモデルにTOKYO CRAFTSのコンセプト、“言語化出来ない満足感”というアルファベットで書いたコンセプトとシンボルロゴを合わせた限定感がある印字をレーザープリントでさせていただきました。
MiiRコラボのラインナップ①マグカップ
まずは、マグカップを紹介します。
サイズが12oz(約354ml)で、丁度350ml缶と同じくらいの容量です。蓋は脱着式で蓋をロックすることもできます。
カラーはブラック1色、サイズは12ozのみとなっております。
▶︎「別注」MiiR x TOKYO CRAFTS 真空断熱 マグカップ 蓋付きはこちらから
MiiRコラボのラインナップ②缶クーラー
缶クーラーは、12oz(354ml)と蓋付きマグカップと同じ容量です。上の蓋を開けて缶をセットするだけと簡単設置です。
350ml缶がぴったり収まりますが、ロング缶は蓋が閉まらないので、基本的に350ml缶をお使いください。
▶︎「別注」MiiR x TOKYO CRAFTS 真空断熱 缶クーラーはこちらから
MiiRコラボのラインナップ③タンブラー2種
タンブラーは大きく分けてClimate+素材とハードシェルパウダーコーディングの2種類のご用意があります。
サイズが2種類あり、16oz(約473ml)と12oz(約354ml)になります。
▶︎「別注」MiiR x TOKYO CRAFTS 真空断熱 タンブラー 蓋付きはこちらから
▶︎「別注」MiiR x TOKYO CRAFTS 真空断熱 Climate+ タンブラー 蓋付きはこちらから
MiiRコラボのラインナップ④広口ボトル蓋付き
MiiRコラボのドリンクウェア、最後にご紹介するのがClimate+素材の大型タンブラーです。蓋は軽く回すだけで外れる仕様となっており、水筒に近い形で使うことができます。
サイズは、20oz(591ml)で、口が広いので中に氷や飲み物が入れやすいでしょう。
▶︎「別注」MiiR x TOKYO CRAFTS 真空断熱 Climate+ 広口ボトル 蓋付きはこちらから
MiiRコラボのラインナップ④広口ボトル蓋付き
こちらはドッグボウルとなっており、50oz(1.5L)と大容量ボウルです。底がゴム製で滑り止めになっているので、ズレにくいのが特徴です。
▶︎「別注」MiiR x TOKYO CRAFTS 真空断熱 ドッグボウルはこちらから
サイズが、16oz(約473ml)と12oz(約354ml)とあるので、ビールを飲むときなどは16ozを使うのがおすすめです。コーヒーを飲むときは、マグカップが飲みやすいかと思います。
ブラックカラーとシルバーカラーに関しましては、素材や形が異なるため、好みのものを選ぶといいでしょう。
食洗機は基本的には使えません。合わせて、電子レンジやオーブンなどもNGとなっておりますので、ご了承ください。
日本製のビールタンブラーも新たに登場
日本製の燕ビールタンブラー500mlも同じタイミングで販売予定です。燕三条で作られているステンレスの一層構造なのですが、ビールがとても美味しく飲めるタンブラーです。
研磨職人さんがステンレスの内側をピカピカに磨き上げているので、その効果で泡がクリーミーになります。
TOKYO CRAFTSの新製品③GRインフレーターマット
続いて紹介するのが、TOKYO CRAFTS初のインフレーターマットです。製品名は「GRインフレーターマット」と言います。
上記画像で手に持っているのが、収納した状態のシングルサイズ、ダブルサイズはインナーテントに設置してあります。
TOKYO CRAFTSのインナーテントは、ブラックのカラーリングが多いので、映える仕上がりになりました。
ライトグレーを採用しています。野外で見るとホワイトに近いカラーですね。
(左)ダブルサイズ(右)シングルサイズ ※収納袋はサンプル品のためデザインが変わる可能性があり
収納状態は画像の通りです。インフレータブルマット10cm厚の製品なので、特にダブルサイズは重くてずっしりとしています。
UTコットの上にシングルサイズを設置してみます。
バルブは頭の方についており、バルブの内側が表と裏にひっくり返す仕様になっています。空気が弁を押し込みながら中に入り、中からの逆流を防ぐような形です。
反対にして付けると、中の空気が出され外側の空気が中に入らないようにしてくれる役割があります。
セルフインフレーター機能がついているので、ある程度は自動で膨らみます。膨らみの調整は付属のポンプバックを使います。
本体のバルブに時計回りでポンプバックをセットしてください。その後、3〜4回空気を入れるだけでパンパンに膨らみます。最後に本体のバブルを閉めれば完成です。
厚みは10cm、中には高密度のウレタンがぎっしり詰まっています。
断熱性能にも非常に優れており、R値は10.8で、車中泊用、ご自宅用のマットとしても十分に利用できる性能です。
インフレータマットだと音が気になる方もいると思いますが、それがなく触り心地もとてもいいです。ソファーのような座り心地で、純粋にエアー製のものとは比べられないくらいクッション製があります。
身長170cmが寝ても余裕があり横幅は74cmあるので、比較的ゆとりがあるマットです。
アウトドアでも使いやすいように底面はブラックカラーを採用し、素材が75Dポリウレタンで耐久性にも優れています。
エフィカのインナーテントであれば、ダブルサイズを2個セットすることでき、シングルサイズ4個セットすることも可能です。
エアマットとは違い体が安定するため、快適な寝心地を提供します。
▶︎GRインフレーターマット/シングルの詳細を見る
▶︎GRインフレーターマット/ダブルの詳細を見る
専用カバーと購入後のリペアについて質問
Q.GRインフレーターマットには専用カバーはあるのですか?
A.現在ラインナップにカバーはありませんが、開発を検討しています。
Q.空気を入れるものなので、破れや傷が気になるときもあると思いますが、どうすればいいですか?
A.本体に付属品として補修用のパッチが入っているので、軽度の傷や破れはご自身で補修する形になります。
※接着剤は付属しないため、ご自身でご用意ください。
Q.撤収のときのコツはありますか?
A.GRインフレーターマットは寝心地を追求しているため、厚みと弾力のあるウレタンを採用しています。そのため、撤収時は少し大変かもしれません。吸気機能付き電動ポンプを合わせてお使いいただくとスピードアップにつながります。
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GRインフレーターマットのスペック
- 素材:表面:30Dストレッチ+0.07mmTPU/底:75D190Tポリウレタン+0.07mmTPU
- 組立サイズ:シングル/約200×74×10cm ダブル/約200×135×10cm
- 収納サイズ:シングル/約28×30×72cm ダブル/約40×38×72cm
- 重量:シングル/約3.1kg ダブル/約5.6kg
- 付属品:本体×1、収納ケース×1
※補修用の接着剤は付属しません。
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新製品の販売価格・予約情報
- ギアバンカー:19,980円(税込)※先行特別価格17,980円(税込)
- GRインフレーターマット/シングルサイズ:13,980円(税込)※先行特別価格12,500円(税込)
- GRインフレーターマット/ダブルサイズ:21,000円(税込)※先行特別価格18,900円(税込)
発売日は、2025年4月28日(月)19時より、TOKYO CRAFTS公式オンラインストアよりご予約スタートです!
まとめ
この記事では、TOKYO CRAFTSから4月にリリースされた新製品をご紹介しました。
- ハードコンテナとソフトコンテナのいいとこ取りをしたハイブレットコンテナ「ギアバンカー」
- TOKYO CRAFTS初のマットであり、寝心地を徹底的に追求した「GRインフレーターマット」
- MiiRとのコラボ製品である「ドリンクウェア」
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