今回は、家族で快適なキャンプを楽しむには欠かせないファミリーテント特集です!
過去に150組以上のキャンパーさんから取材をした中から、実際の使用例や感想を紹介します。
▼今回のおすすめテント6選の動画はこちらをチェック!
目次
Coleman(コールマン):トンネル2ルームハウス LDX
最初に紹介するファミリーテントはコールマンのトンネル2ルームハウスLDXです。
トンネル2ルームハウスLDXの魅力
- トンネル状のテントの中には、寝室とリビングがあるので、雨の日でも快適
- 雨が吹き込みにくいようにひさしが付いているため、窓を開けたまま通気よく過ごせる
- 設営は4本のポールを通すだけ、初心者でも簡単に設営可能
- インナーテントは吊り下げ式なので、バックルとトグルで固定するだけで取り付け可能
- 重量は約16kg、インナーテントは最大5人が寝られる広さ
- 同シリーズ、トンネル2ルームハウスLDX +は、コールマンのダークルーム技術で日差しを遮断して夏でも涼しく過ごせる
取材の様子
そうですね。4,5人用ぐらいですかね!
ウレタンで薄いシートを敷いて、この下にグランドは敷いてあるんですけど、上にはエアマット、一応シュラフで寝ます。
もし寒ければ、ウレタンフォームのマットがあるので、それを使います。
今日くらいなら大丈夫かなと思いますけどね。
そうですね。子どもがいるのである程度の高さのテントが欲しくて。
こんな感じになります。
ここはこういうスペースで、ヒサシみたいに使っています。
タナの一言
ファミリーテントは家族みんながくつろげる広い空間が大切です。トンネル2ルームハウスLDX は高い天井と広いリビングを実現しているので、家族で使用するテントにぴったりです!
大人数がテントの中で過ごすと空気がこもりがちになりますが、このテントはリビング部分が大開口のメッシュ窓になっているので換気性が高く快適に過ごせます。
【口コミ】
設営の簡単さやテント内の広さに評価が集まっています。
DOD(ディーオーディー):カマボコテント3Mサイズ
次に紹介するファミリーテントは、DODのかまぼこテント3 Mサイズです。
カマボコテント3Mの魅力
- 2ルームテントなので、1つテントを立てるだけで、寝室もリビングも完成
- 寝室は最大で5人、リビングは最大で10人が過ごせる広さ
- 前面のパネルをメッシュにできるため、夏場はスクリーンタープのようにして過ごせる
- スカートも付属しているので、下から風が入り込むのを防ぎ、冬場でも暖かく過ごる
- サイトに車を駐車してテントを設置しても、日本のキャンプ場に多い8m×8mの区画に収まる設計
- 大きいテントですが、キャンプサイトの広さを気にせずにキャンプ場を選べる
取材の様子
DODのカマボコテント3Mです。
2人なんですけど、かなりでかいですね!
インナーテントが両方につけられるのですが、両方につけると、10人くらい寝られます。2人だと大きいです。
どこからでも入れるのですが、基本的にはここから。
あとはくるくるですね。
今年の春に買って。
7万円しないくらいだったと思いますけど…
そうですね。こっち側にも。
そうですね。
タナの一言
このカマボコテント3Mは、DODのテントの中でも非常に人気があるため、毎回、購入希望者が殺到して抽選販売となっています。
カマボコテント3Mの魅力はなんといっても大人10人が入れるリビングスペースの広さではないでしょうか。
2家族以上のグループキャンプでもカマボコテント3Mがあれば、タープを張る必要はありません。
また、オプション品も豊富でインナーテントを追加すれば、リビングスペースは狭くなりますが、10人が寝られる寝室スペースを確保可能です。
その他にもお座敷スタイルで過ごせるお座敷シート、テント内で映画を楽しめるカマボシアターなどもあります。
【口コミ】
など好評な口コミが多いです!
NORDISK(ノルディスク):レイサ6
次に紹介するファミリーテントはNORDISKのレイサ6です。
レイサ6の魅力
- 4人用と2人用の2つのインナーテントが付属しているので最大で6人まで就寝可能
- インナーテントは取り外し可能なので人数に合わせて調節ができる
- 4人用のインナーテントは内部で2分割が可能!子供と寝室を分けたり、グループで男女別の寝室にすることもできる
- テント内で一番高いところは210cmあるので、大柄な男性でも立ったままテント内を移動できる
- 強風に対するテストでは風速17.5m にクリア
取材の様子
レイサー6 PUです。
インナーが4人用と2人用のインナーがついている…
そうです。なので、全部で6人です。
分かれています!
テントの中は一緒です。
テントを立ててもらうとき、ちょっと手伝ってもらいました。
30分くらい。
2回目です。
だいぶ短縮しました。
タナの一言
NORDISKは1901年に創業されたデンマークの歴史あるアウトドアブランドです。
NORDISKは北欧のブランドらしくシンプルで温かみがある北欧デザインが得意です。
レイサ6のシンプルながら高級感があるたたずまいはNORDISKらしいデザインと言えるでしょう。
また、デザインだけでなく、機能性も優れています。
例えば、インナーテントについている多くのポケットはキャンプで煩雑になりがちな小物をしまっておくのに便利だとキャンパーから好評を得ています。
【口コミ】
口コミでは、デザイン面だけなく機能面でも高い評価を得ています。
snow peak(スノーピーク):エントリー2ルーム エルフィールド
次に紹介するのは、スノーピークのエントリー2ルーム エルフィールドです。
エントリー2ルーム エルフィールドの魅力
- 大人2人と子供2人が快適に就寝できるように設計されたエントリーキャンパー向けの2ルームテント
- インナーテントを取り外せば、大型シェルターに変身!複数名でテーブルを囲んだり、コットを置いても十分スペースが確保可能
- 流れるような曲面フォルムにすることで、風の力を受け流すデザイン
- 組み立てが簡単な構造で、悪天候での設営も時間短縮
- スカートが付属していて冬の冷気が入り込むのを防げるので、全天候・全季節に対応したテント
取材の様子
これ4人用なんですかね。
そうですね。大人6人が入ると狭いかなって感じなので、4人までかなと思います。
テンマクのサーカスTCですね。スノーピークのドックドームもたまに持って行ったりしていますね。
他にも何個かを持っています!
ちょっと買いすぎたかなと思って。今はストップしています(笑)
タナの一言
スノーピークの製品といえば高機能、高価格というイメージですが、このエントリー2ルームエスフィールドは初心者キャンパーに必要な機能が揃いながらも、低価格で実現しています。
生地の劣化や雨の音を抑えるルーフシートや寝室用のインナーテントが標準付属している点も初心者にはうれしいポイントです。
【口コミ】
などの声がありました。
ogawa(オガワ):オキャビン
次に紹介するテントは、ogawaのネオキャビンです。
ネオキャビンの魅力
- 最大6人程度で使える丁度いいサイズ感。シェルターとしてもテントとしても使える汎用性に加えて、アルミフレームを採用することにより、収納性と軽量化をクリアしたテント
- サイドは全面メッシュになっているので開放感が抜群
- サイドを跳ね上げるとタープとして使用可能
- 総重量は約12.6kg、インナーテントは別売りになっていて、購入すれば3人用の寝室として利用できる
取材の様子
オガワさんのネオキャビンっていうやつ。
ありますね(笑)
これからです。
こっちのほうでインナーテントを作るってこともできるんですけど、今回はインナーテントはなしです。
下だけとりあえず、敷いています。
コットを2つですね。
タナの一言
ogawaは、1914年に生まれたアウトドアブランドです。もともとは軍用テントやリュックを手がけていたため、高い耐久性や品質が評価されています。
ネオキャビンのようなキャビン型のテントは少し古いデザインに感じますが、名前にネオついている通り、機能性やデザインは現代風に構築されています。
道具にこだわるキャンパーは、何十年も前のヴィンテージテントを使っていたりもしますが、古い製品は重量があり、機能性が低いこともあります。
そのためヴィンテージ風の機能性もあるネオキャビンは道具にこだわるキャンパーからも支持されています。
【口コミ】
などの声がありました。
NORDISK(ノルディスク):アスガルド12.6
アスガルト12.6の魅力
- 保温性や耐水性に優れたテクニカルコットンを使用した6人用のテント
- ファミリーテントはポリエステルなど化学繊維で作られているものが多い中、自然な風合いがあるテクニカルコットンのテントは存在感がある
- センターポールと入り口用のA型ポールの2本がありますが、基本的にはワンポールテントのため、ペグダウンした後にセンターポールを立てるだけで設営が完了
- アスガルドは6人用の12.6の他に、3人用の7.1、10人用の19.6のサイズ展開がある
取材の様子
NORDISKのアスガルドです。
確か、10人までという規格らしいんですけど、そこで寝たことはないですね。
そうですね。
中は汚いんですけど…
本当ですか?
ほんとそうですね!
タナの一言
キャンプ場でアスガルドを見かけるとその存在感に毎回、目を奪われます。
特に、夜になるとナチュラルなコットンの風合いのテントから漏れ出してくるランタンの明かりは美しいの一言です。
さすがは、シンプルで洗練された北欧デザインといったところでしょうか。
生地に使用されているテクニカルコットンは通気性に優れているので夏でも快適に過ごせます。
また、火に強いため、冬場に薪ストーブを使用しても、多少の火の粉であれば、化学繊維のように穴が開くことはありません。コットンと化学繊維の良いとこ取りをした素材です。
など、デザインやテクニカルコットンの快適さに評価が集まっています。
さいごに
2022年のファミリーテント特集でした。
また、メッシュやキャノピーの数など機能性も大切です。大人数で使用するからこそ、みんなが快適に過ごせることを重視して選びましょう。
シェルターとしての使用がメインで、寝室用のインナーテントが付属していないこともありますので、付属品は必ず事前にチェックしてください。
▼今回の取材の動画はこちらをチェック!