今回は、空間デザイナー・ナルさんに聞いた『キャンプ道具ベスト10』の後編をお届けします。
キャンプ道具の定番品も、さすがのおしゃれさが光るカスタムを施されていましたので必見です。
『キャンプ道具ベスト10』のランキングに入らなかったキャンプギアも、番外編として根掘り葉掘り聞いてきました。
▶前編はこちら→【買ってよかったギア10】空間デザイナーが揃える本気キャンプ道具 前編
▶︎ナルさんのInstagramはこちらから!
▼今回の取材動画はこちらから!
目次
キャンプ道具ベスト10〈後編〉
第3位 カーミットチェア(ウォールナット)
DEVISE WORKS×OLD MOUNTAIN:GARAWARU
第3位は、2つ持っているカーミットチェアです。
ベースは、どちらもまったく同じカーミットチェアのウォールナットなんですが、向かって右側はデバイスワークスとオールドマウンテンのGARAWARUです。これは、デバイスワークスの2周年イベントのときに、前日の夜から並んで手に入れました。
夜の9時から並んだので、多分12時間くらいは並んでましたね。
そうですね。椅子ひとつでキャンプしました。どうしても欲しかったので、気合を入れて列の最初に並びましたね。
端のところはラクダの皮で、プリントの部分はコットンなんです。
DEVISE WORKS×OLD MOUNTAIN:HIJIWARU
そうですね。これもデバイスワークスとオールドマウンテンのHIJIWARUというものです。
なにも悪くないです。こっちはいい子なんです(笑)
INAVANCE:ONES TABLE
そうですね。これはINAVANCEのONES TABLEというものです。
ちょっともう分からなくなってきてるんですが、これ1脚で、多分10万円くらいは超えてると思います。
カーミットチェアは、最近はさらに値段が上がったみたいで、なかなか買えなくなってしまいました。
これはすべて自作しました。背もたれと座面を全部、レザーとクッションで作ったんですよ。欲しいなと思ったものがあったんですが、全然買えなかったのでちょっと自作してみようかと思いまして。
座り心地は、実はこっちの方がいいですね(笑)
ヘリノックスのチェアワンですね。たまに最低限の荷物だけを持ってキャンプに行くことがあるんですが、折りたたんで小さくなるので、そういうときに重宝しますね。
そうですね。コンパクトにしたいときはヘリノックス、あとは基本的にカーミットチェアという感じで使い分けています。
▼参考商品
第2位 INOUT:Stack Box High
いわゆるスタッキングボックスなので、こういう風に上のボックスを外せて、上下に物を入れられるんです。
そうですね。一番いいなと思っているのが、このボックスに荷物を全部詰め込んでキャンプに来られて、かつ、ボックス自体がテント内でディスプレイになるというところです。
持ち運ぶときのスタッキングと、インテリアとしての見栄えのどちらも両立してくれるんです。これがテントの真ん中に鎮座しているだけで雰囲気が出るので、重宝していますね。
このボックス自体は、買ったのではなく知り合いのキャンパーさんから引き継ぎました。
多分、前の持ち主は4〜5年くらい使われていたんじゃないですかね。ボックスの色も、日焼けでいい感じに濃くなってきていて、新品とは違う良さをすごく感じています。
第1位 HILLEBERG(ヒルバーグ):ATLAS
アトラスはワンサイズなんです。
ベスタビュールっていう前室をつけて、広くできますよ。僕も予約をして1年くらい経っているんですけど、いまだに手に入ってないですね。
色々とあるんですが、まずは設営がめちゃくちゃ楽なところですね。
今日も1人でテントを建てたんですが、本当に10分とか15分で設営が終わったんですよ。
あとは、アトラスの拡張性もすごいんです。さっき言ったベスタビュールをつけたりもできますし、コネクターがあれば、アトラスとアトラスを繋ぐこともできるんです。
そうですね。連結用のパーツが売られています。まあでも今は、そういったパーツが全然買えないんですけどね。
そうですね。全世界的に、在庫がすごくショートしてるんですよ。
マックアウトドアがやってる、ウレタン窓ですね。
そうですね。冬は寒いからテントの中で過ごしたいけど、そうすると景色が見えないじゃないですか。そういったときにウレタン窓だと、中の暖かいところにいたままで外の景色が堪能できるんです。買ったときに、これは最高だなと思って衝撃を受けました。
まったく敷かないですね。基本的にコット泊です。
あと、今日は外に出しているんですが、いつもだとテントの真ん中にテーブルを置いて、その両サイドに椅子を置くというレイアウトが多いです。
キャンプ道具紹介〈番外編〉
Petromax:HK500
ペトロマックスですね。右側は新しく買ったものなので多分、元々のジャーマニーじゃない方です。左側は、結構アンティークなので、元々のジャーマニーの方ですね。
IKIKI:カッティングボード
カッティングボード兼、トレーみたいなものですね。
koti BEAUTY &YOUTH:オイルランタン
イベントで当たったオイルランタンです。
GIMMICK:コット
OLD MOUNTAIN:kakemono
価格帯とクオリティのバランスがちょうどいいかなと思って選びました。
Oregonian Camper:ポップアップトラッシュボックス
これはゴミ箱ですね。上には缶、下は普通のゴミを入れて、分別しています。
YETI:クーラーボックス タンドラ45
今日くらいだと、完全にオーバースペックですね。
Vapalux:ランタン M320
明るさ自体は、ペトロマックスのランタンの方が明るいんですが、これはこれでちょうどいい感じの雰囲気を出してくれるランタンですね。
FIRESIDE:ファイヤースターター
100個も入っているのに、2,000円くらいで買えるすごくお得な着火剤なんです。小袋に直接火をつけるんですが、すごく燃えるのでめっちゃいいですよ。冬キャンプの必需品です。
TOYOTA:ランドクルーザー80
ランクルの80を、60の丸目に換装しています。『86』って呼ばれたりしますね。
今で3インチアップです。
『アルルブルー』ですね。
いえ、本革ではないと思います。
運転席のハンドルとシフトレバーには自分でレザーを巻きました。
3インチアップしているので、乗り心地は最悪に良くないですね(笑)
足回りが硬いんですよ。
そうですね。まあ、それもよしとしています。
全部載ります。スタッキングすることを常に考えてますね。
WEEKEND(ER):PE ROLLTOP
灯油缶が入っています。これまでに、灯油缶を直で入れていて何回もこぼしているので、袋に入れるようにしました。
そうなんです。ここも自分で巻きました。すぐにレザーを巻きたがるんです(笑)
おわりに
空間デザイナー・ナルさんの『キャンプ道具ベスト10』後編をお届けしました。
キャンプ道具としては定番品も多かったですが、カスタムをしてオリジナルを追求されている感じが、すごく伝わってきましたよね。
▼今回の取材動画はこちらから!