今回は、大人気企画の『キャンプ道具ベスト10』を、空間デザイナーであるナルさんにご紹介いただきます。
さすがはデザイナー!と言いたくなるような、おしゃれなキャンプギアがたくさん登場しました。航空機で使われている、気になる道具も登場しますので、ぜひ最後までお楽しみください。
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目次
キャンパーさん紹介
空間を演出する、空間プランナーみたいな仕事をしています。
今回、ハートランド朝霧には初めて来ました。普段はふもとっぱらや、本栖湖(もとすこ)のあたりに行くことが多いですね。あとは、千葉方面に行くこともあります。
そんなに穴場のキャンプ場に行かないので、みなさん知っているところだと思いますよ。
そうですね。四尾連湖(しびれこ)や、Three Stoneは結構いいなと思っていますが、みなさんご存知の場所だと思います。
ハートランド朝霧も、結構いいなと思いました。
いつも行くふもとっぱらだと、予約が取れないこともあるんです。ここはふもとっぱらと同じようなクオリティのキャンプ場だし、さらに予約も取りやすいので、すごくいいなと思っています。今後も来ようかな、という感じですね。
6〜7年ぐらいですね。
いえ、ファミリーキャンプもしますし、グループキャンプにも行きます。逆に、ソロの方が少ないですね。
友達家族も呼ぶので、6人くらいで行ったりしますね。
キャンプ道具ベスト10
第10位 OMNI:SI-57バーナー+ストーブホヤ
冬のメインストーブとして使っています。もちろん、薪ストーブも持っているんですが、薪ストーブは色々と大変なので。
そうなんです。なので、ストーブの一軍はやっぱりこの子ですね。
灯油です。
余分に温める時間がいるので、ちょっと手間はかかるんですが、火力や暖かさという点では、他の灯油ストーブよりも抜群に暖かいですよ。
そうですね。抜群です。
お湯も沸かせますよ。なんなら、上の部分を外すと五徳が出てくるので、ここで料理もできちゃいます。
韓国のバーナーなんですけど、本当に屋台とかでおばちゃんが使ってるものらしいです。なので火力は十分ですね。
僕もうろ覚えなんですが、確か5〜6万円くらいだったかと思います。
全然ないですね。
第9位 アシモクラフツなどのギア一式
第9位は、ここのハンガーにかかっている、アシモクラフツさんやネルデザインさんの道具一式です。道具がずらっと並んでいる姿もお気に入りなんです。
asimocrafts:moscokezuru(蚊取り線香ホルダー)
先端の円になっているところがネジ式で外れるので、そこに蚊取り線香を挟むんです。
そうですね。
UNIFLAME:スティックターボⅡ
asimocrafts:asigrip_t20
皆さんもご存知の、ユニフレームさんのスティックターボですね。これを使って火をつけています。
TEOGONIA:Fireplace Tongs
asimocrafts:asigrip
いわゆる「薪バサミ」です。テオゴニアさんの薪バサミに、アシモさんのグリップをつけてアレンジしました。
asimocrafts×neru design works:asiblaster
伸縮性の火吹き棒です。
neru design works:Hammer “鉄鎚”
打ち込むことに特化した道具なので、これを使うとペグとかが全然抜けなくなるんですよ。
だから抜くときは、さらに別のハンマーを使わないとダメなんですが、デザイン性が好きで使ってますね。
neru design works:Nata kezuru
この前『M16』っていうキャンプイベントがあったので、そこで手に入れました。まだ導入して日が浅いので、まだまだ持ち手のところのアジが出ていないですね。
neru design works:Ono kezuru
用途的にはさっきのナタと同じなんですが、ちっちゃい薪割りをするときによく使うやつですね。こっちは結構使い込んでいるので、持ち手のところが駄目になっちゃっているんですが、それもアジかなと捉えています。
snow peak:焚き火ツールセットPRO
asimocrafts:asigrip_ts
スノーピークさんの灰スコップに、 アシモさんの持ち手をつけて使っています。
第8位 サンゾー工務店:RODAN HANGETSU
今までにもいろんな焚き火台を使ってきたんですが、このサンゾー工務店さんの焚き火台が、小さくなって持ち運びが楽だし、デザインも良いしで、全体的なバランスが一番いいと思っています。
最近流行っているので、使われている方も多いと思います。
小さい五角形でも、今の半月の形でも使えるし、友達がもうひとつ持っていれば、焚き火台同士を繋げて大きい円形にしても使えるんです。
ごめんなさい、ちょっと忘れちゃいました。オプションを足したら、全部で5万円くらいになったと思います。
第7位 Ambientec:TURN+
真ん中の、ガラスの筒全体が光るようになっています。
真ん中の透明の部分はガラスで、周りのフレームは真鍮製ですね。
充電式です。置いたら充電できるタイプになっています。
これは5万円くらいだったと思います。ライトにしては確かに高い買い物なんですが、それに見合うだけの満足感がありますね。
家でも使える照明ですし、明るさも4段階ぐらいに調節できるところがいいですね。
第6位 neru design works:AL Dutch
第6位は、ネルデザインワークスさんの、アルミ製ダッチオーブンです。
そうですね。ダッチオーブンって本当に重いじゃないですか。でもこれだと、ダッチオーブン料理がこのサイズ感とこの軽さで、手軽に楽しめるんです。
ちなみに今は、お米を炊く用としてメインで使っています。2合炊くのにちょうどいいサイズ感なんです。本当に美味しく炊けるし、中に米粒がくっつかないんですよ。
そんなんです。ダッチオーブンって、結構メンテナンスが大変じゃないですか。
でもこれは、特にメンテナンスを気にすることもなくガシガシ洗ったりできて、使いやすいのがポイントですね。
まだ発売されて1年経っていないくらいなので、新しいと思います。
僕、これでお米ばっかり炊いてるんですよ。本当にお米がめちゃくちゃ美味しく炊けるので、おすすめです。
2合サイズなので、ファミリーキャンプだったらちょっと量が足りないかもしれないですけどね。2人キャンプとかにおすすめです!
第5位 VIVAHDE:山のうつわシリーズ
そうですね。ヴィヴァフデさんというところの「山のうつわ」シリーズです。マトリョーシカ的な発想で、全部スタッキングできるんですよ。
そうなんです。なので、とても軽いんですよ。
シェラカップは素材的に「冷たい」と「熱い」の感じ方が極端になりますが、これは木でできているので、料理のぬくもりがじんわりと伝わってくるんです。これを使うと、ご飯がすごく美味しくなるし、あとは盛り付けたときの見栄えもいいしで気に入っています。
第4位 ギャレーボックス
最近使われている方も多いんですが、いわゆる航空機で機内食を提供するためのボックスですね。
調味料や、料理のときによく使うツールを収納しています。そういった細々したツールは出しっぱなしだと生活感が出ちゃうんで、使うときだけ出すようにしています。
多分、アルミだと思います。今は中に物をたくさん入れているので重いですが、ボックスだけだとそんなに重くないですね。
セカイクラスさんっていう、アンティーク品を扱っているお店で購入しました。ギャレーボックス自体は、メルカリとかでも出品されている方がいらっしゃいますよ。
1個で3万円くらいですね。
そうなんです(笑)
確かどっかのブランドさんが、ギャレーボックスみたいなものを新品で作られていて、それだと多分1万2〜3,000円くらいで買えますね。
ただ僕は、アンティークのものをあえて使いたいなと思ったので、払い下げ品を購入しました。
おわりに
今回の記事では、空間デザイナー・ナルさんの、買ってよかった『キャンプ道具ベスト10』前編をお届けしました。
デザイナーという職業ならではの、おしゃれなキャンプギアがどんどん登場して楽しい取材でした。
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