石油を燃料として室内を暖める石油ストーブ。電源が不要なため家はもちろん、冬のキャンプでも大活躍するアイテムです!
石油ストーブは暖房機能だけでなく調理できるモデルもあり、石油ストーブを囲い暖まりながら調理や食事などできるので、冬キャンプにはとてもおすすめです。
そこで今回は機能性やデザイン性など、押さえておくべきポイント4つをお伝えしていきます。
おすすめの石油ストーブ10選もお伝えするので、あなたにあった石油ストーブが見つかるはず!
使用する際の注意点や、便利なアイテムも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
▼おすすめの石油ストーブだけを知りたい方は動画でチェック!
目次
石油ストーブを冬キャンプで使うメリット
石油ストーブを冬キャンプで使用すると、7つのメリットがあります。
- 電源が不要
- 火力が強く広範囲を暖められる
- 着火・維持が簡単
- デザイン性が豊富でキャンプ映えする
- 調理に使える
- 運転音が静か
- 燃料が比較的安い
1つずつ詳しく説明していくので、自分のキャンプスタイルに合っているかどうか参考にしてみてください。
電源が不要
石油ストーブは電源を使用しないため場所を選ばず暖がとれます。
キャンプ場によっては電源を使用できるサイトもありますが、料金が高くなったり、サイトの選択ができなくなったりします。
できるだけ予算を抑えて、好きな場所で暖かい冬キャンプを過ごすには石油ストーブが最適です。
火力が強く広範囲を暖められる
一般的な石油ストーブは6〜8畳、火力が強いモデルは約16畳の範囲を暖められます。
テント内の広さの目安は以下の通りです。
- 1〜2人用:約2畳
- 3〜4人用:約4.5畳
- 4〜6人用:約6畳
- 6〜7人用:約8畳
- 8〜10人用:約12畳
3〜10人用であればテントの広さと暖められる範囲を参考にして選べば、テントの隅々までぽかぽかとした暖かい冬キャンプを過ごせます。
着火や維持が簡単
石油ストーブは火をつければすぐに周りを暖めてくれます。
冬キャンプで使われる暖房器具の1つ「薪ストーブ」のように、火力維持のために燃料をチェックする必要がありません。
デザイン性が豊富でキャンプ映えする
おしゃれで可愛いデザインから、無骨でカッコいいデザインまで幅広く販売されていて、自分のキャンプカラーに合ったデザインを選べるのも魅力の一つです。
また本体のデザイン性だけでなく、石油ストーブのほのかな優しい灯りは、静かな冬キャンプの夜に映えます。
調理にも使える
石油ストーブ上部に調理器具が乗るデザインであれば、暖をとりながら調理できます。
調理の幅は広く、湯沸かしやスープの温めなどの簡単な調理から、ダッチオーブンで作るこだわりの一品まで調理可能です。
また調理だけでなく、そのまま乗せておくことで保温もでき、常に暖かい料理を食べられます。
運転音が静か
電力を使わないので使用中運転音がせず、静かに使用できます。
夜静まり返ったキャンプ場では暖房器具の音や、動く際の物音で近隣トラブルになる場合があります。しかし石油ストーブは静かなため、周囲に気を遣うことなく使用でき安心です。
燃料が比較的安い
燃料として使用する「石油」は1Lあたり100円未満です。
石油ストーブのモデルにもよりますが、1泊のキャンプでは大体石油を10L使用するので、燃料代は1回のキャンプにつき1,000円程度でおさまります。
キャンプ場で購入する場合1束500〜1,000円ほどするので、石油ストーブの方が比較的安く使用できます。
石油ストーブの選び方4つのポイント
電源が不要なためキャンプで活躍する石油ストーブですが、色々なメーカーから販売されていて、どれを選ぶべきか迷いますよね…。
せっかく買ったのに「思ったより暖まらなかった」「思ったより燃費が悪くて1日過ごせなかった」とならないように、選び方のポイントを4つお伝えしていきます。
対流式・反射式どちらか選ぶ
石油ストーブは、大きく分けて「対流式」と「反射式」の2種類に分かれます。それぞれの特徴を知って、どちらが自分のキャンプスタイルに合っているか決めましょう。
〈対流式〉
円柱のデザインでオシャレな商品が多く、360℃空気を均等に暖められるため、テントの中央に置くことで、テント全体がじんわり暖まります。
石油ストーブで熱された空気が上昇して、空気が対流しテント内が暖まる仕組みのため、足元がすぐには暖まらないこともあります。
また360℃熱されていることで、テントやタープに近いスペースで使用すると結露の原因になったり、熱でテントやタープが破損したりしてしまう場合があります。
テント内全体を暖められる対流式は、グループキャンプやファミリーキャンプなど複数人で使用する広いテントでの使用がおすすめです。
〈反射式〉
シンプルなデザインで立方体の商品が多く、熱源の奥に設置された反射板から、輻射熱を利用してストーブ正面を素早く集中的に暖める仕組みです。
テント内全体を暖めるには不向きですが、暖めたい向きに設置して壁や地面を暖めることで、じんわりと包み込まれるような暖かさを感じられます。
暖められる範囲が狭く、設置スペースを取らないため、ソロキャンプやデュオキャンプなど少人数で使用する小さめのテントでの使用をおすすめします。
持ち運びしやすいサイズ・重量を選ぶ
車に積み込んだりサイト内やテント内で移動させたりと、意外と動かすことが多いため、サイズや重さは重要なポイントです。
サイズや重さは暖かさに比例して大きくなるため、使用するテントの広さ以上に暖まる商品を選ぶと、移動させづらい上に過度な暖房効果で快適に過ごせません。
逆に持ち運びしやすさだけを考えてコンパクト重視にしてしまうと、燃料タンクの量が小さくなりキャンプに必要な燃料を入れられず、使いたい時に使えないかもしれません。
灯油の燃焼時間を比べる
灯油の燃焼する時間が長ければ、1回の給油で長時間使用できます。燃焼時間が短ければ、同じ時間使用するには給油が何回か必要です。
灯油の燃焼時間が長いと、給油回数が減り予備タンクが必要なくなったり、就寝中に燃料切れの心配がなくなったりと、多くのメリットがあり便利です。
燃焼時間を比較したい場合は「燃料消費量(L/h)」に着目して選びましょう。
燃料が漏れにくい構造か確認する
車で移動中やキャンプ場で使用している時に、転倒や給油口の閉め忘れなどで、燃料が漏れると他のキャンプ道具が汚れたり、最悪の場合引火してしまったりと一大事です。
燃料漏れによって起こる事故リスクを減らすために、給油口を閉め忘れても燃料漏れしないモデルや、転倒時に燃料漏れしないモデルが販売されています。
石油ストーブで冬キャンプ!おすすめ10選を紹介
ここからは冬キャンプでおすすめの石油ストーブ10選をご紹介していきます。
人気メーカーのアラジンやトヨトミの製品から、手に入りにくいけど機能性が良く、見た目がオシャレなフジカやパーフェクションの製品まで幅広くお伝えしていくので、きっとあなたに合った石油ストーブが見つかるはずです!
※商品の価格表記は基本的に公式サイトの価格ですが、一部Amazonの価格を表記しています。
▼下記動画では石油ストーブを使用するキャンパーさんにインタビューしているので参考にしてみてください。
フジカ:ハイペット
アウトドアで活躍する、コンパクトな石油ストーブです。
フジカは歴史ある国産メーカーのため安心感があり、優れた暖房能力や耐久性を持つため、とても人気があります。
ストーブ上部では調理が可能。寒い冬キャンプで暖まりながら調理ができるだけでなく、水を張ったやかんを置けば加湿もできます。
しかし商品はインターネット販売されておらず、完全受注生産で納期が2〜4ヶ月かかることもあるので、秋〜冬の使用に間に合わせたい場合は、なるべく早めに注文しておきましょう!
【スペック】
- 価格:27,500円〜(参考価格)
- 重量:5.6kg
- サイズ(外寸):幅310×奥行310×高さ432mm
- 種類:対流式
- 燃料タンク安全量:3.6L
- 燃料消費量:0.26L/h
- 連続燃焼時間:10〜12時間
- 暖房目安:木造8畳/コンクリート10畳
ALADDIN(アラジン):ブルーフレーム
ランプの可愛らしいマークが印象的なアラジンの石油ストーブです。
長い期間をかけて少しずつ改良を加え、モデルチェンジせず完成されたフォルムと性能を持つ商品です。
また燃焼状態が良好なときに見られるブルーフレームは、美しい青い炎で夜のキャンプ場で映えること必至!石油ストーブの炎を見て楽しみたいキャンパーさんにおすすめです。
【スペック】
- 価格:54,780円(税込)
- 重量:8.5kg
- サイズ(外寸):幅388×奥行405×高さ551mm
- 種類:対流式
- 燃料タンク量:4.1L
- 燃料消費量:0.26L/h
- 連続燃焼時間:15時間
- 暖房目安:木造7畳/コンクリート10畳
ALADDIN(アラジン):石油ストーブ CAP-U288
コンパクトで安全設計されたタイマー付きの石油ストーブです。
タイマーは3・5・8時間と設定が出来るため、暖めたい時間だけ使用できます。
また給油時自動消化機能や、緊急時ボタンを押すだけで消火される緊急時消火ボタンなどの機能もあり、安全面への配慮が行き届いているため安心です。
反射式のため大人数のキャンプより、2〜3人程度のファミリーキャンプやグループキャンプにおすすめです。
【スペック】
- 価格:28,380円(税込)※Amazon 2021.12月現在
- 重量:7.6kg
- サイズ(外寸):幅345×奥行327×高さ496mm
- 種類:反射式
- 燃料タンク量:4.4L
- 燃料消費量:-
- 連続燃焼時間:16〜24.2時間
- 暖房目安:木造8畳/コンクリート10畳
トヨトミ:対流型ランタン調レインボーストーブ
レトロでかわいい、ランタンフォルムの石油ストーブです。
七色に燃える炎のゆらぎがキレイで、特に夜は炎が目立つのでキャンプ映えします。
またタンクの構造が二重になっていることで、石油ストーブが万が一倒れても、燃料漏れの心配がありません。
カラー展開は「シルバーブラック・レッド・グリーン・ホワイト」の4色あり、それぞれ価格が違うので購入の際は確認しましょう。
レトロでかわいい見た目とカラー展開が豊富なため、見た目にこだわるキャンパーさんにおすすめです!
【スペック】
- 価格:シルバーブラック:38,500円(税込)
- 価格:レッド:33,880(税込)
- 価格:グリーン:37,620(税込)
- 価格:ホワイト:34,100(税込)
- 重量:6.2kg
- サイズ(外寸):幅388×奥行388×474.5mm
- 種類:対流式
- 燃料タンク量:4.9L
- 燃料消費量:0.243〜0.122L/h(最大〜最小)
- 連続燃焼時間:20.2〜40.2時間(最大〜最小)
- 暖房目安:木造9畳/コンクリート7畳
トヨトミ:ダブルクリーンストーブ
暖房出力が4.7kWと高火力のため、広い空間を暖められるパワフルな石油ストーブです。
火力が強いだけでなく芯の劣化で火力が弱くなった時に、レバーやつまみを操作するだけで、芯を約2mmずつ3段階まで引き上げられます。
その引き上げられた芯が使われ火力が回復するため、芯を最後まで使い切れ長持ちします。
またダブルクリーンはトヨトミの石油ストーブの中でもNo.1の消臭力を誇り、石油を燃焼したニオイを最小限に抑えられるため、テント内に嫌なニオイがこもらず、快適に過ごせます。
安全面では二重タンク構造になっているため、石油ストーブが倒れた時に燃料がこぼれにくく、耐震自動消火装置も備わっていて安心です。
燃焼時のニオイが気になる方や、大人数のキャンプで広いテントを使う場合おすすめです。
【スペック】
- 価格:39,600円(税込)
- 重量:11.2kg
- サイズ(外寸):幅474×奥行き474×高さ560.6mm
- 種類:対流式
- 燃料タンク量:7L
- 燃料消費量:0.459〜0.367L/h(最大〜最小)
- 連続燃焼時間:15.2〜19.1時間(最大〜最小)
- 暖房目安:木造11畳/コンクリート17畳
トヨトミ:対流型 石油ストーブKS-67H
遠赤外線でむらなく、じんわりと広い空間を暖める石油ストーブです。
暖房出力が6.66kWと高出力で暖房範囲は木造で17畳、コンクリートで24畳と驚異の広さです。
燃料がこぼれにくい二重タンク構造で、耐震自動消火装置も備わっているため、石油ストーブが倒れた際の火災リスクが低く安心です。
暖房範囲が広いので、大人数でのキャンプにおすすめです。
【スペック】
- 価格:30,580円(税込)
- 重量:11kg
- サイズ(外寸):幅482×奥行482×高さ583mm
- 種類:対流式
- 燃料タンク量:6.3L
- 燃料消費量:0.647L/h
- 連続燃焼時間:9.7時間
- 暖房目安:木造17畳/コンクリート24畳
武井バーナー:パープルストーブ 501A
一台で調理・暖房・ほのかな照明としても使える万能ストーブです。
1Lの水を夏場では2分、冬場でも4分で沸騰させられる高火力。風にも強く、本格的な料理も調理可能です。
タンクは錆びにくい真鍮製で、雨や雪がかかっても割れにくいガラスを使用しているため、耐久性に優れています。
コンパクトサイズなので大人数のキャンプには向きませんが、少人数用の石油ストーブを探している方にはおすすめです。
【スペック】
- 価格:85,000円(税込)
- 重量:2.5kg
- サイズ(外寸):直径190×370mm
- 種類:反射式
- 燃料タンク量:2.8L
- 燃料消費量:-
- 連続燃焼時間:8時間
- 暖房目安:-
newアルパカストーブコンパクト:newアルパカストーブ
日本と韓国で人気の韓国製の石油ストーブです。
韓国製ですが日本の安全基準JHIAをクリアしており、日本語の説明書も付いているため安心して使用できます。
コンパクトなサイズで、専用ケースも付属していて持ち運びに便利。ケースから外したあとも、石油ストーブ本体に取っ手が装備されているので、キャンプ場での移動もしやすくなっています。
日本製にこだわらず、コンパクトで見た目がかわいい石油ストーブを探している方におすすめです。
【スペック】
- 価格:ブラック:30,800円(税込)
- 価格:オリーブ:34,100円(税込)
- 重量:6.6kg
- サイズ(外寸):幅350×奥行350×高さ405mm
- 種類:対流式
- 燃料タンク量:3.7L
- 燃料消費量:0.293L/h
- 連続燃焼時間:10時間
- 暖房目安:13〜17㎡
オムニ:石油ストーブホヤセット
戦闘機のエンジンを上に向けたような勢いで驚異的な火力を持つ、韓国製の高火力石油ストーブです。
通常は高火力バーナーとして使用でき、専用の「ストーブ・ホヤ」をセットすることでストーブに早変わりします。
その他バーナーとタンクを切り離し調理しやすくする「セパレートキット」などがあり、オプション製品を揃えることでキャンプスタイルに合った使い方が可能です。
通常は緑の塗装ですが、つや消し塗装のオプション追加で、無骨なスタイルにピッタリで自然にも馴染む「オリーブドラブ」に変更できます。
無骨な見た目の商品を探している方や、石油ストーブで高火力な調理も楽しみたい方におすすめです。
【スペック】
機種 | 価格 | 重量 | サイズ(外寸) | 燃料タンク量 | 燃料消費量 | 連続燃焼時間 |
---|---|---|---|---|---|---|
SI-55 | 39,800円(税込)【塗装あり+2,160円】 | 23kg | 幅500×高さ490mm | 20L | 0.6〜0.9L/h | 17〜26時間 |
SI-56 | 34,800円(税込)【塗装あり+2,700円】 | 15kg | 幅490×高さ430mm | 12L | 0.5〜0.8L/h | 12〜20時間 |
SI-57 | 29,800円(税込)【塗装あり+3,240円】 | 10kg | 幅380×高さ360mm | 5L | 0.2〜0.8L/h | 11〜20時間 |
※ホヤセット:+14,000円(税込)
PERFECTION(パーフェクション):ヴィンテージ石油ストーブ
アメリカの老舗メーカー「パーフェクション」の石油ストーブです。
ストーブとしての機能はもちろん大型のホヤを採用しているため、とても明るく夜のキャンプ場で灯りとしても活躍します。
あまり他では見ないヴィンテージなデザインなため「他のキャンパーと被りたくない!」という方におすすめです。
しかし現在は入手が困難で、オークションサイトでも状態により価格はピンきりな商品になるので、見つけて状態が納得できるような商品であれば、即購入をおすすめします。
【スペック】
- 価格:17,000円〜(オークション価格で変動あり)
- 重量:-
- サイズ(外寸):ベース直径34×全長64cm
- 燃料タンク量:2.5L
- 燃料消費量:0.32L/h
- 連続燃焼時間:8時間
- 暖房目安:-
石油ストーブを冬キャンプで使用する注意点
石油ストーブを購入して使用する前に注意しておきたいポイントは4つあります。
- 一酸化炭素中毒
- 設置場所
- 石油の臭い
- 就寝時
それぞれ詳しく説明していきます。
一酸化炭素中毒
特にテント内で使用する場合は注意が必要で、換気性が悪いと一酸化炭素中毒の原因となります。
一酸化炭素は目に見えないので、知らぬ間に頭痛や吐き気など症状が出ます。
また一酸化炭素の濃度が高くなると、知らせてくれる「一酸化炭素警報機」があると安心です。
設置場所
テントやタープなどの近くに設置すると生地に結露が発生しやすく、テントやタープの劣化の原因になります。
また熱されて焦げると、火災の原因にもなりかねません。
石油の臭い
燃料となる石油は独特な臭いがするため、車やテント内に充満してしまうと、頭痛や吐き気などの症状を起こすことがあります。
また一度こぼすと臭いが取れにくくなるため、石油の取り扱いには注意が必要です。
就寝時
寝ている間に雪や雨などが原因でベンチレーターが塞がり、換気されないと一酸化炭素中毒の危険性が上がります。
夜中テント内を暖める際に使用する場合でも、必ず一酸化炭素チェッカーやストーブガードなど使用して、火災や事故のリスクを最小限にすることが大事です。
以上4つの注意点を必ず確認して、安全に石油ストーブを使用しましょう。
石油ストーブと合わせて冬キャンプの快適さが上がるアイテム
石油ストーブを購入すれば冬キャンプを暖かく過ごせますが、せっかくならより「安全に、快適に」過ごしたいですよね。
「より安全」に冬キャンプを楽しむには、一酸化炭素警報機やストーブガードを。「より快適」に冬キャンプを楽しむには、ストーブファンや囲炉裏テーブルが必要です!
安全に楽しむ一酸化炭素警報機
石油ストーブの使用により発生する一酸化炭素濃度を測定し、濃度が高くなった場合知らせてくれる警報機です。
寒いと換気を忘れ知らぬ間に体調が悪くなったり、逆に換気を気にしすぎたりしてもキャンプを楽しめません。
警報パターンは音・振動・光の3パターンがあるので、音が気になる場合は、振動や光など選択できる商品を選びましょう。
暖かい空気を循環させるストーブファン
ストーブファンは石油ストーブの上に設置し、暖かい空気を循環してくれるアイテムです。
キャンプで石油ストーブを使用する場合、暖められる畳数の記載通りに購入しても、地面からの冷気や風などで、暖かい空気が全体に行き渡らない場合があります。
またストーブファンはエコファンとも呼ばれ、石油ストーブの熱で動く仕組みになっているため、電源が要らないのも嬉しいポイントです。
さらに全体が素早く暖まるため、石油ストーブの火力を必要以上に上げたり、長時間稼働させたりする必要もなくなり、燃料代が抑えられ経済的にもお得になります。
火傷・転倒防止にストーブガード
ストーブガードとはストーブ周りに置く柵のようなもので、直接ストーブに触れての火傷や、何らかの衝撃でストーブが転倒しないようストーブをガードするアイテムです。
特に小さい子供がいたり、ペットと一緒にキャンプしたりすると、目を離した隙に子供がストーブに触って火傷や、ペットがぶつかってストーブが倒れてしまうなんてことも…。
ただし石油ストーブの種類によって対応しているストーブガードが異なるので、購入する際は対応機種を確認しましょう。
ストーブを囲んで暖かく食事できる囲炉裏テーブル
囲炉裏テーブルとは、石油ストーブを囲むように設置されたテーブルで、無骨な黒い鉄製のデザインから、木目調の温かみがあるデザインまで幅広く展開されています。
囲炉裏テーブルを使うことで、暖まりながら食事をとれるのはもちろん、調理できる石油ストーブであれば、目の前の料理のできたてを食べられます。
また石油ストーブ本体を囲っているため、先程紹介した「ストーブガード」代わりにもなります。
冬キャンプは囲炉裏スタイルで、食事も調理も食後のまったりタイムも、暖かく快適に過ごしましょう。
石油ストーブで冬キャンプを暖かく過ごそう
石油ストーブは冬キャンプで暖房器具や調理器具として大活躍するアイテムです。
サイズや機能性、構造による選び方や、おすすめの商品も紹介してきましたが、気になる石油ストーブは見つかったでしょうか?
同時に快適さが上がるアイテムもチェックすれば、石油ストーブで安全・快適に暖かい冬キャンプを過ごせること間違いなしです!
冬キャンプの大事な相棒となる、お気に入りの石油ストーブを見つけましょう。