【タナちゃんねる】ブログ

パジャマムーンのイベント取材!個性的でお洒落なレトロテントとキャンプギアをご紹介!

タナ
全世界のみなさん、こんにちは&こんばんは!タナです。

本日は、ハートランド朝霧というところに来ています。

今日は非常に豪華なイベントが行われているということでやってきました。

そのイベントの主催者である「パジャマムーン」というお店をやられている佐藤さんと、

パジャマキャンプのお手伝いをされているマサさんです。

よろしくお願いします!

パジャマムーン公式HP

パジャマキャンプについて

タナ
イベントは、どれぐらい継続されてやられてるんですか?

佐藤さん:一番最初に始めたのが、1年前ですかね。半年に一回ぐらい、主に冬の時期にやってますね。

タナ
ということは、まだ1年で、これだけの規模のイベントを取り仕切られているんですね。

マサさん:なっちゃいましたね。

タナ
なっちゃった(笑)ちなみに初回のイベントは何人来ましたか?

佐藤さん:14組です。

タナ
今回は何組ですか?

マサさん:今回は・・・。最大で80組。てんやわんやしてます。

タナ
じゃあ、来年はここ全部を貸し切るくらいですか?

マサさん:いきたいですね。

佐藤さん:まだ結構、余裕はある感じなので。

タナ
そもそも、このパジャマキャンプというイベントは、どういった趣旨でスタートされたんですか?

佐藤さん:最初はレトロファンの集いです。

まぁ、レトロなテント、ここに並んでいるのがキャンバスなんですけどね。

タナ
キャンバステント。

佐藤さん:非常に重くてナイロンと比べたら扱いにくいものなんですけど、やっぱり味わいがある。

一度、マサさんも買われて沼にはまって。

マサさん:キャンプ沼ですね。

佐藤さん:こじらせてしまいました。

タナ
拗らせちゃって(笑)それで、さらに運営側に回っちゃうっていう。相当こじらせてますね!

そもそもパジャマムーンっていうお店もやられているんですよね?

佐藤さん:はい。

タナ
それはどこにあるんですか?

佐藤さん:静岡県の藤枝市にあります。もともとはウェブショップだけだったんです。

レトロテントを公園に運んで行って、設営して写真を撮ってインスタグラムで受注を受けるみたいな形でしてたんですけど。

やっぱり風とか雨とかで、幕を痛めちゃうんですよね。

なので今、地元に120坪の工場を借りて内覧できるように作っているところです。

タナ
今、お店を作ってるんですか?120坪、結構大きいですね。

佐藤さん:そうですね。

タナ
そこに売られているテントを展示して実際に見てもらえる。

佐藤さん:なおかつこれも作ってる。

タナ
このテント!? これオリジナル商品ですか?

佐藤さん:そうです。全部細かいところまで作ってます。

タナ
そうなんですね。
ガレージテントは、もともとはインスタグラムとかで仕入れたりして、売られてたところなんですね。

佐藤さん:フランスとイギリスから、あとオランダですね。

タナ
で拗らせに拗らせて作っちゃったという?

佐藤さん:それもそうなんですけど。

実際、レトロとかヴィンテージっていうものは、もう生産されていないものなんですよね。

数っていうのは、絶対数は限られているので、今、中国と台湾、あとタイですね。

あと韓国でレトロブームが起きて、パジャマスタイルを全部コピーされたんですね。

僕らが買っているようなマーケットに人が集まるようになっちゃった。

なのでこれから先のことを考えると、ヴィンテージをメインに扱うのももちろんですが、オリジナルのものに変えていかないと、先がないぞと。

そんな危惧から作り始めたんですよ。

タナ
僕、この類のテントを自分で経験したことないんですよ。
よろしければ、このオリジナル商品、色々教えていただいてもよろしいですか?

キャンプギアについて

ラクーン5

このキャンバスはですね。

コスト面で考えて中国製とか、最初は探したんですけれども、ここまで目が整ってて、しかも撥水効果があります。

なおかつヴィンテージカラーっていうものが存在しないんですね。

なので日本の倉敷、倉敷頒布って岡山県のですね。

有名なメーカーと一緒にコラボレーションというか、共同開発をして作ったんですよね。

タナ
ちょっとこれ素手で触っていいですか?
そんな無茶苦茶、分厚いってわけではないですね。

あまり厚いとゴワついて、扱いづらいってこともあるんですよね。

タナ
重量も重くなるし

女性が使われるテントとして意識していて、滑らかさとか質感を最優先にしなければならない。

タナ
下にはスカートがあって、これがロゴですか?

そうです。パジャマムーン。

タナ
あと窓とかもすごい特徴的ですね。

格子窓ですね。これも70年代のレトロテントには、大体格子窓っていうのは付いてますけど。

そういう文化っていうのは、一度無くなったんですよ。一度、絶滅してるんです。

タナ
このテントのブームが?

ロッジテントっていうんですけど60~70年代にあったムーブメントで、それ以降がないんですよね。

こういうものを作れる工場がないんですよ。日本で探したんですけど死ぬほど高い。

タナ
(値段が)高い。

こういうようなものを、そもそもやってない所が多いんですよね。

タナ
これは何なんですか?

これプリントです。

ビニールにプリントしてあるんで、なおかつ(プリントが)取れないんですよね。

タナ
このプリントが?

アウトドアで使うものだから、折ったり曲げたりするじゃないですか。

そういうのでプリントが甘いと、これが剥がれちゃうんですよ。

タナ
耐久性ですね。

なので、それ(工場)を探すのに大体2年ぐらいかかりました。

海外でいい工場を見つけて、やっと前進はしたんですけど。

やはり、これが作れないとロッジは作れないんですよね。

タナ
ちょっと、じゃあ中いいですか?

どうぞ!

タナ
失礼します。中あったかいですね。天井の高さが結構ありますね。

体を曲げなくても使えるように。

タナ
これはちなみに何人用のテントなんですか?

オフィシャルでは5人用ってなってるんですけど、大体3~4人。

あるいはソロからデュオですね。

タナ
今、この感じだと2人でコットと下で寝て、この辺でゆったり調理もできるし。
リビングとして楽しめるっていう広めの前室もあるっていう感じですね。

そうですね。2人もそうですし、あと小さいお子様がいるご家族。

タナ
確かに家族とか良いですね。
このテントなんですけど、まず入り口がここにあって、これもカーテンになってるんですか?

これもカーテンです。マジックテープで取れます。

タナ
これを全部閉めると目隠しにもなるし、開けておけば可愛らしくなるという感じですね。

窓があることが面白いなって感じるのは、外を内側から眺めることができるし、外側からも中を見ることができることですね。

結構、新しい感覚ですよね。ここを跳ね上げて、ファスナーで開くようになってるんですけど。

タナ
ここですか?

ここがバーンと開くんですよ。

タナ
ここから、ここまでが開くってことですか?

外見ていただければ、分かりやすいんですけど。

タナ
なるほど! この1.5mくらいが上にせり上がるということですね。

そこをポールで支えてあげて、この日さしみたいになるんですよね。

そうすると風通しも良くなって、春先から夏は、もう必需品なんですよ。

タナ
なるほどね!

形状的に密閉されやすい構造なんですよね。

なので、こういうような通気性とか持たせるのが非常に大事なことですよね。

[bubble class="tana"]ぐるっと回っても良いですか?
ちなみにこの設営、イメージ的にすごい大変なのかなと思ったりするんですけど、いかがですか?

これはね。そんなに大きいサイズではないので、慣れれば10分ですね。

タナ
10分、1人で?

そうですね。全然できます。

タナ
女性でもいけます?

いけますね。

タナ
テント周辺には全部スカートが付いていて、これはなんですか?

これはオプションなんですけど。

今は、こういう感じでレイアウトはしてないですけど、ここで物とか、入れられたりとかもできるし、色んな使い方ができます。

タナ
これの置き方によっては通れますもんね。こっから見ると、また雰囲気がいいですね。

ちなみに、これがダブルファスナーになってるんですよ。

こんな感じで空気孔にもなり、ここから薪ストーブの煙突を出すっていうやり方もありますね。

タナ
上が白の生地なんですね。

そうですね。

タナ
これは基本的には、同じ生地を使ってるんですか?

そうですね。合わせてあります。

タナ
ここだけ形状が特殊ですけど、出窓みたいな感じですか?

そうですね。出窓になってますね。キッチンスペースって言われますよね。

タナ
しかもメッシュ、ここは。これも開くんですか? これは開かない?

これは開かない。

タナ
下もまたビニールになってるんですね。
開けようと思えば、4ヶ所くらいは開くってことですね。

なので暑い夏でも日差しが強い時にも、すごく良いと思います。

タナ
ここからしか見えないんですけど、天井が二重になってるんですか?

あれば天井幕って言いまして、夜露を防ぐんですよね。

気化した熱が、たまにポタポタ落ちてくる時があって、あれがあると一切、結露がない。

あとは天井が低くなるんで温熱効果がありますね。

タナ
空気量が狭まるからってことですよね。

なので、あるのとないのとじゃ、随分違うんですよね。

デザイン的にもそうですけども、やっぱり横のデザインが加わるから優雅に見える。

タナ
オシャレですね。なるほど、ありがとうございます。

これがテント名ですか? ラクーン5(5人用)、248,000円プラスTax。

基本的には受注生産なんですね?

そうですね。先ほどあったバックエントランスとかはオプションですね。

こういう仕様にして欲しいんだっていうお客さんには、オプションで受けてます。

その場合、さらにプラスという形ですね。あとはカラーをカスタムできます。

タナ
色も変えられるんですか?

変えられます。基本的に僕らが扱っているものは、全部同じ倉敷頒布なんです。

タナ
これ以外にもいっぱい売られてるんですね。

全部、これもこれも全部、自分のです。

タープ:【パジャマムーン】パジャマタープ

タナ
ざっくり何か、それぞれの特徴とかいいですか?

これはカスタムタープ。パジャマタープっていうんですけど。

タナ
パジャマタープ。

コットンでストライプの質感を出してみたいなっていう思いがありまして。

倉敷頒布で作ってみたんですけど、サンブレラタープってあるじゃないですか。

サンブレラってプリントですけど、裏も表も楽しめるじゃないですか。

その部分を何とかコットン100%で再現してみたいなっていう思いがあって、実際作ってみたんですよね。

タナ
結構、デカいですよね。

これは4m×5mかな。

タナ
これで、おいくらですか?

これは10万円です。ここは実は山本社長の担当なんで。

薪ストーブ:【新保製作所】 ロマンチカル薪ストーブ

タナ
今、タープまでお聞きしたんですけど。
せっかくなんでギアというか、これもすごいなと思って、これ何ですか?

山本さん:新保製作所のロマンチカル薪ストーブの限定色スタイル。

タナ
わりと昔の物ってことですか?

山本さん:そんなことはなく。ここに1年間くらい置くとこうなります。USED加工です。

佐藤さん:外に出しっぱなしってことです。

タナ
結構、サイズ大きいですよね。

山本さん:そうですね。わりと大きいサイズで、大きい薪も入ります。

マトリョーシカ煙突っていうタイプで、全部重ねて入れると一番下の筒と同じサイズになります。

なんで、この中に収納して。

タナ
箱分(の大きさ)だけで持って来れるってことですね。昨日はここで寝たんですか?

山本さん:こっちで寝ました。

タナ
ここもサイトなんですね。

アウトドア用絨毯

佐藤さん:ちなみに、そこの四角い絨毯が彼のお店で扱ってるアウトドア向きのやつです。

タナ
あ、これ。

山本さん:裏がこういう風に滑り止めがついているような感じで、畳むとこのくらいの大きさになります。

タナ
薄いってことですか?

山本さん:薄いです。

触ると、結構ツルツルの素材になってて、中にゴミとか砂も入りにくくて、水捌けも良いので丸洗いもできます。

向こうのは土足で使えるように作ったマットです。

タナ
最初から土足を想定されてるってことですか?

山本さん:そうですね。

タナ
裏がゴムというか。こういう水の所に、そのまま置いても問題ないと。

山本さん:この地も普通に洗えちゃう。

タナ
水をぶっかけても大丈夫ですか?

山本さん:大丈夫です。汚れてもガシガシ、デッキブラシみたいなので洗えます。

タナ
グランドシート要らずってことですね。

山本さん:そうですね。


タナ
ちなみに、ここら辺っていくらぐらいするもんなんですか?

山本さん:こちらのが12,800円で二畳サイズです。

タナ
これが、そのサイズ?

山本さん:そうですね。これが、ちょっとお値段がして98,000円です。

タナ
グッと上がるわけですね。

山本さん:そうですね。あとは、ベアボーンズのカバーとかですね。

ランタンシェード

タナ
あのカバーも売られてるんですね。雰囲気は、こういったサイトには合いますね。

タープ:【パジャマムーン】リトルウィング

タナ
今、こちらを聞いたんで他の形とかも教えていただきたいんですけど。

こちらは、うちが今、メインで出しているリトルウィングのシリーズの一つなんですけど。

タナ
リトルウィング。ちょっとちいさいですね。

一応、3人用なんですね。家族で使えるのと、基本的に女子層をイメージして作った幕なんですけどね。

タナ
このタープもですよね?

このタープもそうですね。

タナ
これなんか形状が変わってますね。
張り方が下にしているから、こうなってるんですね。

そうですね。結構、三角テントに相性が良いタープの張り方なんですよね。

まず基本形がリトルウィング。

シングルウォール:【パジャマムーン】 リトルウィング

これがシングルウォーム。面積的には2m×2m。

タナ
2m×2mですね。

ちょうどコットを置いてリビング的に使える。二股ポールなんで面積が広くとれる。

タナ
あっちもこっちも二股なんですね。

アルミフレームなので非常に軽量。女性が扱いやすい物っていうのを意識して作ってますね。

タナ
これでおいくらですか?

これで128,000円、プラスTAXです。

タナ
これもさっきと生地、一緒ですよね?

そうです。超撥水の倉敷頒布です。

タナ
重たさ的には、これで何kgなんですか?

フレーム込みで10kgいかないですね。

タナ
これも色違い?

そうです。

タナ
色ってどれぐらいカスタムできるもんなんですか?

基本的には当社で制作しているカラーの倉敷頒布がある限りなんですね。

8種類くらいから選べるんですよね。

タナ
例えば、ここの黒の所だけ赤にしたいとか、そういうことはできるんですか?

できます。

タナ
(色を)変えると(値段は)変わるんですか?

多少変わるくらいですね。オプション的にね。

タナ
さらにいうと、こちらには窓がありますけど。

細かいカスタムもできます。

ぢんまく

タナ
これは何ですか?

これは「ぢんまく」といいまして。人とは違う変わった物の風よけっていうのを作ってみたんですね。

目線が隠せるので、風よけもそうだけどプライバシーの保護にも繋がるんでね。

テント:【パジャマムーン】リトルウィング クラシック

タナ
これが(リトルウィングの)違うバージョンってことなんですか?

リトルウィングのクラシックといいまして、ダブルウォールですね。

これがシングルウォールで、要するに二重構造ですね。

インナーが中にあるんですよ。

タナ
あ、ここがね。なるほど!

さらには上にフライが乗っかって、後ろにベンチレーターがあるんですよ。

大体、これくらいのサイズのストーブを入れて使ってますね。

タナ
これは、またちょっと値段が違うんですか?

これは148,000円

タナ
少しやっぱり高いんですね。

そうですね。

ストーブ:【センゴクアラジン】

タナ
ちなみに、このストーブはどこのですか?

これセンゴクアラジンのストーブです。

タナ
センゴクアラジン?

これガス缶で使えるんですよ。

タナ
えっ!? ガス缶で使えるんですか? めっちゃ良いじゃないですか!

ガスコンロ内容は

タナ
つけるのも簡単なんですか?

速攻で暖かくなるんです。

タナ
ガスだから、パッとつくわけですね。これいくらぐらいするんですか?

これは28,000円ぐらいかな。

タナ
ストーブにしては、結構、お値打ちですね。

そうですね。

タナ
やっぱ灯油持ってくるのは大変そうですよね。これでどのくらい持ちます?

これはガス1缶で4時間だったかな。

タナ
4時間! じゃあ2缶持ってけば1泊くらいはって感じですかね。

テント:【パジャマムーン】ソレイユDX

タナ
他にはあります?

ソレイユDXっていう物です。

パッと見、リトルウィングなんですけどね。

ただこれは前室がつくんですよね。

火が上がっても燃えないので、ここにキッチンとか出したりとか、ここで焚き火したりとかできます。

タナ
この生地は基本、火に強いんですね。

そうです。

タナ
断熱性と。198,000円プラスTAX

これはカスタムしてあるんでね。こちら両面エントランスで、こちらも閉じられるんですよね。

タナ
ほんと色々、カスタムできるんですね。

そうですね。A型テントを基本にして、色々アイデアを詰め込んだものを作っておりますので。

タナ
もしよければ、この業界昔ながらで、比較的有名なものとか、これ見ると面白いかなみたいなものがあれば、ご紹介をお願いします。

テント:【マルシャル】

タナ
マルシャル、マルシャル行きます!
25万円プラスTAX やっぱいい値段しますね。

そうですね。基本的にものすごい状態がいいものなので。

タナ
当時のロゴのままってことですよね。

もちろん! だから、もうほとんど使用感がないんですよね。

それでの25万円だったら、安い方ではありますけどね。

色が抜けてるとか、そういうものは結構あるんですけど。

タナ
これ、なんか更衣室みたいになってますね。

ちょうど、そのインナーの真ん中が使えるんですよ。

カーテンで仕切りになって、着替えたりできるんです。

タナ
両サイドに寝れる場所があると、1人ずつ寝れるみたいな。
これが結構、海外では有名なんですか?

昔から玄人の方が好んでる感じです。

タナ
どこの国なんですか?

フランスです。1980年代に日本で代理店があったんです。

ニチヨウさんというところが、マルシャルを販売してたんですね。

その頃の名残で50~60代の方々は懐かしいといわれる方もいます。

タナ
一時期使ってた人がいたんですね。

日本で一番、愛好者が多いブランドでもあります。

タナ
この形のテントで?

そうです。

タナ
すごい勉強になるな~。色々と教えていただき、ありがとうございます!
今日、この後もこのイベントで突撃取材をさせていただこうと思います。

おわりに

レトロテントについて、色々と勉強をさせてもらったインタビューでした。

また多くのオプションやカスタムが用意されていて、自分だけのテントが作れるというのも魅力のひとつだと感じました。

この後も突撃取材をさせていただきましたので、ご期待ください。

タナ
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

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