こんにちは!タナちゃんねるのタナです。
キャンプやアウトドアなど、夏のレジャーには欠かせないクーラーボックスの比較動画です。
実際に氷を入れ、保冷力や氷の溶け具合を試してみようと思います。
今回は、キャンプで人気のAOクーラー・ロゴス・コールマンのほか、釣りで人気のダイワのクーラーボックスもチェックしてみました。
ぜひ動画でゆっくりとご覧ください!
目次
各クーラーボックスの紹介
AOクーラー
最初に紹介するのは、AOクーラーのソフトタイプです。僕は持ち運びの際クルマに荷物をギチギチに積むので、入れやすさという点でソフトタイプを愛用しています。
今回、これまで使っていた他のブランドのものに加えて、新たにこちらのAOクーラーのものを購入してみました。中を実際に開けてみると、ステッカーと、使い方の説明の紙が入っていました。
使い方のコツ
説明書にいろいろと参考になる情報があったのでご紹介します。
まず、クーラーボックスに入れるものは、冷えた状態・または凍った状態で入れると保冷力を最大限に活かせるということが書いてあります。逆に、冷えていない缶12本と900gの氷を一緒に入れた場合、氷が溶けてしまうそうです。
あとは、良質な氷を使うということです。一般的な家庭で作られた氷と、市販されている氷では保冷力に差があるそうです。本日は、外で買ってきた氷を使うので、比較的保冷力はあるだろうと思います。
氷の特性として、ブロック状の氷は長持ちし、細かい氷はすぐ溶けてしまうものの中の物を冷やすには適していると書かれています。うまく組み合わせることによって、すばやく冷やしたり、温度を長持ちさせたりできるのですね。
それから「ああ、そうなんだ!」と思ったのが、温度を保つためには氷が溶けたあとの水は捨てないで、ということです。これまで僕は水が溜まるとすぐ捨てていたんですが、捨てないほうがいいようです。
あとは、ちゃんと閉めるとか、氷はなるべく多めに入れるということが書いてあります。
紹介
こちらのクーラーボックスは、容量が11.35Lです。350mlの缶が12本と2.2kgの氷が入ります。
今日は、大小のペットボトルのコーラを実際に入れてサイズ感を見てみます。
大きいサイズのコーラを縦に入れてもきちんとファスナーが閉まります。横向きに入れると若干ぎりぎりな感じですが、入れられないことはないです。
左右に一組ずつ付いているバックルを留めると、四角いボックスのような形になります。デザインもおしゃれでカッコいいですね!これは気に入りました。
容量が11.35Lなので、釣具メーカーの8Lのハードケースと比べると少しだけ大きめです。僕が今まで使っていたコールマンのものよりは少し小さいですね。
バックルを留めて四角くした状態でも、ポケットのファスナーを開けることができます。ただこのスペースは保冷効果はありません。メインのファスナーもバックルを留めたまま開けられるので、どこかに持っていくときは常にこの四角い状態でも良いのではないかという気がします。
- AO Coolers(エーオークーラー) キャンパス ソフトクーラー
重量:907g
容量:11.35L
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ダイワ
続いては、釣具メーカーのダイワの8Lのものを買ってみました。ソロキャンプで使うので、小さめで良いかなと思いこちらにしました。
開け方は一般的なクーラーボックスと同じように、フタの留め具をぱちんと外す形です。
中を開けると、肩掛け用の紐が入っていたので、さっそく装着してみました。底の部分にも通して取り付けるようにということです。
サイズ的には小さめで、1.5Lのペットボトルを斜めに入れた状態で、ギリギリでフタが閉められます。
500mlのペットボトル2本は、倒した状態で余裕で入ります。そこにプラスして1.5Lのものを入れようとすると、さすがに入らないですね。
フタに小さな開閉部分が付いていますが、500mlのペットボトルは通らない大きさです。もっと小さいものなら出し入れできるかな?という感じです。
- ダイワ クーラーボックス クールライン S-X
自重:1.7kg
容量:8L
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ロゴス
ロゴスのハイパー氷点下クーラー、僕が持っているのはMサイズで容量12Lです。こちらは折り畳んだ状態だとけっこう小さいです。
とはいえ、AOクーラーと比べると横の部分にハード素材が使われていることもあって大きく感じるのではないかと思います。折り畳むことができる分、ハードボックスに比べるとコンパクトな印象です。
2Lのペットボトルもスムーズに出し入れできるので、入れやすさという点では悪くないと思います。シルバーの感じもおしゃれですよね。AOクーラーと同様、僕はかなり気に入っているので、今後も使っていきたいアイテムです。
- ロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結・氷点下パックM
クーラーバッグ総重量:約900g
クーラーバッグ容量:約12L
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コールマン
こちらのコールマンのクーラーボックスはもう5年くらい使っています。中に底板が入っていて、それによって形を維持できるようになっています。
大きさは、スパイスボックスとヘリノックスの椅子を入れても余裕がある感じです。
ソロキャンプの一人分の食材だけを入れるには大きいので、僕は食材等だけでなく、キャンプ道具も一緒に入れて持っていっていました。
横の金具がプラスチックなので、重たいものを入れて持ち歩くのは少し不安もあります。とはいえ、今まで一度も外れたことはありません。
AOクーラーやロゴスのものに比べると保冷力は若干劣るように感じていますが、わりと安価なことと、持ち運び性に優れていること、コンパクトで軽いことなどがあってこれまで使っていました。
- Coleman(コールマン) エクストリーム アイスクーラー
容量:25L
重量:1100g
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3種類比較
今日は温度計を使って、実際にクーラーボックスに氷を入れてみてどれくらい保つのか試してみようと思います。
今の温度はおおよそ26〜27度。3台の同じ機種の温度計がほぼ同じ値を示しています。
お店で、袋入りの氷を3つ買ってきています。AOクーラー・ダイワ・コールマンの3種のクーラーボックスそれぞれにこの氷と温度計を入れて、溶けるスピード等を測ってみます。
こんな形で、各クーラーボックスに氷と温度計を入れました。
1時間おきに、温度や氷の溶け具合をチェックします。
今回は室内でテストしているので、アウトドアの環境とは少し違うかも知れません。室温は今26度くらいです。空調は特に入れずに、この状態でどうなるか見てみようと思います。
1時間後
1時間経過しました。
コールマンのクーラーボックスの中の温度は14.6度。氷は少しだけ溶けています。
AOクーラーは、中の温度は9.4度。氷は少しだけ溶けていますが、コールマンに比べると溶け方は少ないです。
ダイワは、13.6度。氷はこの中だと2番目に溶けている感じです。コールマンほどは溶けていないけれど、AOクーラーに比べると溶けていますね。
今のところは、AOクーラーが最も温度が低く、氷も溶けていませんでした。一番氷が溶けていたのはコールマンでした。
約4時間後
約4時間経過しました。
コールマンは13.5度。氷はだいぶ溶けてきていますが、まだ形が残っている氷もあります。
AOクーラーは14.9度。氷はまだかなり残っています。コールマンに比べると溶けた量は大幅に少ないです。
ダイワは15.7度。氷はAOクーラーに比べると少し溶けているようです。でもコールマンに比べると溶けていないですね。
約6時間半後
約6時間半経過しました。
コールマンは13.5度。氷はかなり溶けてしまっていて、少しだけ氷が残っている状態です。
AOクーラーは14.1度。氷はコールマンよりもだいぶ残っています。1/3くらいは残っていると思います。
ダイワは15.4度。氷はある程度残っていて、AOクーラーとほぼ同じくらいです。先ほどチェックしたときは少しダイワとAOクーラーで差を感じましたが、今回はあまり差がありません。
そもそもの容量が違うので単純比較はできませんが、かなり保冷力の差が感じられます。
約8時間後
約8時間経過しました。
コールマンは19.3度。氷は上の方にわずかに残っているだけで、ほとんど溶けています。
AOクーラは14.2度。氷はだいぶ溶けてきましたが、まだ残っています。コールマンに比べるとかなり残っています。
ダイワは13.9度。氷はAOクーラーとほぼ変わらないか、少し多く残っているかもしれません。
思った以上に、時間が経つほどにダイワが追いついてきた印象です。
AOクーラーとダイワのクーラーボックスは同じくらいの保冷力がある印象でした。実際には、クーラーボックスのサイズや周囲の環境によって大きく変わるところもあるかと思いますので一概には言えませんが、ひとつの例として参考にしていただければと思います。